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●革新によって新たな命が吹き込まれる「中国古代の交響楽」

革新注入新的生命力 「中国古代交響楽」)       人民網日本語版 2022/06/25

打楽器と管楽器の編成で演奏される「西安鼓楽」は、中国国内でこれまでに誕生し、最も整った形で保存されている大型の民間器楽形式の1つで、「古代の交響楽」「中国古代音楽の生きた化石」などと称えられる。

西安鼓楽の楽譜は唐-宋時代の俗字による記譜法を今でも使用し、1千年以上にわたり、民間の音楽名人、音楽家、アーティストらが口伝えで楽曲の魂を伝承してきた。現在、陝西省西安地区で活動する鼓楽社は6社だけとなり、東倉鼓楽社はその中の1つだ。同社は数十年にわたり、伝統的スタイルで古代の楽曲を習い伝え、披露してきた。

2021年、唐時代の音楽と踊りのパフォーマンス「大唐楽舞」と東倉鼓楽が融合した革新的な舞台劇「鼓」が上演され、これまでにない音楽編成、ストーリー性と娯楽性を兼ね備えたスタイルにより、「千年の生きた化石」に新たな生命を吹き込んだ。

今年4月、東倉鼓楽社の若いメンバーがショート動画プラットフォームでオンライン中継を始めると、わずか2ヶ月でアカウントの登録者は4千人から40万人近くに増え、視聴した人は2千万人以上になり、インターネット全体の検索数は1億回を超え、中国国内はもとより海外でもますます多くの視聴者が唐時代の響きに耳を傾けるようになった。

東倉鼓楽社を主管する斉興峰さんは、「今後、私たちのパフォーマンスは伝統的な鼓楽の定番曲を演奏するだけでなく、より多くの革新的なパフォーマンスも行なって、人々に気軽で楽しいスタイルで西安鼓楽に触れてもらい、それが好きになってほしい。すでに習ってみたいという人がたくさん出てきて、私たちは鼓楽の継承に希望の光を見いだしている」と話した。(編集KS

© 新華社 西安市にある大唐芙蓉園で撮影された大唐楽舞と東倉鼓楽が融合した革新的な

 舞台劇「鼓」の舞台写真。(撮影・劉瀟)

 

●中国発ファッションが日本で躍進 ソフト・ハード力が向上しブランド続々

来自中国的時装在日本躍進 硬軟件提昇 品牌相継出台

                                             AFPBB News  2022/06/25

【東方新報】格安のアパレル通販サイトや高級ブランド店、個性的なコスメなど、中国発のファッションが日本でも広がりつつある。

 中国でも「30代以上は知らないが若者の間では大人気」という不思議なブランドが、通販専門のファストファッションブランド「希音(シーイン、SHEIN)」。日本語サイトを見ると、バッグやワンピース、財布などが1000円未満、ピアスは100円足らずなど驚きの低価格で販売している。

 商品の企画・製造から流通までのサプライチェーンをすべて中国国内で構築しており、小ロット生産、早い納品サイクル、大量の商品販売が強み。世界150か国・地域に展開し、「安くオシャレをしたい」若い女性の必須アイテムとなっている。

 特に2020年からのコロナ禍で世界各地の店舗が閉鎖され外出できない日々が続く中、一気に売り上げを伸ばした。ECアプリでSHEINのダウンロード数がアマゾンを抜いて1位になったことも。2021年の売り上げは157億ドル(約2827億円)。ザラやH&M、ユニクロなどのファストファッション界の巨人に肉薄している。

 中国ブランドの実店舗も進出している。高級レディース「ICICLE(アイシクル)」は昨年9月、大阪の阪急うめだ本店に出店した。アイシクルは「メイド・イン・アース」をコンセプトに、高品質の天然素材を使用した環境に配慮した製品を開発。パリと上海のアトリエから現代的なデザインを発信している。コートが16万円、ドレスが10万円、パンツが7万円などラグジュアリーな高価格帯に切り込み、日本では今後も都心の百貨店やファッションビルへの出店を計画している。

 高級メンズ「単農」は2020 年に東京・南青山に1号店、21年に松屋銀座に2号店を出店した。中国やイタリアの高品質な素材、そして和紙を織り込むなどの日本の素材や技法を多用。「現代のクラシック」をテーマにした製品は注目を集めている。

 日本のドラッグストアや若者向け雑貨店では、「中華コスメ」のコーナーが目立つようになってきた。中国神話や西洋占術などのファンタジーな世界観をテーマにしている「GIRLCULT(ガールカルト)」、ヴィーガン・クルエルティフリー(動物由来の成分を使用せず、動物実験をしていない)コスメの「DiTO(ディト)」など個性的なブランドが次々と進出している。

 中国は2000年前後から世界の衣料品生産の拠点となり、20年間にわたり多種多様な衣料品を生産。生産インフラやノウハウを蓄積してきた。同時並行で海外にファッション留学する若い中国人が増え、企画・デザイン力を身につけてきた。日本などへの海外進出が活発になってきたのは、向上したハード・ソフトの力が結合した成果といえる。(c)東方新報/AFPBB News

© CNS 宋敏濤

 

●中国・日本間の「黄金航路」、青島大阪RCEP快速航路が開通

・日本間「黄金航路」、青島-大阪RCEP快速航路開通) 新華社 2022/06/21

【新華社青島621日】中国山東省青島市の青島大港と日本の大阪南港を結ぶ中日RCEP(地域的な包括的経済連携)協定快速航路が18日、正式に開通した。中国・日本間の「黄金海上航路」の開設は、青島港でここ数年実施されていなかった日本とのロールオンロールオフ船(RORO船)によるコンテナサービスの空白を埋めた。今後は荷主の時間とコストをさらに削減し、両国間の貿易を強力に促進していく。

RCEP協定が正式発効した今年11日、青島市市北区政府と中国郵政集団青島分公司、日通国際物流(日本通運の中国法人)、東辰航運(DCL)の4者は中日RCEP快速航路プロジェクトに関する戦略提携協定に調印。各方面の注目を集めた中日間の「黄金航路」は、6カ月余りの準備期間を経て正式に開通した。

青島港を管理運営する山東港口青島港集団の李武成(り・ぶせい)総経理は同航路について、中日韓3国の貿易量の激増を好機と捉え、中国北方地区と日本との間に開設した最初のRCEP貿易快速物流航路だと説明した。

李氏によると、新航路の所要時間はわずか36時間。貨物の積み降ろし速度と高速船の強みを生かすことで、通常の貨物船で23日かかる所要時間を約半分に短縮した。事前申告や到着即時輸入許可制度も導入した。初年度の貨物取扱量は13TEU20フィートコンテナ換算)、乗用車輸入は2500台を見込んでおり、荷主の時間とコストを削減し、貿易の発展を強力に促進する。

青島港ではRCEP発効に伴い、日本の東京港、川崎港、横浜港に向けた青島-京浜航路も運航を開始している。中日間の新航路の開通は、両国の貿易の発展を後押ししていく。(記者/王凱)

© 新華社 18日(青島=新華社配信)

*左・右:青島大港と大阪南港を結ぶ中日RCEP協定快速航路の開通式

*中:青島市の青島国際クルーズ港区(資料写真)

 

●科学技術愛好家、古代の産業技術書から発明品を復元 中国重慶市

科技愛好者復元古代産業技術書上的発明品 中国重慶市)  新華社 2022/06/20

【新華社重慶620日】中国重慶市沙坪壩(さへいは)区開心農場古科技研究開発センターの湯家禄(とう・かろく)さん(75)は古代科学技術の愛好家。湯さんは中国古代の産業技術書「天工開物」や「王禎農書」などから図面を写し、実地調査や実験を繰り返して、古代の生産技術に関する発明品数十点を復元した。中には、漢代の「垂直軸型風車」「水連九磨」なども含まれている。

 湯さんは、農業大国としての中国は、古代発明品の中で農業機械が比較的多いと説明。ゆくゆくは古代科学技術博物館を建設し、農業生産技術、紡織、輸送手段などを復元して、より多くの人々にさまざまな発明を分かりやすく展示したいと考えている。(記者/劉恩黎、黄偉)

© 新華社

 

●ギターの世界的産地、貴州省正安県の躍進

吉它世界的産地、貴州省正安県的躍進)             新華社 2022/06/16

 【新華社貴陽616日】中国貴州省遵義市正安県はギターの生産量が世界の約7分の1を占める一大製造拠点として知られる。同県のギター産業はこの数年、メーカー100社以上の集積地に成長、大量のギターを世界各地に輸出している。地元企業は従来のOEM(相手先ブランドによる生産)に加え、ハンドメイド品の自主開発やブランド構築に向けた模索も始めた。

 発展の不均衡是正を目的とする東西部協力政策も、県内のギター産業に新たな発展の契機をもたらした。広東省珠海市横琴新区は2千万元(1元=約20円)を投じて正安のギター工場建設を支援し、生産施設と需要の不整合を解消した。また、正安県のギター製造企業は珠海市の貿易企業と提携し、輸出ルートを徐々に拡大している。(記者/周宣妮、斉健、施銭貴)

© 新華社

 

●世界のディズニーパーク制覇ツアー開催へ 全12施設、1480万円から

世界迪斯尼楽園制覇游 全部12施設、1480万日元起

                                              共同通信社 2022/06/16

 【AFP=時事】米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは来年7月、熱烈なファンを対象に、ディズニーパーク全12施設を巡る世界一周ツアーを開催する。料金は1109995ドル(約1480万円)からと、高めの設定となっている。

「ディズニーパーク世界一周 プライベートジェット・アドベンチャー(Disney Parks Around The World – A Private Jet Adventure)」と銘打たれたこのツアーの最大募集人員は75人。24日かけて米国のカリフォルニア州、フロリダ州、中国の上海、香港、仏パリ、日本のパークを巡る。

 パークがない国にも立ち寄り、インド・アグラのタージマハルやエジプト・ギザのピラミッドなども見学する。

 パンフレットによると、米SF映画「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親、ジョージ・ルーカスさんが米サンフランシスコ郊外に造った静養施設「サミット・スカイウォーカー・ランチ」にも宿泊できる。

 各地での滞在時間をできる限り長く取れるよう「アイスランド航空が運航するVIP仕様のボーイング757型機の直行便でぜいたくに移動する」という。

 1109995ドルは21室の料金で、1人で申し込む場合は少なくとも1995ドル(約150万円)の追加料金がかかる。

 12歳から参加可能だが、子ども料金は設定されていない。米ロサンゼルスに集合、フロリダ州オーランドで解散となる。(c)AFP 【翻訳編集】AFPBB News

 

●在大阪中国総領事館が盆栽触れ合いデーを開催し、中日の民間交流を促進

 (中国大阪総領館挙行盆景交会促進中日民間交流

                                           人民網日本語版 2022/06/15

在大阪中国総領事館と春花園BONSAI美術館の共催による中日盆栽文化交流・体験イベント「盆栽触れ合いDAY」が、このほど大阪の万博記念公園で開催された。同総領事館の薛剣総領事は挨拶で「中日国交正常化から今年で50年になる。中日共通の盆栽文化の体験を通じて、双方の理解と友情を増進し、中日民間交流の良い方向への発展が後押しされ続けることを希望する」と述べた。

薛総領事は「盆栽芸術は中国の唐代に始まり、後に日本に伝わった。両国の盆栽芸術は長い歴史の中でそれぞれ発展を遂げ、各々特色があり、世界的に名声を博しており、盆栽文化は中日の文化的交流と相互参考の大きな象徴でもあると言える」と指摘。

「中日友好は大勢の赴くところ、人心の向かうところである。中日友好に資することなら、どんなに小さな事でも、地に足をつけて一つ一つやっていけば、必ず次第に積み重なって勢いを成し、大局を動かす大きな力にすることができるだろう。日本の友人達がこのイベントを契機に、さらに中国に近づき、中国文化に親しみ、中日民間事業に積極的に身を投じて、両国関係の改善と発展に前向きな力を捧げることを希望する」と述べた。在大阪中国総領事館と春花園BONSAI美術館の共催による中日盆栽文化交流・体験イベント「盆栽触れ合いDAY」が、このほど大阪の万博記念公園で開催された。同総領事館の薛剣総領事は挨拶で「中日国交正常化から今年で50年になる。中日共通の盆栽文化の体験を通じて、双方の理解と友情を増進し、中日民間交流の良い方向への発展が後押しされ続けることを希望する」と述べた。

薛総領事は「盆栽芸術は中国の唐代に始まり、後に日本に伝わった。両国の盆栽芸術は長い歴史の中でそれぞれ発展を遂げ、各々特色があり、世界的に名声を博しており、盆栽文化は中日の文化的交流と相互参考の大きな象徴でもあると言える」と指摘。

「中日友好は大勢の赴くところ、人心の向かうところである。中日友好に資することなら、どんなに小さな事でも、地に足をつけて一つ一つやっていけば、必ず次第に積み重なって勢いを成し、大局を動かす大きな力にすることができるだろう。日本の友人達がこのイベントを契機に、さらに中国に近づき、中国文化に親しみ、中日民間事業に積極的に身を投じて、両国関係の改善と発展に前向きな力を捧げることを希望する」と述べた。

会場には、1970年に大阪万博が開催された万博記念公園が選ばれた。薛総領事は「3年後に再び大阪で万博が開催され、中国も出展する。我々は、中日の盆栽専門家が交流を深め、万博開催時に中日共同創作の盆栽作品を出展することで、中日共通の伝統文化の記憶をさらに呼び覚まし、活性化して、中日を含む世界各国の来場客に東洋文化の独特の美を展示することを目指すよう、心より期待する」と述べた。

溝畑宏・大阪観光局理事長は挨拶で「日中両国の共有する盆栽文化を切り口に、両国の文化・芸術及び民間交流に着眼することで日中国交正常化50周年を記念する今回のイベントは、独特の風格を備えるものと言える」と指摘。また、新型コロナの収束後には、来日して大阪を訪れ、日本文化の独特の魅力を体験する中国人観光客が増えることに対する期待を表明した。

同日会場では、日本の盆栽の大家である小林國雄氏による素晴らしい知識講座が開かれた。参加者は盆栽づくりを体験しただけでなく、その歴史的発展、芸術性、魅力、中日両国の広範な文化交流などについて、熱心に語り合った。

(編集NA

© 人民網日本語版 610日 左から右

*「盆栽触れ合いDAY」で挨拶する薛剣総領事(右)と、盆栽で使う石を見せる小林國雄氏(左)

 (撮影・呉穎)

*在大阪中国総領事館の開催した中日盆栽文化交流体験イベント「盆栽触れ合いDAY

 (主催者提供)

*盆栽作りを体験する薛剣総領事(左)と中日友好関係者(主催者提供)

 

●スーパームーン、世界各地で観測

世界各地観測到的超級月亮)                    新華社 2022/06/15

【新華社北京615日】世界各地の夜空に14日夜、「スーパームーン」が出現した。今回の満月は今年2番目の大きさとなった。

© 新華社  14日、新華社配信 左から

*シンガポールのマリーナベイ・サンズ上空に昇るスーパームーン(シンガポール=鄧智煒)

*中国江蘇省蘇州市上空に昇るスーパームーン(蘇州=杭興微)

*スーパームーンに映える中国江蘇省南京市の大報恩寺にある大報恩塔(南京=蘇陽)

*ギリシャ・アテネ付近のスニオン岬から見た、ポセイドン神殿に昇るスーパームーン(アテネ)

*エジプト・ギザの大ピラミッドに昇るスーパームーン(カイロ=隋先凱)

*トルコ・イスタンブール上空に昇るスーパームーン(イスタンブール=沙達提)

*スーパームーンに映えるマルタ・フロリアーナの建物(フロリアーナ)

*オーストラリアにある観光スポット、ピナクルズ上空に昇るスーパームーン(パース=白雪飛)

*シンガポールのマリーナベイ・サンズ上空に昇るスーパームーン(シンガポール=鄧智煒)

 

●中日韓協力国際フォーラムが開催 未来志向の三国協力に焦点

日韓合作国際論壇召開 焦点未来志向的三国合作)    新華社 2022/06/15

【新華社ソウル615日】韓国のソウルで14日、中日韓協力国際フォーラム2022が開催された。今年のテーマは「未来志向の三国協力-恒久の平和、普遍的な繁栄、共通の文化」だった。

 

BtoBライブ配信で日本酒の中国市場開拓を支援

BtoB直播支援日本酒開拓中国市場)         Jetro ビジネス短信 2022/06/14

ジェトロは52627日、日本酒の中国市場開拓支援を目的に、中国国内の酒類バイヤー向けに日本酒を紹介するライブ配信を実施した。本ライブ配信は、ワインやウイスキーなどの輸入酒、紹興酒に代表される黄酒、白酒などの中国伝統酒を扱うバイヤーを主なターゲットに実施したもの。北京市、上海市、深セン市などの在中日系企業および輸入を手掛ける中国企業の計9社がスピーカーとして参加し、2022年の新商品を含む30銘柄をPRした。中国国内の酒類ディストリビューター、レストラン関係者、EC事業者等の計1,300人以上が視聴した。

今回のライブ配信は、酒類に特化したBtoBプラットフォーマーの「酒先知」と連携して実施した。「酒先知」は、ウェブサイトやWechatアカウント上でワインを中心に世界各国の酒類の情報を発信するオンラインメディアであり、48,000人を超える会員向けにオンラインカタログサイトによるBtoBマッチングサービスを提供している。中国各都市のディストリビューター、インポーター、レストラン関係者などの酒類関連事業者の情報を有しており、また、年間50回以上オフラインでのBtoB商談会も主催している。

2021年の日本酒の輸出先は、金額ベースで中国が1位となった(2022413日付地域・分析レポート参照)が、その多くは日本料理店で消費される。一方、足元では今後消費を担う若い世代を中心に低アルコール飲料の人気が高まっていることから、これまでワインを取り扱っていたバイヤーや中華料理店で、新たに日本酒の取り扱いを始めたいという意向が増えている。さらなる日本酒市場開拓には、こうしたニーズを発掘することが必要だ。ワインが中華料理店に浸透しているように、ワインと同じく一部が低アルコール飲料としてカテゴライズされる日本酒も中華料理店への普及の可能性は大きいとの指摘がある。

前述のとおり、今回のイベントはライブ配信で実施した。参加企業からは、ライブ配信のメリットとして、ライブ中にスピーカーと視聴者が相互にコミュニケーションが取れることや、見逃し配信視聴も可能なことなどから、効果的に新たなバイヤーにアプローチできるとの声が挙がったほか、「新型コロナ禍」において、一部中国国内での移動が制限されている中、貴重なプロモーションの機会だったとの声もあった。ジェトロでは、今後も継続して日本酒の中国市場でのプロモーションに向けてBtoBのライブ配信を実施していく予定。(唐澤和之)

 

RCEPがタケノコ産業の追い風に、日本への輸出急増 広東省英徳市

RCEP的竹産業、出口日本急増 広東省英徳市)    新華社 2022/06/13

 【新華社広州613日】中国広東省英徳市(清遠市管轄下の県級市)は、メンマの原料になる麻筍(麻竹のたけのこ)の全国的な産地で、栽培面積は62万ムー(約41300ヘクタール)に上る。産業の経済規模は約32億元(1元=約20円)、就業者数は7万人余りで、栽培、収穫、輸送、販売、加工などの産業チェーンを形成している。現在日本市場で流通しているタケノコの5割以上が清遠市産で、そのうち乾燥タケノコが95%を占めている。

 地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が今年1月に発効し、中国と日本が初めて関税引き下げ措置で合意に達したことは、同市のタケノコ輸出にさらなる追い風となった。

 地元の農産物・食品加工会社、山弘(清新)農産財務部の林志堅(りん・しけん)主管は、RCEPによる関税減免の恩恵で、経営コストが削減され、生産品の競争力が高まったと述べた。同社は今年の第1四半期(13月)、乾燥タケノコ製品100トンを輸出、売り上げは前年同期比96%増の約1400万元だった。輸出量は今後さらに増加する見込み。清遠市ではここ3年の間に、17千トンを超えるタケノコと関連製品を輸出している。(記者/丁楽)

 

●墓門の胡旋舞彫刻が語るシルクロードの歴史 寧夏回族自治区

墓門胡旋舞彫刻講述糸綢之路的歴史 寧夏回族自治区)  新華社 2022/06/13

【新華社銀川613日】中国寧夏回族自治区銀川市にある寧夏回族自治区博物館には、胡旋舞(こせんぶ)が彫刻された唐代の墓門の石扉2枚が収蔵されている。

 石刻胡旋舞墓門と呼ばれる石扉には、いずれも中央に胡人男性が小さな丸いじゅうたんの上で旋回しながら舞を舞う姿が彫られており、踊りの技量を競っているように見える。ひらひらと旋回する胡旋舞は、中国の民族移動と融合の過程を反映しており、東西文化が交流、発展し、互いに学んできた悠久のシルクロード史の証でもある。                   

石扉は19854月、寧夏回族自治区呉忠市塩池県蘇歩井郷の子梁(いんしりょう)唐墓で同博物館の考古学チームが発見した。出土時は2枚の扉が固く閉ざされた状態だった。扉はいずれも長方形で、高さは89センチ、幅43センチ、厚さ5センチ。上下に円柱状の軸があり、扉の合わせ目に鉄鎖を通して施錠する穴が開いていた。墓から出土した墓誌によると、被葬者は歴史上「昭武九姓」と呼ばれる中央アジアのソグド姓の一つ、何姓のソグド人だという。

 胡旋舞は、明確なリズムと軽快な疾走感、旋回と足拍子の連続を特徴とする西域の民族舞踊で、男女共に踊っていた。

 音楽と舞踊はシルクロード芸術で重要な位置を占めており、かつての霊州(現在の寧夏回族自治区呉忠市)は唐代のシルクロードの要衝だった。史料によると、胡旋舞は南北朝時代の北周に初めて伝わった。7世紀になってソグド人がシルクロード沿いに中原へ移動し、魯州地域(現在の呉忠市塩池県)など「六胡州」に定住すると、地元の民族と徐々に融合し、唐で胡旋舞が流行するようになった。

 寧夏回族自治区博物館研究部の王怡(おう・い)副主任によると、当時の胡旋舞は宮廷の「社交ダンス」として君臣の間、臣下同士で盛んに踊られただけでなく、民間でも一大流行を巻き起こした。多くの人が胡旋舞を踊り、胡服や胡帽を身に着けるようになった。

 王氏は「ソグド人が墓門に刻んだ胡旋舞の姿は、自らの民族アイデンティティーや望郷の念を表すとともに、そこから心情的な帰属感を得ていたのだろう。これはシルクロードの芸術交流が残した実物資料であり、中央アジアと西アジアの音楽と舞踊が寧夏地域の文化と芸術に与えた影響も反映している。シルクロードの文化交流の重要な成果だ」と語った。(記者/謝建雯)

© 新華社 資料写真、銀川=新華社配信 

*左:子梁唐墓で見つかった石刻胡旋舞墓門

*右:石刻胡旋舞墓門に彫刻された胡旋舞を舞う胡人

 

 

●中国・盱眙国際ザリガニフェスティバル開幕 江蘇省淮安市

・盱眙国際龍蝦開幕 江蘇省淮安市)           新華社 2022/06/13

 【新華社淮安613日】中国江蘇省淮安(わいあん)市盱眙(くい)県で12日、第22回中国・盱眙国際ザリガニフェスティバルが開幕した。現在、同県のザリガニ養殖面積は835千ムー(約55700ヘクタール)で、ザリガニ産業の従事者は20万人以上に上る。

© 新華社 12日、第22回中国・盱眙国際ザリガニフェスティバル(淮安=新華社記者/季春鵬)

*ザリガニ料理コンテストで披露された料理を撮影する記者

*ザリガニフェスティバルの市場(小型無人機から)

*ザリガニフェスティバルの市場(小型無人機から)

*開幕式

*開幕式

*ザリガニ料理コンテストで披露された料理

*ザリガニフェスティバルの「ザリガニ宴」で披露される料理

*ザリガニフェスティバルの「ザリガニ宴」用の料理を見せるコック

*ザリガニフェスティバルの「ザリガニ宴」用の料理を準備するスタッフ

*ザリガニ料理コンテストで披露された料理

*ザリガニフェスティバルの「ザリガニ宴」用の料理を作るコック

 

●中国・合肥市大阪との定期航空貨物路線を就航

・合肥市和大阪的定期航空貨物路線就航)         新華社 2022/06/12

 【新華社合肥612日】中国安徽省合肥市で9日、大阪との定期貨物航路が就航した。同日は、地元企業が生産したかばん・バッグや工業製品、越境電子商取引(EC)商品などを積んだボーイング737貨物機が合肥新橋国際空港を離陸し大阪へ向かった。

 合肥ではこれまで、日本との貿易貨物のほとんどが上海などを経由していた。新路線の就航は、合肥市さらには安徽省の企業の航空便による貿易ニーズを満たす。合肥空港では、ロサンゼルス、シカゴ、ロンドン、仁川(インチョン)への貨物航路がすでに就航している。(記者/陳尚営)

 

●「文化・自然遺産の日」 中国各地で無形文化遺産の体験イベント

「文化・自然遺産日」 中国各地非遺体験活動)          新華社 2022/06/12

【新華社北京612日】中国の「文化・自然遺産の日」(毎年6月の第2土曜日、今年は11日)に合わせ、各地ではさまざまなイベントが開催されている。参加者は無形文化遺産を自ら体験することで理解を深め、伝統文化の魅力を味わった。

©新華社 10日(xxx=新華社配信) 左から

*貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州丹寨県金泉街道にある金山小学校で、

 児童にミャオ族刺しゅうの技を披露する無形文化遺産の伝承者(丹寨=)

*江蘇省揚州市育才小学校西区校で、木版印刷技術を学ぶ児童(揚州=)

*山東省棗荘市光明路街道で焼き絵(烙画)技術を愛好家に教える民間職人の趙作堂

 (ちょう・さくどう)氏(左から2番目)(棗荘=)

*河北省邢台(けいだい)市内丘県文化館で団扇太鼓の稽古をする人々(邢台=)

*浙江省金華市武義県の新宅小学校で、児童に地方劇の基本動作を教える教師(武義=)

*海南省瓊海(けいかい)市で児童に東坡笠を被せる省級無形文化遺産伝承者の馮増超

 (ふう・ぞうちょう)氏(瓊海=)

*江蘇省淮安(わいあん)市里運河畔で、漁鼓(ぎょこ)劇を披露する出演者(淮安=)

*貴州省黔西(けんせい)市新仁ミャオ族郷の化屋村で、ミャオ族の刺しゅうをする村民(黔西=)

*貴州省黔西市新仁ミャオ族郷の化屋村で、ミャオ族の衣装を整える村民(黔西=)

*河北省唐山市豊潤区文化館で、伝統影絵劇「皮影戯(ピーインシー)」の技法を指導する

 伝承者の楊秀玲(よう・しゅうれい)さん(唐山=)

*貴州省銅仁市玉屏トン族自治県で竹笛を手作りする女の子(玉屏=)

 

 

●日中国交50年で写真展=「文化交流で関係緊密に」―北京

日中国邦交50周写真展=「文化交流関係緊密」―北京

                                              時事通信社 2022/06/10

 【北京時事】日中国交正常化から今年で50年となることを記念した写真展が、北京市内で開催された。12日まで公開される。本来は5月初旬に開催予定だったが、同市の新型コロナウイルス感染拡大により延期となっていた。

 写真展は8日開幕。(1)50年の歴史を振り返る「温故知新」(2)日中両国のカメラマンが互いの国を撮影した「隔海相望(海を隔てて相望む)」(3)青少年の作品を集めた「面向未来(未来へ向かって)」の3部で構成される。

 会場には、中国が日本に初めて贈ったパンダ公開の様子や、戦争中に中国に残された孤児の訪日、大相撲の北京公演など200点の写真が展示されている。垂秀夫・駐中国日本大使と、中国の程永華・元駐日大使の作品も飾られた。

 訪れた中国の女性(32)は「作品を通じて互いの考え方を感じれば誤解も減り、両国民の関係はより緊密になる。こうした文化交流が増えるといい」と語った。

© 時事通信 提供 日中国交正常化50年を記念し、北京市内で開かれた写真展=10

 

2千年前の「高級車」の全貌が明らかに 甘粛省

2千年前的「高級車」露真相 甘粛省)                新華社 2022/06/10

 【新華社蘭州610日】中国甘粛省天水市張家川回族自治県の馬家(ばかげん)遺跡で出土した戦国時代の馬車の復元図が公開された。2千年余り前に製造された車両には、金銀の飾りや漆塗りの絵など、精巧で美しい工芸品の装飾が施されていた。

 馬家遺跡は同県木河郷桃園村にある。戦国時代後期の西戎貴族の墓で、古代中原文化、北方草原文化、西アジア文化の特色を併せ持つ。200620年の15年間にわたり実施された発掘調査では、墓78基を発掘し、馬車の遺物69台と副葬品3600点(組)余りが出土した。

 同省はここ数年、保護研究に関連文献資料を組み合わせ、同遺跡出土の車両の復元に取り組み、古代中国の「高級車」の謎を明らかにした。同省文物考古研究所の謝焱(しゃ・えん)副研究館員によると、出土車両は構造がはっきりとしており、さまざまな文様と精巧で美しい装飾が施されていた。格式の高い墓から出土した車両は贅を尽くしており、儀礼用の副葬用車両として作られたという。複雑な装飾が施された車両表面の9割以上には、金や銀、銅、鉄、スズなどの金属の飾りのほか、人工合成ビーズや漆絵があしらわれ、2千年余り前の中国馬車の形状や構造、発展と進化、極めて高い車両製造と金属工芸の技術を反映している。(記者/馬維坤、周吉仲、郎兵兵、王紫軒、趙偉宏)

© 新華社

 

●中国・武陵山あいのラッキョウ、日本市場へ進出

・武陵山藠頭入日本市場)                  新華社 2022/06/09

 【新華社重慶69日】中国重慶市豊都県高家鎮建国村では中国の伝統的な節句、端午節(旧暦55日、今年は63日)の前後になると、村民らが山あいの棚田で、地元で70年以上栽培するラッキョウの収穫に追われる光景が見られる。高家鎮や周辺のいくつかの村の農家は、毎年11月にラッキョウやラッカセイなど背の低い作物を間作し、翌年の端午節の前後にラッキョウが熟すと村民で一斉に収穫、地元加工業者の買い付けを静かに待つ。

 豊都県のラッキョウ加工大手、重慶豊都明富実業は、2006年からラッキョウの輸出加工を手掛け、日本や韓国、マレーシアなどに製品を輸出している。そのうち日本は最も早く開拓した市場で、ここ数年の販売状況が最も良い市場でもある。同社のような豊都県のラッキョウ加工企業はこれまで10年以上、日本市場とのニーズの差を研究し、同県の伝統的なラッキョウ製造技術を調整・改良してきた。

 調整・改良を続けた同県のラッキョウは、今では徐々に日本の高級食品市場に進出している。21年の同県のラッキョウ加工大手の輸出による外貨獲得額は、前年比57.9%増の13994800元(1元=約20円)と大きく伸びた。

 現在、同県全体のラッキョウ作付面積は1万ムー(約667ヘクタール)で、年間生産量は15千トンに上る。中国西南地区最大のラッキョウ生産拠点となり、中国国家級輸出食品農産物品質安全モデル地区にもなっている。(記者/李愛斌)

 

●「2022年都市の商業的魅力ランキング」発表

2022年都市商業的魅力排行榜」発表)       Jetro ビジネス短信 2022/06/08

中国の経済情報メディアである第一財経と、傘下の新一線都市研究所は61日、「2022年都市の商業的魅力ランキング」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発表した。ランキングは2016年以降、毎年発表されており、「商業施設の充実度」や「都市のハブとしての機能性」「市民の活性度」「生活様式の多様性」「将来の可能性」などの指標を基に、2021年通年と2022年年初までの状況を反映し、中国国内の337都市を一線、新一線、二線、三線、四線、五線都市に分類するとともに、各都市をランク付けしている。

今回のランキングでは、一線都市に上海市、北京市、広州市(広東省)、深セン市(広東省)の4都市が、新一線都市に成都市(四川省)、重慶市、杭州市(浙江省)、西安市(陝西省)、武漢市(湖北省)、蘇州市(江蘇省)、鄭州市(河南省)、南京市(江蘇省)、天津市、長沙市(湖南省)、東莞市(広東省)、寧波市(浙江省)、仏山市(広東省)、合肥市(安徽省)、青島市(山東省)の15都市がそれぞれ選ばれた。

新一線都市のランキングをみると、前回ランク外だった合肥市が2年ぶりに14位にランクインした一方、瀋陽市(遼寧省)がランク外となった。また、鄭州市が南京市、天津市を抜き、前回より2つ順位を上げ7位となった(添付資料表参照)。

2年ぶりに新一線都市にランクインした合肥市は、都市のハブとしての機能性が4年連続で向上しているほか、産業構造のグレードアップも都市の魅力向上に貢献している。また、各種新興業界のトップ企業が合肥市に立地したことで、人材に加え、より良い商業資源を引きつける効果をもたらしている、と分析している。

前回から2つ順位を上げた鄭州市は、都市の急速な拡大、人口の持続的増加の過程にあり、若年人口の増加と消費力に関する指標が顕著に上昇している、と評価した。

このほか、前回のランキングでは新型コロナウイルス感染拡大による経済活動停止期間が長く、順位を6位に下げた武漢市は、1つ順位を上げ5位となった。武漢市は、商圏の利用客数と消費の活性度は以前の水準に回復したが、基礎商業指数と夜間の活動に関する指標(夜間の外出や公共交通機関の運行状況、バーの店舗数など)は依然として前回に比べ低く、都市としての全面的な魅力の回復には、さらに長い時間が必要だ、と指摘している。(高橋大輔)

 

●独メルク、江蘇省蘇州市に半導体材料の生産拠点を新設

徳国MERUKU在江蘇省蘇州市新設半導体材料生産基地

                                         Jetro ビジネス短信 2022/06/08

ドイツの化学品大手メーカーのメルクは531日、江蘇省蘇州市への半導体材料の生産拠点新設について、同市政府との契約調印式を行った。工業団地である揚子江国際化学園(注)に半導体向け薄膜材料および電子特殊ガス工場を建設するとともに、化学品倉庫とともに運営センターも設置し、半導体サプライチェーンを強化する。

新拠点の敷地面積は約69ムー(1ムー=667平方メートル)。投資総額は55,000万元(約105億円、1元=約19円)で、メルクが中国で展開するエレクトロニクス事業の中で単独投資として最大規模のプロジェクトという。同社は2022年年初、エレクトロニクス分野において、2025年までに少なくとも10億元の投資実施計画を発表していたが、今回の投資はその一環としている(「第一財経」531日)。

メルクはエレクトロニクス事業において、上海市と蘇州市に計3カ所の生産拠点を構えており、中国の半導体関連企業100社以上に約150種類の製品を供給している。半導体材料の需要増に対応し、特に半導体企業が集中する長江デルタでのビジネスを拡大している。

加えて、メルクは4月末、バイオテクノロジ事業について、江蘇省無錫市にある既存拠点の増設計画を明らかにした。今後6年以内に約1億ユーロの追加投資を実施し、無錫拠点を同社の世界三大製造基地の1つとする計画だ。

(注)蘇州市が所轄する張家港市に位置する。(劉元森)

 

大連RCEP国際ビジネス区設立、RCEP加盟国向け経済交流促進を目指す

大連設立RCEP国際商務区、為促進RCEP加盟国的経済交流

                                         Jetro ビジネス短信 2022/06/07

中国・大連市政府は531日、RCEP(大連)国際ビジネス区のオープニングセレモニーを開催した。式典には大連市の郭雲峰副市長をはじめ市政府幹部が出席した。同区は、遼寧省自由貿易試験区大連エリアに設置され、202210月から運営開始予定だ。

同区では主に、地域的な包括的経済連携(RCEP)加盟国向けの貿易や決済、金融、研究開発、設計など最先端サービス業の集積・誘致に注力し、専門サービス、市場開拓、貿易手続きなどの面で、RCEP域内でビジネスを展開する企業向けの「ワンストップ」サービスプラットフォーム構築を目指す。

2021年の大連市とRCEP加盟国間の貿易額は前年比14.1%増の1,5519,000万元(約3262億円、1元=約19.5円)となり、同市の貿易額全体の36.5%を占めている。20221月のRCEP協定発効(202216日記事参照)を踏まえ、同市は現在、自動車・自動車部品、集積回路、新エネルギー、バイオ医薬などの分野で、RCEP原産地規則の活用促進の取り組みを強化している。

そのほか、遼寧自由貿易試験区大連エリアは530日、「RCEPの高いレベルでの実施のための3年行動方案(20222024)」と「RCEPに全面的に対応した外向型経済の質の高い発展の加速化に関する若干の政策措置」を公布した。政策措置には、RCEP国際ビジネス区への進出企業向けオフィス賃貸費用や、RCEP加盟国からの設備・技術輸入、研究開発拠点の新設などに対する補助金支給のほか、グローバル人材の入国滞在に対する便宜付与などが盛り込まれている。

(李穎)

 

 

●「竜騰虎躍」2022海峡両岸ドラゴンボートレースが開幕

「竜騰虎躍2022海峡両岸龍舟賽開幕)         人民網日本語版 2022/06/03

今月3日の端午節(端午の節句)に合わせて、福建省厦門(アモイ)市では2日と3日、「竜騰虎躍」2022海峡両岸ドラゴンボートレースが開催されている。中国新聞社が報じた。

今回のドラゴンボートレースの目玉イベントである開幕戦では、大陸部や台湾地区から来た約1000人の選手が、ドラゴンボート41艘に分かれて、水しぶきを上げながら一生懸命にオールを漕いでいた。(編集KN

端午節豆知識・小知識

© 中新網 福建省厦門(アモイ)市の集美竜舟池で開催されたドラゴンボートレース。撮影・呂明

 

●中国遼寧省大連市重点産業パークと日本企業の交流商談会開催

遼寧省大連市重点産業園和日本企業挙行交流洽談会) 新華社 2022/06/02

 【新華社大連62日】中国遼寧省大連市でこのほど、2022年大連重点産業パーク対日本交流商談会が開催された。同商談会では、新旧エネルギー転換のほか、二酸化炭素(CO2)排出量の2030年までの減少転換、60年までの実質ゼロを目指す「双炭」目標の達成に焦点を当て、各重点産業パークが中日双方の補完性の強い10分野を重点産業として選定し、プロモーションを行った。

 同市政府の関係責任者によると、大連は中国東北地区の対外開放窓口として日本各界との友好交流と実務協力の発展を非常に重視しており、双方の協力によって得た実りある成果を大切にしている。今回の商談会は、中日国交正常化50周年と地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効を背景に、同市の重点産業パークによる資本導入や商品・サービスの輸出入の拡大を支援することを目的としている。

 同商談会では金普新区やハイテク産業開発区(高新区)、長興島経済技術開発区などの重点産業パークが、中日双方の補完性の強いデジタル技術、スマート製造、生命・健康、化学工業・新素材、科学技術イノベーション、情報サービス、航空サービス、現代物流、コンベンションビジネス、文化観光の10分野を重点産業として選定し、プロモーションを行った。豊田通商や三菱商事、岩谷産業、三井物産などの日本企業と関連する産業パークが10件余りの基本合意を交わした。

 在瀋陽日本総領事館在大連領事事務所の等々力研所長は、同商談会が多くの日本企業や団体に交流のための効果的なプラットフォームを提供したと述べた。

 同商談会に出席した日本企業の責任者らは、大連が長年にわたり、交通、人材、サービスなど多くの分野で、日本企業を含む各国の企業のために良好なビジネス環境の構築に力を注いできたことに触れ、同市に拠点を構える多くの日本企業の投資・事業拡大への自信は揺るぎなく、同市の今後の市場潜在力はさらに大きくなり、発展の見通しはさらに明るくなると確信していると指摘。日本の経済界は、今回の商談会を通じて、より多くの協力の機会を見つけ、中日双方の交流と協力のレベルを高めていくとの考えを示した。(記者/蔡擁軍、張博群)

 

●台頭する中国アニメ作品 日本でも人気に

頭的中国動漫作品也在日本受歓迎)              新華社 2022/06/02

 【新華社天津62日】中国天津市の国家アニメ産業パークではここ数日、アニメ作品「大理寺日誌」のプロデューサー、辺曦(へん・ぎ)氏がレンダリング(データの画像化処理)の進捗(しんちょく)状況が表示されたパソコンの画面を見つめている。同作品の続編「大理寺日誌2」の格闘シーンだという。20秒に満たないシーンだが、動作をより滑らかにするため半月以上試行錯誤している。

 中国で人気を博した「大理寺日誌」は、20208月から続編の制作が続いている。年内には本編が完成するという。

 「大理寺日誌」は海外でも注目を集め、作品を観た多くの人がツイッターやユーチューブなどで同作品を拡散した。日本の動画投稿者は英語で紹介動画を作り、韓国の大学生は自身のアカウントで作品登場人物の二次創作作品を投稿した。辺氏は、唐の時代の中国を舞台にした作品が世界に広まるとは思ってもいなかったと語り「中国アニメの国際的影響力の高まりを反映している」と指摘した。

 中国では1950年代、60年代に「大暴れ孫悟空(大閙天宮)」「お母さんを探すオタマジャクシ(小蝌蚪找媽媽)」などのアニメ作品が世界で高い評価を受けた。80年代には「アーファンティーの物語(阿凡提的故事)」「黒猫警部(黒猫警長)」などが国内アニメ制作にピークをもたらした。ただ、その後は収入や将来性などの要因で、国内アニメーターの多くが外国制作会社の動画加工を手掛けるようになり、中国アニメは20年に及ぶ断絶期に入った。

 転機を迎えたのは2014年前後で、政府がアニメ産業の発展を支持したことで、浙江、江蘇、山東、広東など各地でアニメ産業が重点誘致・支援産業リストに加えられた。中国の企業情報サイト「企査査」のデータによると、14年のアニメ関連企業の登記数は2万社超と前年の2倍となり、19年には6万社。21年には27万社になった。

 国内市場も活発になった、15年公開の「西遊記ヒーロー・イズ・バック(西遊記之大聖帰来)」は95600万元(1元=約19円)の興行収入を記録。中国アニメは転換点を迎えた。19年に公開された「ナタ魔童降臨(哪吒之魔童降世)」の興行収入は503500万元に達した。 

 海外市場では、アニメ映画「羅小黒戦記(ロシャオヘイせんき)」の日本での成功が、中国アニメの海外進出における象徴的な出来事となった。字幕版と吹替版を合わせた日本での観客動員数は延べ35万人超、興行収入は55千万円となり、中国アニメ映画の海外興行収入記録を塗り替えた。「クレヨンしんちゃん」を手掛けた本郷みつる監督や「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」を手掛けた入江泰浩監督など、多くの日本アニメーターも絶賛した。特に入江泰浩監督は自身のツイッターで作品を勧めながら「今後、これを作った人達と競っていかないといけないのか、という気持ち。感服。」と評価した。 

 素晴らしい作品が生まれる一方で、国内には「中国アニメはまだ創成期にあり、世界一流になるには50年かかる」と指摘する声もある。ただ、辺氏は「技術の差は縮まっている。画面の美しさやストーリー表現などソフト面の実力も追いつきつつある」と前向きな見方を示した。(記者/王井懐、梁姊)

 

RCEPは中国内陸部の企業に日本市場開拓のチャンス増やす

RCEP増加国内陸地区企業開拓日本市場的機会)      新華社 2022/06/02

 【新華社南昌62日】中国では地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効後、貿易が盛んな東部沿岸の省だけでなく、内陸部にある企業も新たなチャンスを得て、日本との貿易意欲と取引量を大幅に向上させている。

 江西省上饒市の衣礼豊実業は2015年の設立で、主に日本市場向けにウインドブレーカーやレインコート、中綿入りアウター製品を展開しており、中でも日常の作業や清掃業務などに適したウインドブレーカーは日本市場での人気が最も高く、年間100万着以上を売り上げている。

 RCEP協定に基づき、中国から日本に輸出するウインドブレーカーの関税率は、従来の10%から9.4%に引き下げられた。同社で通関業務を担当する黄満鑫(こう・まんきん)経理は「税関が発給するRCEP原産地証明書があれば、日本向け製品は1回当たり数万元の関税を節約できる。年間200万元(1元=約19円)以上の節税効果が見込める」と述べた。

 南昌税関企業管理・検査処の姚偉(よう・い)処長は、RCEP政策の実施後、中国から日本への輸出品の関税が減免されたことで、企業の対日貿易への意欲が高まったと説明した。

 日本は江西省の企業にとって重要な輸出市場となっている。税関の統計によると、同省で今年14月に発給された日本向けのRCEP原産地証明書は657件で、発給総数の84.3%を占めた。輸出価額は69701千ドル(1ドル=約129円)で、全体の48.5%を占めた。

 黄氏は、RCEP政策の恩恵で締約国間の関税率が年々引き下げられ、日本向けの衣料品輸出にかかる関税は移行期間を経て撤廃されることから、製品の国際競争力を大幅に向上させ、企業の海外市場開拓への自信を高めることができ、企業にとって大きなメリットになると説明。最近は日本の顧客から頻繁に引き合いがあるため、生産ラインの増設や生産能力の拡大も計画していると話した。

 RCEPは江西省にとって対外開放の重要な手段となっている。姚氏によると、RCEPによる関税の減免をより多くの貿易企業が受けられるよう、南昌税関が「オンライン+オフライン」で政策の利便性や実務処理などを説明する広報活動を積極的に展開。専門チームが省内の貿易企業を個別に訪問するサービスも延べ217回行った。姚氏は「企業が優遇政策を十分に活用できるよう指導することで、江西省の貿易構造の最適化を後押しし、国際競争力の向上と輸出に拡大につなげていく」と語った。

 南昌税関の統計によると、第1四半期(13月)の江西省の貿易企業とRCEP貿易パートナーとの貿易額は前年同期比45.0%増の4672千万元で、伸び率は前年から38.4ポイント上昇した。うち輸出は52.1%増の336億元だった。

(記者/呉濤、程迪)

 

●スパコン「TOP500」が発表 中国からが最多

超級計算機TOP500」発表 来自中国的最多)    人民網日本語版 2022/06/02

今年上半期のスーパーコンピューター世界ランキング「TOP500」がこのほど発表された。初入選の米国製スパコン「フロンティア」がトップで、計算速度が世界で初めて毎秒100京回に達した。中国からは173台が入選し、世界最多を維持した。新華社が伝えた。

ランキングによると、中国と米国は入選数が最多の2つの国で、入選したスパコンの3分の2近くを両国のスパコンが占めている。中国からは173台が入選し、世界最多を維持した。メーカーについて見ると、中国のレノボが世界最大のスパコンメーカーだ。

日本のスパコン「富岳」はこれまで2年連続で首位をキープしていたが、「フロンティア」に抜かれ2になった。フィンランド製のスパコン「ルミ」が3位になり、欧州最大のスパコンとなる。トップ10のうち中国からは6位の「神威・太湖之光」と9位の「天河2号」の2台。

スパコン「TOP500」ランキングは国際組織「TOP500」により作成され、半年ごとに発表され、世界で設置済みのスパコンを格付けする有名ランキングだ。(編集YF

 

●レンガに描かれた古代の人々の暮らしとは? 甘粛省

瓦片上絵的古代人生活是? 甘粛省)        人民網日本語版 2022/06/01

甘粛省にある甘粛省博物館でこのほど行われた特別展が人々の注目を集めている。同展は中国国内で初めて五涼文化(五胡十六国時代に現在の甘粛省一帯で栄えた文化)をテーマとした展示となっており、中国国内の7つの省の青銅器や竹簡・木牘、墳墓罐、絵が描かれたレンガなど237点(セット)の文化財が集められ、考古学における新たな発見や最新の成果を用いて、「五涼」の神秘のベールを取り払っている。なかでも古代の人々の暮らしの様子を生き生きと描いたレンガは来場者から特に注目を集めている。中国新聞網が伝えた。

(編集TG

© 中新網 撮影・楊娜 左から右

*甘粛省博物館で展示されている「五涼」時期の様子が描かれたレンガ

*牛車に乗る古代の人が描かれたレンガ

*古代における農作業の様子が描かれたレンガ

*甘粛省博物館で展示されている絵が描かれたレンガ

 

●京セラのセンシングと通信技術…人とくるまのテクノロジー2022

京瓷的感応和通信技術…人和車的技術ー2022)   人民網日本語版 2022/05/30

京セラは、「人とくるまのテクノロジー展 202252527日、パシフィコ横浜)に出展した。展示テーマは「京セラのモビリティ技術で叶えるつながる地域社会」。車両とインフラを協調させることで、より安全、安心な社会の実現を目指そうというものだ。

◆路側に設置したFIRカメラとITS無線で交通インフラ情報を収集

具体的には、車や自転車などと無線通信することで、歩行者や車両の位置、信号情報などの交通インフラに関する情報を収集し、それを集約して配信する。これにより、自車からは見通せない死角にある情報を車側に提供して事故低減につなげるわけだ。

そのセンシングに使われるものとして京セラが用意したのがFIR(遠赤外線)カメラ路側機センシングシステム」だ。物体から放射される遠赤外線を映像化することにより、環境に左右されにくい安定したセンシングが可能になるという。

開発担当者は「信号機の色一つにしても、イメージセンサーで撮影すると西日や濃霧といった環境に左右されやすいが、FIRカメラなら対象物から放出されている遠赤外線を介して映像化できるので検知しやすい」とFIRを採用するメリットを話す。

そして、センシングした情報を車両側に送信するのがITS無線路側機」だ。FIRカメラをはじめ、様々な機器を接続できるマルチプロトコル仕様となっており、幅広いセンシングに対応できる。通信規格は国内標準通信規格として策定されている760MHzITS無線/LTEを採用するが、周波数帯が異なる海外の規格にも対応は可能だという。

人とくるまのテクノロジー展の会場では、この「路車協調システム」での効果を体験できるドライビングシミュレーターを出展。会場ではその効果を体験しようと、多くの人が順番を待つほどの人気ぶりだった。

◆死角となる部分を透明化する『運転視界拡張技術』をデモ

もう一つ、会場で大きな注目を浴びていたのが「トラック向け運転視界拡張技術」だ。これは大型トラック等で課題となっている死角低減を目指す技術で、20209月に開発発表されたMoeye(モアイ)』に搭載された光学迷彩技術をベースとする。この技術は東京大学 先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授と協働により京セラが独自に開発した。

この技術の核となるのが「再帰性投影技術」で、光が入射した方向にまっすぐに反射する性質を持つ再帰性反射材を用いることで、対象物を透明化して見せることができる。記者会見会場では、ドライバーから見えない部分を映像によって分かりやすく表現する設備をデモとして用意した。

設備にある小さな穴を覗くと、そこには太めのピラー越しに陰となる部分があり、そこにカメラで撮影した映像をリアルタイムで投影する。これにより、ピラーがまるで透明化されたように見えるのだ。この技術をダッシュボードやピラーに応用することで、ドライバーからの死角を大幅に減らすことができるわけだ

展示ブースにはレーザー関連技術も出展された。1km先まで明るく照らせる「レーザーヘッドライト光源モジュール」は、日本仕様には未導入であるものの、すでにBMWにも採用されている技術。従来LEDと比較して、輝度は100倍、到達距離/コントラストで10倍もの性能を発揮できるという。

「レーザーファイバー照明デバイス」は、発光部分をレーザー光源や電源と離れた場所に置くことができるため、間接照明としてデザインの自由度を高められる。新たな空間創出に貢献するものとして注目される。

電動化が進む中でより車体の軽量化や省スペース化が求められているが、それに貢献する技術として興味深かったのが「GaN半導体レーザー光電力伝送システム」だ。

これはレーザーにより電力を光に変換し、光ファイバーを介して電力を供給するシステム。GaN(窒素ガリウム)半導体のレーザーダイオードとフォトダイオードの組み合わせにより、システムとして高出力化が期待できるという。開発担当者は「現状では受け渡し時の伝送効率が30-30%しかないが、早期に50%-50%にまで引き上げ、実用化に目途を付けたい」とした。

◆「センシングと通信技術を応用が安心安全な社会の実現につながる」仲川本部長

京セラの仲川彰一執行役員研究開発本部長は今回の出展にあたり、「京セラが培ってきたセンシングと通信技術を応用は、ADASによる自動運転とITSインフラ技術を並行して開発することで技術の加速につながる。この路車協調の研究開発は人とくるま、人とひとのつながることが重要で、これによって希望にあふれた幸せな地域社会の実現を目指していきたい」と今後の技術開発への抱負を述べた。

 

●小さなペットが大きな経済に 中国のペット市場はもう2千億元を突破か

小寵物大経済 中国寵物市場已突破2千億元?)   人民網日本語版 2022/05/30

CKU(中愛連合純血種犬文化発展センター、英語名:CHINA KENNEL UNIONの全犬種展覧会が、このほど山東省青島市で閉幕した。CKU国際畜犬連盟(FCIに加入する中国の団体だ。今回の展覧会に参加した犬は約130匹余りで、うち狗狗王国犬舍の柴犬「多吉」が中国の登録犬のチャンピンオンになった。中国新聞網が伝えた。

統計によると、2021年の時点で中国で登録されたペット犬は5429万匹に上り、関連するペット犬消費市場の規模は前年比21.2%増の1430億元(1元は約19.0円)に達し、増加率は21年の社会消費財小売総額増加率を8ポイント上回った。さらに中国のペット市場の持続的な発展に伴い、引き続き目立った増加傾向を維持している。

中国の21年のペット1匹あたりの消費能力を見ると、犬は同16.5%増の2634元で、そして18年以降は増加率が年々加速する発展傾向を見せる。これは中国のペット市場における消費の質が安定して上昇し始めたことを意味する。

消費者の間で犬の種類や血統について、より広く知られるようになり、価格についての理解も進んだ。現在、市場に多く出回る「チャンピオン犬」の価格は数万元から数十万元までとさまざまだ。うち犬をペットとして飼うのは若者だけではなく、高齢者も相当数いる。多くの高齢者にとって定年退職後の生活は比較的孤独なものであり、パートナーとしてのペットは最良の選択だ。

関連機関の予測では、現在、中国のペット市場の規模は2千億元の大台を突破したが、米国、日本と比べるとペットの保有数も消費額もまだ低い水準にあり、今後の市場の可能性は極めて大きい。今後5年間、中国ペット業界は年平均15%以上の増加率を維持し、従業者数は500万人を突破する見込みだ。(編集KS

© 人民網日本語版

 

●和菓子企業が日本で相次ぎ倒産するのはなぜ?

和菓子企業在本為何相継倒産)            人民網日本語版 2022/05/30

最近、日本の複数の地域で伝統ある和菓子企業が倒産するニュースが相次いで伝えられた。一体何が原因なのだろうか。中国中央テレビ局(CCTV)のビジネスチャンネルが伝えた。

東京の西部近郊エリアで、74年の歴史ある和菓子企業が最近になって突然倒産し、閉店した。日本の首都圏に20数店舗を展開していた。

和菓子は日本を代表する伝統的食品で、多くの外国人観光客の間で昔から知られているイチゴ大福もそのうちの1つだ。昨年から、日本の多くの都市でたくさんの和菓子企業が倒産した。原因として真っ先に挙げられるのは新型コロナウイルス感染症の長期化による打撃だ。和菓子の需要のうち相当の部分を旅行でのお土産と訪問時の手土産が占めるが、感染症で日本人の旅行や外出の機会が減り、需要が大幅に減少した。調査によれば、感染症発生前の2019年に比べて、日本の家庭での和菓子の平均消費額は一時約1割も減少した。次に挙げられるのは、世界的なインフレの影響により、小麦粉価格が上昇して和菓子企業の製造コストを引き上げたことだ。また和菓子はより長期的な問題にも直面している。それは全体的な需要がここ数年は減少を続けていることで、特に若者の間で伝統食品である和菓子の消費が減少していることだ。

こうした状況の中、海外での販路拡大が和菓子企業の新たな突破口だとみられている。これまで和菓子企業は多言語の商品説明を打ち出したり、外国人向けに店内での製作体験を行なったりしてきた。来月に日本は外国人観光客の受け入れを再開する予定で、多くの和菓子企業が訪日観光客により再び新たな需要がもたらされることを期待している。(編集KS

 

●日本の3ブランド、中国南西部に初出店 四川省成都市

日本3品、首次開店中国南西部 四川省成都市)       新華社 2022/05/29

【新華社成都529日】中国四川省成都市錦江区のビジネス街で20日、日本のアパレルブランド「UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)」と「PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ)」、チーズタルト専門店の「BAKE CHEESE TART(ベイクチーズタルト)」がオープンした。いずれも中国南西部初出店となる。

UNITED TOKYOはベーシックな雰囲気で、細部に日本の伝統的な技術と美学が光る。PUBLIC TOKYOは日本のカジュアルスタイルで、デニムパンツには「クラブ」「バー」など着用シーンをイメージする名前が付けられている。BAKE CHEESE TARTも日本で高い人気を誇っている。(記者/童芳)

© 新華社  22日 成都=新華社配信 左から右

*アパレルブランドPUBLIC TOKYOの店舗正面

BAKE CHEESE TARTの店舗の一角

*アパレルブランドUNITED TOKYOの店舗正面

 

●千年前の宮廷茶器が伝える唐代の「茶道」

傳承千年宮廷茶器的唐代「茶道」)                 新華社 2022/05/27

【新華社西安527日】中国は茶の故郷であり、喫茶文化は唐代に最初のピークを迎えた。唐の人々はどのようにお茶を飲んでいたのか。どのような喫茶習慣があったのか。陝西省宝鶏市扶風県の法門寺博物館が所蔵する神秘的な茶器が、その答えを教えてくれる。

法門寺では1987年、地宮(地下宝物庫)から摩羯文三足銀塩台(まかつもんさんそくぎんえんだい)、鎏金鴻雁流雲文銀茶碾子(りゅうきんこうがんりゅううんもんぎんてんし)、鎏金飛天仙鶴文銀茶羅子(りゅうきんひてんせんかくもんぎんちゃらし)、鎏金蔓草文長柄銀匙(りゅうきんつるくさもんながえぎんさじ)などの巧みな構想と精緻な職人技を持つ茶器が出土した。これらは唐の懿宗(いそう)と僖宗(きそう)が奉納した茶器で、貯塩器や焙茶器、碾茶器(てんちゃき、薬研)、篩茶器(さいちゃき、茶こし)、煮茶器、飲茶器などを含む。金銀製品を中心に、当時は金銀より貴重とされた瑠璃器や秘色青磁などもあり、これまで世界で発見された中で時代が最も古く、等級が最も高い唐代宮廷茶器、中国古代の「最高級の贅沢品」とされる。

法門寺博物館の初代館長で、地宮の発掘に立ち会った韓金科(かん・きんか)氏はこれらの茶器について、等級が高く、内容も豊かで、陸羽(唐代の文筆家、茶の研究者)の「茶経」に書かれている茶器を具体化したものだと指摘。煎茶や煮茶など唐代の人々の喫茶習慣を復元したと説明した。

茶葉に湯を注ぐ後世のお茶の入れ方と異なり、唐代中~後期には茶葉を茶餅にしていた。当時の人々はまず茶餅を取り出し、焙炉であぶり、茶餅の水分を飛ばしてから茶を飲んだ。

法門寺博物館の任新来(じん・しんらい)現館長は「冷めた茶餅を砕くのが茶碾子で、主に茶葉を繰り返し挽くために使った」と説明。挽いた茶葉は茶羅子でふるいにかけ、米粒の大きさに整えたという。

茶葉に湯を注ぐ後世のお茶の入れ方と異なり、唐代中~後期には茶葉を茶餅にしていた。当時の人々はまず茶餅を取り出し、焙炉であぶり、茶餅の水分を飛ばしてから茶を飲んだ。

法門寺博物館の任新来(じん・しんらい)現館長は「冷めた茶餅を砕くのが茶碾子で、主に茶葉を繰り返し挽くために使った」と説明。挽いた茶葉は茶羅子でふるいにかけ、米粒の大きさに整えたという。

唐代の喫茶風習は、仏教とともに日本へも伝わった。日本では、唐代に留学僧として中国に渡った最澄が、天台山から持ち帰った茶の種子を比叡山麓の日吉大社にまいたのが茶の始まりとされている。最澄に2年遅れて帰国した空海は、茶の種子だけでなく、茶道具や「茶経」も持ち帰り、茶の普及に努めた。

茶文化研究者の韓星海(かん・せいかい)氏は「『茶経』の出現と中国茶の海外への伝播により、茶は貿易品としてだけでなく、文化として広がった」と指摘。「『茶経』の記載は生産の歴史や源流から、製法や喫茶芸術、茶徳や茶風にまで及ぶ。これらは海外、特に日本に非常に大きな影響を与えた」と語った。

(記者/孫正好)

© 新華社 法門寺宝物一つ一つ (資料写真、西安=新華社配信)

*鎏金鴻雁流雲文銀茶碾子

*法門寺地宮の発掘時の様子

*鎏金飛天仙鶴文銀茶羅子

*摩羯文三足銀塩台

*秘色青磁碗

*瑠璃の茶盞(ちゃさん)と茶托

 

●端午節控え「五彩ちまき」作りに精出すチワン族 広西

端午節 精制「五彩粽」 広西壮族)                 人民網日本語版 2022/05/26

525日、広西壮(チワン)族自治区柳州市融安県雅瑶郷章口村西古坡屯で、壮(チワン)族の人々が、伝統的な祝日である端午節(端午の節句、今年は63日)を迎えるため、地元の特産品「五彩ちまき」作りに精を出していた。中国新聞網が伝えた。(編集KM

© 中新網 撮影・覃慶和

*「五彩ちまき」を包む壮(チワン)族の人々

*地元の特産品「五彩ちまき」

 

●岸田首相 訪日観光客受け入れ 来月から再開を表明へ

岸田首相表明接受訪日観光客 下個月起再開)          NHK 2022/05/26

新型コロナの水際対策をめぐって、岸田総理大臣は、外国人観光客の受け入れを来月から再開することを26日にも表明する方針です。

新型コロナの水際対策をめぐって政府は、来月1日から1日あたりの入国者数の上限を、今の1万人から2万人に引き上げることにしています。

また、入国者に対する検疫措置もこれまで入国時に行われた検査の陽性率など流入リスクに応じて緩和する方針で、今週、リスクに応じた3つのグループわけを公表することにしています。

こうした中で、岸田総理大臣は、外国人観光客の受け入れを来月から再開することを26日にも表明する方針です。

観光客は、上限2万人の枠の中で受け入れ、感染拡大を防ぐために、添乗員付きのツアー客などに限定する案が検討されているということです。

国内での感染拡大を防ぐため、政府は、海外と比べても厳しい水際対策をとってきましたが、経済社会活動との両立を図りたいとして、入国者数を段階的に増やしていて、観光目的での入国が再開されれば、およそ2年ぶりとなります。

 

蘇州博物館の文化クリエーティブ製品が人気 江蘇省

蘇州博物館的文化創作産品受歓迎 江蘇省)          新華社  2022/05/25

【新華社蘇州525日】中国江蘇省蘇州市の蘇州博物館は、著名建築家のイオ・ミン・ペイ(貝聿銘)氏による設計で、灰色と白の2色を主として古典的風格と現代を完璧に融合させている。同館は、春秋時代の呉王夫差剣や五代十国時代の秘色青磁蓮花碗など貴重な文化財2万点以上を所蔵しており、これらの文化財や博物館の建物をモチーフにした文化クリエーティブ製品が来場者の注目を集めている。

© 新華社 蘇州=新華社配信/倪黎祥

15日、蘇州博物館をかたどった木製立体パズル(前)

*上:蘇州博物館と周辺の建物。(222日撮影、小型無人機から)下:15日、蘇州博物館のミュージアムショップで販売されているパズル

12日、蘇州博物館西館のミュージアムショップで販売されている(左から)呉王夫差剣をモチーフにした紫檀筆、マグネット、金属製のしおり

15日、蘇州博物館のミュージアムショップに並ぶ、博物館の建物をモチーフにした透かし彫りの冷蔵庫用木製マグネット

 

●国際お茶の日 約300万人が「オンライン茶会」

国際茶之日 約300万人参加「線上茶会」)            新華社  2022/05/23

【新華社杭州523日】国連が定めた「国際お茶の日」に当たる21日、中国茶葉学会と中国茶産業連盟が主催する「第3回オンライン茶会」がオンラインと会場を組み合わせた方式で開催された。20以上の国と地域から参加した茶の愛好家約300万人がオンラインで茶を楽しんだ。また、20カ国以上の茶葉関連組織や10の中国国内の茶愛好家団体、関連企業がビデオメッセージを寄せ、「国際お茶の日」を祝った。

中国農業科学院茶葉研究所の姜仁華(きょう・じんか)所長は、茶は一種の礼儀であり、文化、さらには絆でもあるとし、オンライン茶会で築いた友好の懸け橋を通じて茶に関する文化やテクノロジーを普及させ、世界の茶産業の発展を共に推進していきたいと述べた。

また、中国と韓国の茶葉産業の科学技術や茶文化における交流と協力をさらに強めるため、中国茶葉学会副理事長兼事務局長で中国農業科学院茶葉研究所副所長の阮建雲(げん・けんうん)氏は、韓国茶葉学会の柳良錫(ユ・ヤンソク)会長とオンライン形式で戦略的協力覚書に署名した。

中国茶葉学会の江用文(こう・ようぶん)理事長は、今後もオンラインお茶会を開催し、各国の茶文化の交流を行うことで、世界中の茶愛好家を増やし、茶葉の消費拡大と農村振興を後押ししたいと述べた。(記者/許舜達)

 

蘇州市で中日経済協力セミナーと地方発展協力モデル区説明会

州市召開中日経済合作研討会和地方発展合作示范区説明会

                                                 新華社  2022/05/22

 【新華社南京522日】中国江蘇省蘇州市で20日、中国蘇州・日本九州経済協力セミナーと中日(蘇州)地方発展協力モデル区(以下、モデル区)説明会が開かれた。日本との商業・貿易と文化交流を一層拡大し、モデル区の発展を新たな段階へ押し上げる。

 中日イノベーション回廊や中日之橋産業技術センターなど対日協力イノベーションプラットフォームの除幕式も行われた。

 中日イノベーション回廊は、スマート・コネクテッドカーやソフトウエア設計、デジタル文化クリエーティブ、現代ビジネスなどデジタル経済イノベーションに焦点を当て、イノベーションとインキュベーション、プロジェクト投資説明会、シェアオフィスなどの機能を一体化した日本企業インキュベーションスペースの構築を目指す。

 中日之橋産業技術センターは、ハイエンド人材と資金、産業プラットフォームの三大リソースを焦点に、日本の産業とイノベーション企業の誘致を目指す。日本企業向けにオフィスベースやワンストップサービスを提供し、中日イノベーションリソース・クラスターの形成、企業のエンパワーメント発展に向けたプラットフォームの構築に力を入れる。

 モデル区は、国家発展改革委員会の認可を受け、20207月に設立された。蘇州市相城区全域をカバーする。中国国内に6カ所ある中日地方発展協力モデル区の一つで、規模は最も大きい。これまでに三菱重工業スマートエネルギー・イノベーションセンター、大和ハウス工業、ダイフク(物流システム・マテハン機器大手)傘下の大福自動搬送設備など誘致した日本企業の投資プロジェクトは128、投資総額は59億ドル(1ドル=約128円)を超える。

 説明会は在福岡中国総領事館と蘇州市相城区人民政府が共催し、会場とオンラインを組み合わせた形で開催された。(記者/劉巍巍)

© 新華社 20日、中国蘇州日本九州経済協力セミナー、中日(蘇州)地方発展協力モデル区

 説明会の会場。(蘇州=新華社配信)

 

FAO世界農業遺産に中国の3ヶ所認定 鉄観音茶文化システムなど

FAO認定中国3処世界農業遺産 鉄観音茶文化系統等

                                           人民網日本語版  2022/05/21

2022520日、国際連合食糧農業機関(FAOは中国の3地域——内蒙古(内モンゴル)自治区赤峰市阿魯科爾沁鎮の草原遊牧システム、福建省泉州市安渓県の鉄観音茶文化システム、河北省邯鄲市渉県の乾地農業石堰棚田システムは、それぞれ伝統的方法と知識を利用し、生物の多様性と生態系を保護しているとして、世界農業遺産(GIAHS)に認定したことを明らかにした。

認定の標準は、遺産のあるエリアに世界的な重要性と公共財としての価値が備わっていること、食糧の安全保障、生活の安全保障、農業生物多様性、知識体系、社会的価値観と文化に与すること、景観が優れていることなどと規定される。

現在、世界にはFAOが認定した世界農業遺産が65地域あり、うち18地域は中国にある。

1福建省泉州市安渓県の鉄観音茶文化システム

安渓は福建省の南東部に位置し、10世紀に茶の生産が始まったと伝えられる。この地域で最も有名な「鉄観音茶」の歴史は18世紀に遡り、半発酵タイプのウーロン茶だ。

現地の茶農家は自然環境を管理することで茶の木の栽培に最良の条件を確保し、質の高い茶葉を生産する。こうした方法は代々伝承され、現地の茶園生態システムの長期的安定性と持続可能性を確保してきた。

2内蒙古自治区赤峰市阿魯科爾沁鎮の草原遊牧システム

中国北部の内蒙古地域にある阿魯科爾沁鎮の草原遊牧システムは、中国で初めて世界農業遺産に選ばれた遊牧農業遺産地域であり、世界の持続可能な牧畜業と脆弱さを抱えた牧場の管理のモデルでもある。さまざまな証拠から明らかなように、新石器時代から人類はこの地で狩猟や遊牧を行なってきた。その後、この地域で主流の蒙古族の人々は環境の変化に適応して、伝統的遊牧生産の生活様式を今にとどめることに成功した。

この地域の生態系は多種多様で、森林、草原、湿地、河川などすべてが重要な生態系機能を果たす。遊牧民は絶えず移動して放牧をし、植生は保護され、水資源は合理的に利用され、土地の劣化や過剰な放牧が回避され、現地の肉製品やチーズなどの製品の安定した供給が保障される。

3河北省邯鄲市渉県の乾地農業石堰棚田システム

河北省邯鄲市渉県の乾地農業石堰棚田システムは中国北部の河北省で行なわれ、雨水農業システムとして、その歴史は13世紀まで遡る。現地は山間部の乾燥した気候で、自然環境は厳しいが、石堰棚田が急斜面を利用した農業の条件を整え、現代に至るまで重要な役割を果たし続けている。現地の人々が安定した生活を送れるようにするとともに、土壌が少なく降水量も少ない北方の石灰岩質の山間部におけるエコ循環型の持続可能な農業のモデルを作り出した。

渉県の石堰棚田はよく知られたクルミや花山椒だけでなく、アワ、トウモロコシ、大豆、マメガキやその他の農林産品でも有名だ。何世紀にもわたり、現地の人々は環境保護に配慮した農耕技術でさまざまな種類の作物を栽培し、自分たちの生活や発展のニーズを満たすだけでなく、壮麗な棚田の景観を作り出し、人と自然が調和し共存する姿を示してきた。(編集KS

© 人民網日本語版 左から右 (1)⇒(3

 

●今日は小満 「大満」がないのはなぜ?

今日是小満 為何没「大満」?)              人民網日本語版  2022/05/21

気がつけば、夏の2番目の節気「小満」が今年も例年通り訪れていた。

旧暦4月に訪れる小満には、万物に生命が満ち始める。たくさん雨が降り、川や湖の水は徐々に豊かになり、作物はすくすくと成長する。この頃から、夏に収穫期を迎える作物が成長し、大きな実をつけて、弾けそうなほどに「満ちる」ようになる。ただ、そうなるまでにはまだもう少しかかるため、「小満」と呼ばれている。

小満の時期には苦菜がよく食べられる。苦菜はフレッシュな味に爽やかな口当たりで、体内の熱を下げほてりを鎮めるなどの効果がある。

小麦粉で蒸しパンや餅を作って食べる人もいる。夏にはより多くの主食を食べた方がいいと伝えるためだ。

小満を過ぎた頃は、あっさりしたものを食べたり飲んだりするのがよく、スイカや昆布などを食べるのがよいとされる。

しかし、なぜ「小満」の後に「大満」はないのだろうか?

実は、「小満」には、中国文化の知恵が詰まっている。

中国伝統文化には、考えや行動が中立であることを意味する「中庸之道」という思想があり、「満々」や「大満」は禁物だ。

「あまり自信たっぷりでは損を招き、控え目の方がかえって得をする」や「満月が欠け始めるように、物事は絶頂期に達すると下り坂に向かう」という古くからの言葉があるように、物事は極点に達すると必ず逆の方向へ向かい、幸せが頂点に達すると悲しいことが始まるもので、どんなことでも「満々」であってはならないのだ。

ノーベル文学賞受賞者の莫言はかつて、「世界で、最も忌み嫌うべきことはパーフェクト。月を見るといい。満月になるとすぐに欠け始める。木に実った果実は、熟すとすぐに落ちる。どんなことでも、少しだけ欠点を残しておかなければ、長続きしない」と語った。

どんなことでも、頂点に達すると、反対の方向に向かって進み始め、一つのことが盛んになると別のことが鎮まり、一つのことが鎮まると、別のことが盛んになるものだ。

つまり、最も勢いのある時は、衰退に近づいているということだ。

食事は腹七分、お茶はコップに7分目と言うように、どんなことでも「少し足りない」程度がもっともいいというのは、古代の人々が私たちに伝えてくれている知恵にほかならない。

人生は「小」満こそが素晴らしい。(編集KSKN

© 人民網日本語版

 

●精巧で美しい日本の茶道具 日本東京

精美日本茶具 日本東京)                 人民網日本語版  2022/05/20

日本の茶文化は悠久の歴史を誇り、日本の茶道具もまた、精巧な造りとそのデザイン性から、実用的な茶道具としてだけでなく、茶文化を体現する重要な担い手にもなっている。新華網が伝えた。(編集KM

© 新華社 519日に東京で撮影された(撮影・張笑宇) 左から右

*煎茶の急須と湯飲み

*煎茶の急須

 

●中国人男性が2.03秒でピラミッド型ルービックキューブアジア記録を更新

男生以2.03秒更新金字塔魔方亜洲記録)人民網日本語版  2022/05/20

広東省深センで最近、孫葉芃さん(20)が平均タイム2.03秒で、世界キューブ協会(WCA)のWCAピラミッド型ルービックキューブの早揃えアジア記録を更新した。同記録が更新されたのは約3年ぶりだった。

孫さんは子供の時に「二分脊椎症」と診断された。「二分脊椎症」とは、先天的に脊椎骨が形成不全となって起きる非常に珍しい神経管閉鎖障害の一つで、その割合は1000人に1人といわれている。孫さんは生後60日目に、最初の手術を受けた。そして、同じ年ごろの子供たちが公園で遊んでいるような5歳までに、大きな手術を4度受けた。しかし、大好きなルービックキューブの練習を積み重ね、さまざまな大会で優勝や準優勝してきた。そんな孫さんは取材に対して、「ルービックキューブをしていると自然と満足感を覚える。時間をかけて一つの事に打ち込むのも大好き」と話した。

孫さんは2016年にルービックキューブを始め、2017年から大会に出場するようになり、これまでに、WCAの大会で21度優勝した経験を誇る。

孫さんは、「二分脊椎症なので、手の動きに一定の影響がある。僕の手の動きは、普通の人よりぎごちないこともある。でも、練習を通して、手の動きはかなり高いレベルのスピードになった。天賦の才に恵まれた人とは比べものにならないが、ほとんどの人の平均レベルよりは優れていると思う。困難に直面しても、進んでチャレンジしている。努力することは、しないことより必ず良いはずだ。真面目に向き合い、努力し、良い結果を出すというのは、多くの人が想像しているほど難しいことではない」と話す。

「変えられることは、勇気をもって変え、変えることができないことは、心を広くして受け入れる」という孫さんのモットーを、多くの人がリスペクトしているほか、孫さん自身の価値を見出し続ける原動力となっている。(編集KN

© 人民網日本語版

 

●中日共同イノベーションセンターが運用開始 四川省成都市

日共同創新中心運行開始 四川省成都市)          新華社  2022/05/20

 【新華社成都520日】中国四川省の成都ハイテク産業開発区は19日、中心業務地区(CBD)に建設した「中日共同イノベーションセンター」がこのほど、運用を始めたと明らかにした。

 同センターは中日両国の産業に特化した施設で、飲食業やエンターテインメント、長期賃貸マンション、ビジネスサービスなどさまざまな業態が集まる。周辺には学校や病院などの社区(コミュニティー)施設が整備され、入居企業に行き届いたサービスや生活資源を提供する。

 入居第1号となった成都菱重高投能源技術は、日本の三菱重工サーマルシステムズの全額出資子会社、三菱重工空調系統(上海)と成都高新投資集団の合弁会社。建設を請け負った中日デジタル低炭素都市科学技術イノベーションセンターは、成都や重慶、さらには中国南西部のスマートシティーや低炭素未来プロジェクトの建設に深く関わっていく。

 同開発区の関係責任者は「著名な日本企業、中国に進出した日本資本(合弁を含む)の中小企業、ニッチ分野でトップの日本企業、日本と協力関係のある中国資本の企業や機関を同センターに重点的に誘致し、日本企業の成都での集積・発展を促していく」と語った。

 国家発展改革委員会は20204月、「中日(成都)地方発展協力モデル区」を成都に設立することを承認した。214月、中日の懸け橋としての役割をより一層発揮させるため、同開発区が中日間のビジネスを支援するための施設「中日応接間(中日レセプションホール)」の建設を計画。延べ床面積は1888平方メートルで、今年7月の運用開始を予定する。

 同開発区はこれまでに14の対日協力プロジェクトを締結。トヨタ自動車や伊藤忠商事、日立製作所、三菱重工などのフォーチュン500強企業16社を含む80社以上の日本企業が進出しており、21年の対日貿易額は2664千万元(1元=19円)に上った。(記者/李倩薇)

 

●在日中国大使館、出発時刻12時間以内の「迅速抗原検査」を義務付け

在日中国大使館発表必須在出発時刻12時間以内進行「迅速抗原検査」

                                         Jetro ビジネス短信  2022/05/20

在日中国大使館は519日、日本から中国への渡航者に対し、新型コロナウイルスにかかる水際対策として、渡航前に義務付けるPCR検査などの措置の変更を発表した。現在実施を求めている「搭乗予定日7日前のPCR検査」を廃止し、搭乗予定日の2日前と出発時刻の24時間以内の計2回のPCR検査、また出発時刻の12時間以内の「迅速抗原検査」(注1)を義務付ける。変更後の措置は530日(当日含む)の渡航から適用する。

1回目のPCR検査は指定検査機関(注2)での受診が求められ、2回目のPCR検査は12カ所の特別指定検査機関(注3)かつ1回目と異なる検査機関で受診しなければならない。計2回のPCR検査の検査報告書を取得後に健康コードを申請する。さらに、出発時刻の12時間以内に指定検査機関で「迅速抗原検査」を行い、その検査報告書を取得する(ただし、出発時刻が午後1時以前のフライトの場合は、搭乗日前日の午後1時以降の検査を認める)。同報告書は健康コード申請時に提出する必要はないが、搭乗時に航空会社が確認する。

在日中国大使館は、変更後の措置に沿った手続きフローとして、以下のケース(未感染者で、搭乗予定日が66日午前915分の場合)を例示している。

64日に1回目のPCR検査を受検

65日午前915分以降に2回目のPCR検査を受検

上記2回の検査報告書を入手後、65日午後6時までに健康コードを申請

65日午後1時以降に「迅速抗原検査」を受検。

66日にグリーン健康コードと「迅速抗体検査」陰性報告書を持参し搭乗手続き

なお、発表では、新型コロナウイルスの既感染者や濃厚接触者となった場合についても、必要な手続きフローを示している。

(注1)ウイルスが持つタンパク質などの抗原を検出する検査方法。PCR検査よりも精度が劣るものの、短時間(30分程度)で結果を示すことができる。

(注23)これらの検査は必ず在日中国大使館・総領事館が指定する検査機関で行う必要がある。同大使館管轄地域の東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、長野県、山梨県、静岡県、群馬県、栃木県、茨城県の指定検査機関、12カ所の特別指定検査機関のリスト、措置の詳細は在日中国大使館のホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで確認できる。各総領事館管轄地域の指定検査機関は各総領事館外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますに確認が必要。

(片小田廣大)

 

●水素燃料電池の特許、中国が世界の7

氢燃料電池専利、中国占世界7成)          Jetro ビジネス短信  2022/05/20

世界知的所有権機関(WIPO)は517日、特許現況レポート「輸送関連の水素燃料電池」を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。2020年(注1)の世界の水素燃料電池の特許出願件数(注2)は1523件(注3)で、過去最大の2019年(11,291件)に次ぐ大きさだった。出願者の国籍別では、中国が7,261件で最も多く、全体の69%を占める。日本(1,186件)、ドイツ(646件)、韓国(583件)、米国(403件)がそれに続く。2014年までは日本がトップを維持していたが、2015年以降、中国の独走状態が続く。

輸送関連の水素燃料電池の出願件数は、世界全体で3,189件(2019年は3,302件)と、水素燃料電池全体の3割を占める。輸送手段別の割合では自動車が71%と最大で、船舶(10%)、航空(8%)が続く(注4)。2020年の内訳は発表されていないが、出願者の国籍別件数(2019年)では、中国が1,760件(そのうち自動車は1,617件)、日本が541件(同511件)、ドイツが386件(同277件)と上位を占める。

同レポートは、企業別の輸送関連の水素燃料電池の特許に関し、権利存続中(active)の特許件数を公表している。2021年の有効特許件数では、トヨタ自動車(2,720件)が最大で、現代自動車(1,402件)、ホンダ(1,191件)、ゼネラルモーターズ(GM)(697件)、フォルクスワーゲン(VW)・グループ(671件)などが続く。中国企業では、燃料電池車(FCEV)メーカーの武漢格羅夫(グローブ、489件)と大手自動車メーカーの中国第一汽車(FAWグループ、153件)の2社が上位20社に含まれた。2013年創業のグローブは2019年ごろまで100件ほどだったが、2020年以降に件数が急増している。なお、大学および研究機関別では、中国科学院(121件)、清華大学(88件)、吉林大学(80件)と中国勢が上位3位を占める(注5)。

WIPOのダレン・タン事務局長は「気候変動への対応のため、水素燃料電池やその他クリーン技術を一刻も早く利用者に届けられるよう、われわれはイノベーションを中心とした政策や優遇措置、投資を増やす必要がある」と述べた。

(注1)特許出願から公開まで平均18カ月の「時差」があるため、確定値は2019年までで、2020年は暫定値。

(注2)件数は同じ発明を複数国に特許出願した場合、そのまとまり(特許ファミリー)を1件としてカウント。

(注32020年の世界全体の件数は明示されていないものの、「中国が全体の69%を占める」とのWIPOの説明を基に、中国の割合を「69.0%」と仮定してジェトロで算出。そのため、実際の件数と異なる可能性がある。

(注4)輸送手段別の出願件数は一部重複があるとみられる。

(注5)実用新案権を除く。  (古川祐)

 

●しびれる辛さ!マーラー味が体験できる「四川フェス」が東京で開催

辛辣!可体験麻辣味的「四川節」在東京挙行)      新華社 2022/05/18

四川料理フードイベントの第4回「四川フェス」514日から15日にかけて、東京の中野セントラルパークで開催された。同イベントは中国駐東京観光代表処などが共同開催。4万人近い来場者が会場に足を運んだ。人民網が伝えた。

中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表は、「『中国の味』は海外で暮らす華人華僑にとって懐かしいふるさとの味であるだけでなく、外国人が中国を知るための重要な窓のような存在にもなっている。中国の味が日本に広まって久しく、四川料理は日本人によく知られ、好まれているものの、中国グルメの素晴らしさは四川料理だけにとどまらない。新型コロナの影響で日本人観光客が中国を訪れてグルメを味わうことはできないが、今回のイベントを通じて、来場した皆さんが本場の四川料理を思う存分味わい、ますます多くの日本人に中華の食文化の魅力を感じてもらいたい」と述べた。

主催者側によると、「四川フェス」は日本で最大規模の中国・四川料理PRイベントで、これまで3回のフェスで延べ計20万人以上を動員した。今年の四川フェスには20軒以上の飲食店が参加し、麻婆豆腐や口水鶏(ゆで鶏のピリ辛ダレがけ)、夫妻肺片(牛の内臓肉のピリ辛だれがけ)など数十種類の伝統的な四川料理を提供した。今回のイベントのテーマは「麻婆豆腐商店街」。日本人にとって一番なじみ深い四川料理である「麻婆豆腐」をメインテーマに据え、来場者は会場で16種類の異なるテイストの麻婆豆腐を味わうことができた。

日本の「四川フェス」は2017年に初めて開催されたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、今回は2年ぶりの開催となった。中国駐東京観光代表処はイベント会場にブースを設け、日本語のパンフレットを用意して、中国文化や四川の特色ある文化・観光資源、定番観光コースなどを紹介。また、会場で日本人ゲストとオンライン形式でつながり、中国を何度も訪れた経験や見聞を披露してもらい、インタラクティブな形式で会場の来場者に中国観光をアピールした。(編集AK

© 人民網日本語版 514日、撮影・呉頴

*左:北京冬季オリンピックとパラリンピックの大会マスコット「氷墩墩(ビンドゥンドゥン)」と

「雪容融(シュエロンロン)」の前で中国への観光をアピールする中国駐東京観光代表処の

欧陽安首席代表

*右:イベント会場でブースの前に長い列を作る来場者

 

●国際博物館の日 中国各地でイベント

 (国際博物館日 中国各地活動多)                 新華社 2022/05/18

【新華社北京518日】中国では18日の「国際博物館の日」を合わせ、各地の博物館が会場やオンラインでさまざまなイベントを開催し、人々に博物館の魅力を伝えている。

© 新華社  17日、新華社配信 左から右

*江蘇省の南京博物院に展示された恐竜の化石を見学する親子(南京=蘇陽)

*湖南省衡陽市の奇石文化博物館を見学する同市雁峰区環城南路小学校の児童

 (衡陽=曹正平)

*江蘇省の揚州中国大運河博物館を見学する人たち(揚州=孟徳竜)

*江蘇省の蘇州博物館を見学する人たち(蘇州=王建康)

*貴州省地質博物館を見学する人たち(昆明=鄧剛)

*江西省の吉安市博物館を見学する人(吉安=李軍)

 

●茶産業と観光の融合で農村振興を後押し 安徽省

茶産業和観光融合後援農村振興 安徽省)            新華社 2022/05/18

【新華社六安518日】大別山の奥地に位置し、銘茶「六安瓜片」の主産地として知られる中国安徽省六安市金寨県大湾村はここ数年、茶産業と観光の融合発展を目指す取り組みを積極的に進めてきた。良質な茶園を作り、収穫、加工、レジャー・観光を一体化した製茶工場を招致することで、地元住民の収入増を後押ししている。

© 新華社 六安市金寨県大湾村(金寨=新華社配信/xxx) 右から左

*製茶企業、金寨県蝠牌茶旅の茶園で茶摘みを体験する観光客。(202152日撮影、/南英平)

*製茶企業、金寨県蝠牌茶旅で茶葉の釜いりを行う従業員。(419日撮影、/汪誠)

*生態茶園(11日、小型無人機から、金寨=新華社記者/杜宇)

 

●伝統工芸品「房州うちわ」製作ピーク…「日本三大うちわ」の一つ

 (統工藝品「房州扇」製作高峰…「日本三大扇子」之一

                                               読売新聞  2022/05/18

夏の到来を前に、千葉県南房総市で国の伝統的工芸品「房州うちわ」の製作がピークを迎えている。

 房州うちわは、京都の京うちわ、香川の丸亀うちわとともに「日本三大うちわ」とされる。竹の丸みを生かした持ち手が特徴だ。南房総市の「うやま工房」では、新型コロナウイルスの影響で外国人観光客向けの販売は低調だが、最近は千葉県内や近県から訪れる修学旅行生の体験学習が増えているという。職人の宇山まゆみさん(60)は「オリジナルのうちわ作りが生徒さんたちに好評です」と笑顔で話していた。

© 読売新聞 製作のピークを迎え、色とりどりの柄が並ぶ房州うちわ(17日、千葉県南房総市の「うやま工房」で)=早坂洋祐撮影

 

●賀蘭山東麓産ワイン、国際見本市に出展 寧夏回族自治区

賀蘭山東麓産葡萄酒、参展国際展会 寧夏回族自治区)   新華社  2022/05/17

【新華社銀川517日】ドイツのデュッセルドルフで1517日、ワイン・アルコール飲料の国際見本市「ProWein2022が開催され、中国寧夏回族自治区賀蘭山東麓にある36のワイナリーが出展した。今回の参加はオンライン方式で、メイン会場のメッセ・デュッセルドルフの展示ブースと、同自治区銀川市のサブ会場で展示を行っている。

賀蘭山東麓は醸造用ブドウ栽培の黄金地帯の一つ。同地区ではここ数年、50余りのワイナリーが生産したワイン千種以上が国際コンクールで相次いで入賞を果たしており、フランスやドイツ、米国、ベルギー、カナダなど20以上の国と地域にワインを輸出している。

© 新華社 15日、銀川=新華社配信 左から右

*「ProWein」のメイン会場で展示された寧夏回族自治区賀蘭山東麓産のワイン

*「ProWein2022」のメイン会場で、賀蘭山東麓産のワインについて説明を聞く来場者(右)

*寧夏回族自治区銀川市のサブ会場に用意された試飲用の各種ワイン(新華社記者/馮開華)

 

●無形文化遺産伝承者、伝統の「儺面」を制作 広西チワン族自治区

中国非遺傳承人制作傳統「儺面」 広西壮族自治区)     新華社  2022/05/13

【新華社南寧513日】中国広西チワン族自治区環江マオナン(毛南)族自治県下南郷南昌屯に住む譚建新(たん・けんしん)さん(70)は同自治区の無形文化遺産の代表的項目、マオナン族木彫り技術の伝承者として作品を制作している。マオナン族には厄払いの伝統儀式「追儺(ついな)」の文化があり、儀式で使う仮面「儺面」「儺舞」「儺戯」などの民族文化行事に欠かせない。儺面作りでは良質な木材を使い、同民族の民間口承文学に基づき、登場人物の性格や表情の特徴を示す文、武、善、凶の形相を彫り上げる。

© 新華社 11日、広西チワン族自治区環江マオナン族自治県下南郷南昌屯で

(南寧=新華社記者/陸波岸) 左から右

*「儺面」を作る譚建新さん

*自ら彫刻した「儺面」を見せる譚建新さん

*「儺面」を作る譚建新さん

 

●在日中国大使館、藤嶋昭教授に中国国際科学技術協力賞を授与

在日中国大使館授与藤嶋昭教授中国国際科学技術合作奨新華社  2022/05/13

 【新華社東京513日】在日本中国大使館は12日、2020年度中華人民共和国国際科学技術協力賞の授賞式を行った。孔鉉佑(こう・げんゆう)駐日大使が中国政府を代表して、東京理科大学栄誉教授で中国工程院外国籍院士(アカデミー会員)の藤嶋昭氏にメダルと賞状を授与した。

 藤嶋氏は1942年生まれ。「現代光電気化学の先駆者」として知られる世界的な化学者で、ノーベル化学賞の有力候補と目されている。

 孔氏はあいさつの中で藤嶋氏に心からの祝意を表し、中国人留学生の育成や中日科学技術交流・協力の推進、中国古典文化の普及など数十年にわたる多大な貢献に感謝した。孔氏は、中日国交正常化以降、両国の人的・文化交流が一層盛んになり、科学研究協力が一層緊密になり、科学技術分野での交流と協力で実際的な成果を上げてきたと指摘。双方が国交正常化50周年を好機と捉え、より多くの協力の成果によって両国の人々に利益をもたらし、地球規模の課題に取り組み、全人類共通の幸福を増進するため、より大きな貢献を果たすことを望むと述べた。

 藤嶋氏は、このような栄誉ある賞を与えてくれた中国政府に心から感謝すると表明。中国の学生と結んだ固い絆を振り返り、両国の科学技術協力をさらに促進し、全人類の幸福を高めるために積極的に貢献していきたいと語った。

(記者/華義)

 

●中国海南省、日本向け水産物輸出が増加

中国)新華社  2022/05/12

【新華社海口512日】中国海南省万寧市の神州半島近海で7日、日本の愛媛県宇和島市から来た漁船「第三十二住宝丸」がブリ稚魚の船積みを行った。日本船舶による万寧からのブリ稚魚の輸送は今年8回目。同市は4月以降、ブリ稚魚110万匹余り、総額3500万元(1元=約19円)余りを輸出している。

万寧林蘭水産養殖は海南省最大のブリ養殖企業で、1989年から主に養殖ブリの稚魚を日本へ輸出している。年間輸出数は300万匹に上る。同社の周波(しゅう・は)董事長によると、顧客にはマルハニチロや九州魚市、三共物商、東海シープロなど日本の水産企業が名を連ね、「第三十八住宝丸」「第五十八真宝丸」など日本漁船が毎年46月に万寧-鹿児島間を往復しているという。

海南省は地理的優位性により、毎年最も早く主に日本へブリ稚魚を輸出できる地域となっている。統計によると、海南省のブリ稚魚の対日輸出額はここ数年、2億元近くに上る。(記者/厳鈺景、李子越)

 

●中国でキャンピングカー市場急成長 キャンプ経済が追い風

中国房車市場快速成長 野営経済乗風)             新華社  2022/05/10

 【新華社北京510日】中国では今年の労働節(メーデー)連休(今年は430日~54日)期間、キャンプ経済が大きな盛り上がりを見せた。キャンプ経済と密接に関係するキャンピングカー旅行やキャンピングカー市場も急成長している。

 市場調査会社の艾媒諮詢(IIメディアリサーチ)がこのほど発表した「202122年中国キャンプ経済産業の現状と消費行動データに関する研究報告」によると、中国ではキャンプ関連の市場規模が14年の771千万元(1元=約20円)から21年には299億元に急拡大しており、22年は伸び率が18.6%、市場規模は3546千万元となる見通しだという。

 キャンプ経済の急成長を追い風に、キャンピングカー旅行の人気が高まり、キャンピングカーの販売急増を後押ししている。全国乗用車市場情報連合会(CPCA)によると、中国のキャンピングカー市場はここ数年、急成長を遂げており、年間販売台数は17年の5千台弱から21年には12582台に増え、今年第1四半期(13月)は前年同期比17%増の2425台となった。

 キャンピングカー市場の将来性は高く、艾媒諮詢のアナリストによると、20年の千人当たり保有台数は米国が30台、欧州が15台だったのに対し、中国は0.2台未満で、成長の余地が大きいという。中国汽車流通協会(CADA)はこのほど、マイカー旅行を楽しむ人の増加、キャンプ場の増加、レンタルサービスの広がり、供給サイドの充実に伴い、中国のキャンピングカー市場が良好な発展のチャンスを迎えるとの見通しを示した。

 研究機関もキャンピングカー市場の先行きを有望視している。安信証券は、キャンピングカーが高級品から大衆化していく中で、キャンピングカー旅行を楽しむ人が増え、関連施設の整備が進み、キャンピングカーのラインナップも充実すると指摘。こうした状況はキャンピングカー市場の発展にプラスに働き、25年のキャンピングカー販売台数は5万台に達すると予想している。

© 新華社

*左:中国(北京)国際レジャー産業博覧会に展示されたキャンピングカーを見学する来場者 

 (2021416日撮影、北京=新華社記者/任超)

*右:3日、重慶市南川区の黎香湖国家湿地公園キャンプ場でキャンプを楽しむ人々

 (重慶=新華社配信/瞿明斌)

 

11万本の爪楊枝で作ったのは? 重慶市

11万根牙籤制作的是? 重慶市)            人民網日本語版  2022/05/07

重慶市に住む70代の湯家禄さんは、1ヶ月半をかけ、爪楊枝11万本を使って、イタリア・ルネサンス期に活躍した巨匠ミケランジェロのダビデ像をモデルにした作品を作り上げた。中国新聞網が伝えた。(編集TG

© 中新網 爪楊枝11万本で作られたダビデ像(56日撮影・肖江川)

 

●外国人観光客、団体旅行で6月解禁を検討「厳しすぎ」と批判の水際対策も見直し

本政府討論国游客団体旅行6解禁…重改被批「太厳」的辺際対策

                                               読売新聞  2022/05/07

 政府が、6月から外国人観光客を一部受け入れる方向で検討していることが分かった。現在は1日1万人としている入国者の上限数も引き上げる方針だ。大型連休後の新型コロナウイルスの感染状況などを見極め、最終判断する。

 複数の政府関係者が明らかにした。現在は観光客の入国を禁止しており、商用や就労、留学などの目的で、国内に受け入れ責任者がいることを条件に外国人の新規入国を認めている。観光客は責任者を定めることが難しいため、旅行会社などが国内での行動を把握しやすい団体客から受け入れる方向だ。

 また、入国者の1日の上限数引き上げのため、空港検疫の態勢を強化する。上限数は2万人程度とする案が浮上している。入国者全員に実施しているウイルス検査は、感染者の少ない国からの入国者は免除するなど、見直しを検討する。

 観光客の行動把握や検査の免除が円滑に実施できるかどうかを確認するため、月内に実証実験を開始する方向で調整している。

 政府は変異株「オミクロン株」に重症化しにくい傾向があることから、行動制限を緩める方向にかじを切っている。海外から「厳しすぎる」との批判がある水際対策も見直しを進め、コロナ禍で苦境にあえぐ観光産業などの支援につなげたい考えだ。

 岸田首相は5日にロンドンで行った講演で、水際対策を6月から欧米並みに緩和すると表明した。英国は既に新型コロナに関する水際対策を撤廃している。

 

●チベット族の無形文化遺産「蘇魯金属工芸技術」に新たな輝き

 青海省雑多県

蔵族遺「蘇魯金属工藝技術」生新輝 青海省雑多県)   新華社  2022/05/06

【新華社玉樹56日】中国青海省玉樹チベット族自治州雑多県はここ数年、無形文化遺産の伝承と地元牧畜民の増収に力を入れている。チベット族の無形文化遺産「蘇魯金属工芸技術」の伝承拠点を設置し、地元の伝承者、土丁江才(トォディンギャムツェ)さんを招いて牧畜民を対象に技術教習を行い、チベットナイフやベルト、指輪などの手工芸品を製作している。

市場ニーズに合わせて金型を進化させ、図案を刷新して製品を改良し、オーダーメードにも対応している。牧畜民の手作りの工芸品は現在、甘粛省や四川省、西蔵(シーザン)自治区などで販売され、一部は海外にも輸出されている。無形文化遺産を伝承するだけでなく、地元住民の収入増も実現している。

© 新華社 420日 (玉樹=新華社記者)

*蘇魯金属工芸技術で製作された手工芸品(央秀達珍)

*完成した金属工芸品を見せる土丁江才さん(韓方方)

*銀片を加工する伝承拠点の受講生(韓方方)

*蘇魯金属工芸技術で製作された手工芸品(韓方方)

 

5日に「立夏」 万物がすくすくと育つ季節に

5日「立夏」 万物茁壮生長的季節)            人民網日本語版  2022/05/05

5日午後826分、二十四節気の7番目で、夏の1番目の節気となる「立夏」を迎える。気温が少しずつ高くなり、夏の気配が漂い始める時期となり、春に種を撒いた植物が成長し、万物がすくすくと育つ季節となるため、大地には活気が満ち溢れている。

「立夏」は、食べ物がおいしい季節でもある。中国では、アズキ、大豆、クロマメ、エンドウ、リョクトウを使って「立夏飯」を作り、五穀豊穣を願う家庭も多い。

江南エリアでは、甘いサクランボ、すっきりとした味わいのアオウメ、香りのよいムギ、脂ののったジギョなどを食べる「見三新」という風習がある。爽やかな風の吹く午後に、それらを食べることで、旬を味わい尽くすという訳だ。

そよ風が吹き、夏の気配が漂い始める「立夏」の頃になると、人々は活発に活動するようになり、生命のエネルギーを感じることができる。あなたは夏を迎える準備ができているだろうか?(編集KN

 

●こいのぼり1000匹の「大家族」、春の風受け優雅に泳ぐ

鯉魚旗1000条「大家族」、乗春風優雅游)           読売新聞  2022/05/05

 大阪府高槻市を流れる芥川周辺で、こいのぼり約1000匹が掲げられ、春の風を受けて優雅に泳いでいる。

 家庭などで飾られなくなったこいのぼりを全国から譲り受け、1992年に始まった。コロナ禍を乗り越え、3年ぶりに「大家族」が空を泳いだ。近隣の保育園などの子どもたちが色を塗った約60匹も加わっている。

*鯉のぼり⇒豆知識・小知識

© 読売新聞 青空の下で風に乗って泳ぐ鯉のぼり(高槻市で)=長沖真未撮影

 

●祇園祭の鷹山、200年ぶり復帰へ着々と 本番さながら試し曳き

祇園祭的鷹山彩車、時200年順利恢復 正式巡游前試運行

                                              朝日新聞社 2022/05/04

 今年7月の京都・祇園祭の山鉾(やまほこ)巡行に約200年ぶりに本格復帰する「鷹山(たかやま)」の保存会が4日、曳山(ひきやま)を製作してきた京都府京丹波町で試し曳きをした。

 鷹山は応仁の乱(146777)の以前から山鉾巡行に参加していた記録が残るが、江戸時代の1826年に暴風雨で壊れ、翌年から巡行に出ない「休み山」になっていた。復帰に向け、懸装品(けそうひん)を飾り付けて動かしたのは初めて。「エンヤラヤー」のかけ声で綱を曳き、竹を車輪下に敷いて方向転換する「辻回し」も練習した。

 山鉾巡行はコロナ禍で2年連続で中止され、実施は3年ぶり。鷹山保存会の山田純司理事長(67)は「本番をしっかりイメージした練習ができた。巡行では特に疫病退散をしっかり祈りたい」と話した。(北村有樹子)

© 朝日新聞社 祇園祭の鷹山の試し曳きをする曳き手たち=202254日午後、京都府京丹波町、筋野健太撮影

 

浙江省のボート産業、「スポーツ大会経済」で活況

浙江省小艇産業、「運動会経済」活躍)              新華社 2022/05/04

【新華社淳安54日】中国浙江省の浙江淳安経済開発区のボートメーカーは今年に入り、千島湖の優れた水上スポーツ条件と開催が予定される世界大学ボート選手権や杭州アジア競技大会、浙江省運動会など多くの競技会を足掛かりに、国内市場の開拓と展開を拡大する一方、ボートやカヌー、ドラゴンボートなど水上スポーツ用品の設計・製造も積極的に推進し、注文がひっきりなしに寄せられている。ボート産業は「スポーツ大会経済」に勢いを得て、新型コロナウイルス流行下でも生産・販売ともに活況を呈している。

© 新華社 浙江淳安経済開発区に(421日撮影、淳安=新華社記者) 左から右

*ボートメーカーの工場で製品の仕上げ磨きをする従業員(徐昱)

*水上訓練桟橋(小型無人機から撮影/徐碰)

*ボートメーカーの工場で完成したボートを運ぶ従業員(徐碰)

 

 

●浜海新区図書館、美しい建物で本との出会い 天津市

浜海新区図書館、美麗建築 和書相会 天津市)         新華社 2022/05/04

【新華社天津54日】中国天津市の複合文化施設、浜海文化センター内にある浜海新区図書館は201710月に正式に開館し、浜海新区の新しいランドマークとして「浜海の目」と呼ばれている。同館のアトリウムは中央の球体と34段の階段状の書棚で構成されており、球体は立体音響とデジタル映写機能を備えた多目的ホールとなっている。

© 新華社 420日、天津市にある浜海新区図書館(天津=新華社記者/趙子碩) 左右 1⇒4

1-3:内部

4:外を歩く市民。(天津=新華社記者/趙子碩)

 

●行動制限のないGW 各地の人出は大幅増 東京・浅草、京都・清水寺で

  去年の3.6

行動限制的GW 各地人流大増 東京・浅草、京都・清水寺為去年的3.6

                                                                          テレ(TV)朝news 2022/05/04

 ゴールデンウィーク3日の各地の人出は行動制限がないことを反映してか、1年前と比べて大幅に増加していました。

 携帯電話の位置情報のデータによりますと、3日午後1時台の各地の人出は東京や大阪などに緊急事態宣言の出ていた1年前と比べて東京・浅草で3.6倍、品川駅で2.6倍、高尾山で2.1倍と大幅に増加しています。

 また関西では京都の清水寺で3.6倍、嵐山で2.2倍、大阪の梅田駅が3.4倍とこちらも大幅に増えています。

 さらに九州では福岡の天神駅で1.4倍、沖縄の那覇空港駅で1.7倍に増えていました。

 新型コロナの感染は減少傾向とはいえ感染防止対策との両立が求められています。

 

●九州・沖縄の旅をテーマに砂の祭典 南さつま市で開幕

九州・沖縄之旅為主題的砂節在南薩摩市開幕)     朝日新聞社 2022/05/04

 大型連休恒例の吹上浜砂の祭典が3日、鹿児島県南さつま市で始まった。今年のテーマは「砂像でめぐる日本の旅~九州・沖縄編」。九州・沖縄の観光地をイメージした33の砂像が市内4会場に並び、訪れた人を楽しませていた。5日まで。無料。

 メイン会場の市役所前広場には15の砂像がつくられ、多くの人がカメラに収めていた。各地の名所を盛り込んだ「鹿児島から旅立とう!」は高さ4メートルの迫力。桜島、熊本城、太宰府天満宮(福岡)、石仏(大分)など代表的な観光地を採り入れた「旅路の車窓から」と題した各県の砂像もある。

 実行委員会の担当者は「新型コロナウイルスの影響で旅行しづらい環境が続いている。砂像を見ることで観光地巡りをした気分を味わってほしい」と話した。会場では砂像制作も体験できる。夜間はライトアップされる。

 砂の祭典は1987年にスタート。新型コロナの影響で2年前は中止になったが、昨年から市役所周辺をメイン会場にして開かれている。(仙崎信一)

© 朝日新聞社 砂の祭典の会場は多くの人でにぎわった=鹿児島県南さつま市役所

 

●中国初の牡丹がテーマの博物館が試験的オープン 河南・洛陽

中国首家以牡丹為主題的博物館試営業 河南・洛陽人民網日本語版 2022/05/03

このほど、河南省洛陽市の牡丹博物館が試験的にオープンした。同博物館は、中国で初めて牡丹をテーマにした博物館で、牡丹の文化コレクション、産業研究、文化観光を一体化させ、関連の文化財、系譜、芸術、栽培、科学研究、伝播など牡丹の文化・栽培に関するテーマ展示を行う。館内では現代のデジタル化テクノロジーが採用され、音、光、電気及び環境づくりと融合することにより、来場者は強い視覚的なインパクトを受け没入感に浸りながら牡丹の歴史や文化を感じることができる。(編集KS

 

●博多どんたく・京都の流鏑馬・武者行列…全国で3年ぶりの催事

博多Dontaku港祭・京都流鏑馬・武者行列…時隔3年全国各地活動

                                                読売新聞 2022/05/03

 新型コロナウイルスの感染拡大以降、初めて全国で行動制限のない大型連休を迎え、各地で3年ぶりに祭りやイベントが再開した。

 福岡市では3日、「博多どんたく港まつり」が開幕し、パレードと演舞台が再開した。出演者は例年の半数以下の約8000人に絞られ、人出も4割程度の約40万人だった。沿道で観覧した福岡県久留米市の男性(74)は「人だかりができていたこれまでと違い、間隔を空けて見られた」と語った。

 京都市では、京都三大祭の一つ、葵祭の幕開けを告げる「流鏑馬(やぶさめ)神事」が世界遺産・下鴨神社(左京区)で行われた。公家や武家装束の射手が馬上から掛け声とともに的を射抜くと、約5000人の観客から拍手がわき起こった。

 神奈川県小田原市では戦国大名・北条氏をたたえるイベント「北條五代 歴史と文化の祝典」が開かれ、ハイライトとなる武者行列が3年ぶりに行われた。感染対策で出陣式は行わず、練り歩く距離も短縮した。

 宮城県白石市では、日本最大級のこけしの祭典「全日本こけしコンクール」が始まった。全国の職人が出品した伝統こけしや創作こけしなど796点が展示され、入場者にはアルコール消毒と検温を求めた。

© 読売新聞 3年ぶりに華やかなパレードが披露され、にぎわう「博多どんたく港まつり」

  (3日午後2時19分、福岡市博多区で)=佐伯文人撮影

 

●唐代の庶民生活が体験できる複合空間がオープン 陝西省西安市

可以体験唐代百姓生活的複合空間開業 陝西省西安市)   新華社 2022/05/02

 【新華社西安52日】中国陝西省西安市雁塔区の大型商業施設、曲江曼蒂広場で430日、唐代の庶民の生活をモチーフにした没入型複合空間「長安十二時辰」がオープンした。24千平方メートルの空間に、唐代の各種グルメや手工芸品、唐文化レストラン、没入型パフォーマンスなど、さまざまな業態が軒を並べている。

© 新華社 430日、「長安十二時辰」で(西安=新華社記者/陶明) 左から右

*散策する観光客

*唐代の語りものを演じる出演者

*「霓裳羽衣(げいしょううい)の舞」を鑑賞する観光客

*パフォーマンスに出演する演者

*唐代の芝居を楽しむ観光客

 

●浪速風 日本人の本能

浪速風 日本人的本能)                       産経新聞 2022/05/02

京都市京セラ美術館で開催中の「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」を見に行くと、若い観覧客が想像より多かった。秦の始皇帝がストーリーの軸となる人気漫画「キングダム」の影響もあるのだろう。展示のハイライトは始皇帝の副葬品である兵士や軍馬などの等身大像だ

10年前、陝西省西安の兵馬俑博物館を訪れた。中国に業務留学した際、古都長安(西安)の空気を吸いたくて1カ月だけ同地の大学に通ったのだ。中国の歴史に興味を抱いたきっかけは「三国志」。日中国交正常化を契機として昭和後期は、小説に漫画、NHK人形劇と魅力的な三国志コンテンツがあふれていた

ニッポン放送アナウンサー、箱崎みどりさんの「愛と欲望の三国志」(講談社現代新書)によると、日中戦争期にも「中国理解」のために三国志ブームが起きたという。政治的な環境に振り回されてはきたが、中国の歴史への関心は日本人の本能なのかもしれない。

 

●「世界お茶まつり」開幕 茶摘みや試飲、静岡各地で15日まで

「世界茶節」開幕 摘茶葉・試飲、在静岡県各地挙行至15毎日新聞 2022/05/02

 日本茶の味わいや文化を発信する「世界お茶まつり20221日、ふじのくに茶の都ミュージアム(静岡県島田市)で開幕した。15日まで、茶摘みや新茶の試飲、スタンプラリーなど多彩なイベントが県内各地で行われる。

 県内の自治体や各種業界団体でつくる実行委員会が2001年から3年に1度実施しており、8回目となる。

 茶の都ミュージアムではこの日開幕式があり、実行委員たちがまつりの成功を祝してお茶で乾杯した。館内では茶摘みや抹茶ひきを体験したり、新茶を使ったパフェやアイスを楽しんだりもでき、家族連れでにぎわった。

 親子で石臼を回した富士市の保育士、大塚佳織さん(42)は「お茶についてもっと知りたくなった」。高校2年の長女あかりさん(16)は「こうした体験をきっかけにお茶の文化が広がってほしい」と笑顔を見せた。

 期間中、県内外にある日本茶の販売店や飲食店、宿泊施設などが「パートナー店」として各種企画でお茶の楽しみ方を紹介する。詳しくは公式サイトhttps://www.ocha-festival.jp。【丘絢太】

 

●メーデー、連合大阪が集会 「コロナ禍で厳しさ増す処遇の改善を」

五一連合大阪集会 「提議改善在新冠疫情中悪化的待遇」毎日新聞 2022/05/01

 労働者の祭典「メーデー」1日、各地で集会が開かれた。連合大阪は大阪市中央区の大阪城公園で「第93回大阪地方メーデー」を開催し、ウェブでも様子を配信した。新型コロナウイルス禍の影響で労働者の雇用環境が厳しさを増す中、参加した約12600人(主催者発表)は処遇改善などを訴えた。

 連合大阪によると、新型コロナの感染拡大で近年の集会はウェブ配信が中心だったが、今年は3年ぶりに大阪城公園での集会が実現できたという。

 田中宏和会長はあいさつで「働くことを軸とする安心社会の実現のため、支援の輪を広げよう」と述べた。ロシアによるウクライナ侵攻も非難し、人道支援のための募金への協力なども呼びかけた。

 一方、大阪労連も大阪市北区の扇町公園で集会を開き、約1200人(主催者発表)が参加した。【芝村侑美】

© 毎日新聞 提供 大阪地方メーデーで「団結ガンバロー」と拳を突き上げる参加者=大阪市中央区で202251日午前1138分、大西岳彦撮影

 

●英アストラゼネカ、四川省成都に中医薬の研究開発拠点設立へ

英阿斯利康、在四川省成都設立中医薬研究開発基地) 新華社 2022/05/01

【新華社成都51日】英製薬大手アストラゼネカはこのほど、中国四川省の成都ハイテク産業開発区に中医薬に特化した研究開発拠点を設立することで同開発区と合意し、オンラインで契約を結んだ。同開発区管理委員会が明らかにした。

同社は世界9位の多国籍製薬企業で、英ロンドンに本社を置く。1993年に中国市場に進出。202112月期の売上高は374億ドル(1ドル=約130円)で、うち中国エリアでの売り上げが60億ドルを占めた。

今回新たに設立される中医薬の研究開発拠点は、同社にとって中国西部地域でのもう一つの重要拠点となる。同社は2011月に中国五大地域本部の一つとなる中国西部本部を同開発区に設立、219月に運営を始めている。西部本部は運営や販売、ビジネスイノベーションなどの機能を備える。

中医薬のイノベーション産業基地となる新拠点は中医薬の現代化産業を特色とし、中医薬の創出と産業の活性化を一体化したワンストップ式のプラットフォームを構築するという。(記者/李倩薇)

 

●中国も連休スタート、北京の主婦「どこにも行けない」…「日本は海外旅行者もいて別世界」

中国也連休、北京主婦「何地也不能去」…「日本也有海外游客 別様世界」)                                    読売新聞 2022/05/01

 【北京=田川理恵】中国で4月30日、労働節(メーデー)の連休が始まった。新型コロナウイルスの感染拡大を警戒する当局は、住民らに遠出を控えるよう求め、各地でロックダウン(都市封鎖)も続けている。コロナの感染拡大後、初めて全国的な移動制限措置がとられなかった昨年の連休と比べ、人出は大幅に減る見込みだ。

 北京市中心部の商業施設では30日、係員が買い物客らのPCR検査結果を確認していた。市が5月4日までの連休中、公共の場所に入る際に陰性証明の提示を義務づけたためだ。普段は家族連れでにぎわう場所だが、昼時でも人はまばらだった。

 中国では3月中旬頃から感染拡大が深刻化し、4月29日に確認された市中感染者は1万703人だった。一時は連日2万人を超えていたため、感染者数は減少傾向にあるが、少しの感染拡大も許さない「ゼロコロナ」政策を背景に、上海市や遼寧省丹東市などでロックダウンが続いている。

 衛生当局の担当者は28日の記者会見で、感染抑え込みは「厳しく複雑」な状況だとして、出掛ける場合は「地元や周辺」にするよう呼びかけた。

 交通運輸省は、連休期間中の旅行客を前年同期比約62%減の延べ1億人と予測している。航空当局によると、飛行機で移動する旅客は同8割近く減る見込みだ。

 図書館などの文化施設も期間中、原則として閉館され、北京では5月1~4日、飲食店での食事が禁止となった。北京に住む日本人の主婦は、「日本では連休中、海外旅行に出掛ける人もいるのに別世界のよう。休みなのにどこにも行けない」と嘆いた。 

 

SFエアラインズ、武漢-大阪の定期貨物路線を再開

SF航線、武漢-大阪定期貨物路線再開)             新華社 2022/04/30

 【新華社武漢430日】中国の物流大手、順豊速運(SFエクスプレス)傘下の貨物航空会社、順豊航空(SFエアラインズ)28日、湖北省武漢市と大阪を結ぶ国際貨物路線の運航を再開した。感光性樹脂のフォトレジスト13トンを積んだボーイング757-200貨物専用機が同日、大阪から武漢天河国際空港に到着した。

 同空港を運営する湖北機場集団の関係責任者によると、週3便で運航を再開し、週当たり160トンの輸送能力を提供する。主に武漢と省内各都市の重点半導体チップ企業の輸入需要を満たし、関連産業チェーンとサプライチェーン(供給網)の安定を促す。両国間の越境電子商取引(EC)貨物も輸送し、武漢と日本の関西地方との経済・貿易往来をさらに深化させていく。

 同路線は順豊航空が湖北省で開設した初の国際定期貨物航路で、20208月に運航を開始した。新型コロナウイルス感染拡大の影響や航空協定の期限切れなどにより、昨年8月から運航を一時停止していたが、地域重点企業の原材料・製品の輸出入の問題を解消するため、運航を再開した。(記者/楽文婉)

 

●健康的な食事は?最新版の「中国住民食事ガイドブック」が発表

健康餐食?中国発表最新版「中国居民平衡膳食餐盤

                                           人民網日本語版 2022/04/28

栄養豊富で健康的な食事とは?中国栄養学会が作成した「中国住民食事ガイドブック」6年ぶりに改訂され、26日に発表された。新華社が伝えた。

同ガイドブックは前版の6つの中心的な推薦を踏まえ、「規則正しい食事、十分な水分補給」「調理・選択に長け、ラベルを読める」という2つの食事準則を新設した。同ガイドブックは、規則正しい食事は合理的な食事を実現する前提として、13食、定時・定量、度のある飲食を合理的に計画するとした。そして2食の間に4−6時間あけ、朝食をとる時間は15−20分、昼食と夕食は20−30分にする。朝食のカロリーは1日全体の25−30%、昼食は30−40%、夕食は30−35%。成人は毎日コップ7−8杯の水またはお茶を飲むことを薦めるとした。

同ガイドブックは、食物の栄養素密度を理解することを提案した。一般的に言えば、色の濃い新鮮な果物と野菜、肉の赤身、鶏卵、全粒穀物が栄養素密度の高い食品だ。キャンディーなどの栄養価が低い食品をあまり食べないほうがいい。旬のもの、現地の食品を利用する。新鮮な食材は栄養を最大限に留められる。

 

商品の選択時にはラベルを読めるようにする必要がある。原材料名と栄養成分表示により食品を選択し、また「高カルシウム」「低脂肪」「食物繊維豊富」などのフレーズに注目する。食品の調理は蒸し、煮込み、炒めを多用し、焼き、揚げを抑える。ネギ、生姜、ニンニクなどの天然香料と電子レンジや電磁調理器など油煙の少ない調理道具を多用する。それにより、油分の使用と高温による発がん性物質の生成を減らせる。(編集YF

© 新華社

 

●輸出品注文増でメーカーは大忙し 山東省即墨

出口産品訂貨増 山東即墨廠家忙)            人民網日本語版 2022/04/28

今年に入り、山東省青島市即墨区の紡績・アパレルメーカーでは、受注数が増え、生産ラインをフル稼働して海外からの注文対応に総力を挙げ、国際市場のニーズに応えている。即墨区には、3千社以上のアパレルメーカーがあり研究開発からデザイン、生産、輸出を一体化させた紡績・アパレル産業基地となっている。新華網が伝えた。(編集KM

●ボアオ・アジアフォーラム、日本の代表が語ったグローバル発展と協力

鰲・亜洲論壇、日本代表発言全球発展和合作)        新華社 2022/04/25

 【新華社ボアオ425日】中国海南省博鰲(ボアオ)で開かれたボアオ・アジアフォーラム2022年年次総会では、フォーラム諮問委員会主席の福田康夫元首相や森清特許庁長官欧州復興開発銀行(EBRD)の小口一彦事務局長ら日本の代表がオンライン形式で会議に参加し、人々の関心を集める地域的、国際的問題や経済、デジタル経済、金融、エネルギー、カーボンニュートラル(二酸化炭素排出量実質ゼロ)などの問題について、踏み込んだ議論と意見交換を行った。

 福田氏はインタビューで、同フォーラム第1回年次総会(2001年)以降に中国で劇的な変化が起き、国際社会での地位が大幅に向上したことは歴史的な意義を持つと指摘。国として全ての人々が幸せを得られるよう努力するという根本理念は非常に重要であり、中国の国際社会での今後の貢献に期待すると述べた。

 森氏は、サブフォーラム「アジアの知的財産権:動向と機会」に参加し、知的財産権分野における日本のカーボンニュートラルに向けた取り組みを紹介。特許庁が現在、環境保護や気候変動の影響に対処するための「グリーントランスフォーメーション・テクノロジーインベントリ(GXTI)を作成していると説明した。同インベントリ(一覧表)は公共財として、特許情報の観点からエネルギー供給やエネルギー需要、温室効果ガス回収・利用などの気候変動対応技術の革新状況を総合的に確認する。

 小口氏は、サブフォーラム「デジタル経済:全ての人に利益を」で、デジタルデバイド(情報格差)解消の必要性を強調した。新型コロナウイルスはデジタル化の速度を速めたが、国家間のデジタルデバイドはますます顕著になり、この解消なくしてデジタル経済の発展はないと指摘。欧州復興開発銀行はデジタルデバイドを解消するため、多くの中国企業と協力関係を構築していると紹介した。中国企業の技術は高く、良きパートナーだとも語った。

 今年のフォーラム年次総会は2022日の3日間開催された。42の国・地域の代表が会場で600人余り、オンラインで400人近く参加した。

(記者/厳鈺景、李子越)

 

●ギネス認定「存命中の世界最高齢」、田中カ子さん死去…119

吉尼斯認定「在世世界最高齢」、田中佳子過世…119)  読売新聞  2022/04/25

 ギネスワールドレコーズ(英国)から「存命中の世界最高齢」に認定され、国内の歴代最高齢だった福岡市東区の田中カ子(かね)さんが、19日午後611分、同市内の病院で亡くなった。119歳だった。

 田中さんは1903年(明治36年)12日生まれ。厚生労働省によると、国内最高齢は大阪府柏原市の巽フサさん(115)となった。

© 読売新聞 119歳で亡くなった田中カ子(かね)さん(2021年9月撮影、福岡県提供)

 

●「絶景花火」を堪能!日本の山梨県で行われた花火大会

「絶景煙火」心満意足!日本山梨県挙行煙火大会) 人民網日本語版 2022/04/24

日本の山梨県南都留郡鳴沢村で423日、花火イベント「The 絶景花火」が行われた。富士山1合目の特設会場で約1万発の花火が打ち上げられ、集まった人々は遮るもののない広々とした会場で、「これぞ絶景」というのに相応しい艶やかで美しい花火を堪能した。新華網が伝えた。(編集TG

©人民網日本語版 423日撮影・張笑宇 左から右 1234 

 1:富士山1合目の特設会場で花火を眺める人々

  234:富士山近くの夜空を彩る花火

 

●長江デルタの外国企業、コロナ下でも対中投資への自信変わらず

長江三角洲外企、即使在新冠疫情下対中投資也不変自信) 新華社 2022/04/24

 【新華社杭州424日】米国やEU(欧州連合)など海外の商工会議所がまとめた調査報告書によると、中国は依然として多くの外国企業がグローバルな投資を計画する上で優先的な選択肢となっている。調査対象となった外国企業の多くが今年、中国への投資を拡大する計画があると答えたことが分かった。

 長江デルタ地域にある浙江省平湖経済技術開発区は日本やドイツ、米国、スイスなどから300社近い外国企業が集まる人気の投資先となっている。うち20社余りが世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」に選出されている。

 日本企業は100社余りで、総投資額は26億ドル(1ドル=約128円)を超える。2021年には主要事業の年間売上高が2千万元(1元=約20円)以上の企業38社の生産高が前年比25.7%増の243億元に上った。

 新型コロナウイルスの世界的な流行が続く中、長江デルタに進出した日本企業にも影響が生じている。とはいえ、多くの日本企業が中国市場への確固たる自信を崩していない。電子部品大手の日本電産傘下で自動車や家電装置などの開発・販売を手掛ける日本電産エレシス電子(浙江)は今年、15千万元を投じて新エネルギー車(NEV)向けインバーターの生産ラインを増強する。

 江蘇省常州市と浙江省平湖市に工場を構えるドイツのガススプリングメーカー、スタビラスは2016年に電動テールゲートストラット事業を開始。中国市場の需要は年々倍増しており、今年は250300万個の生産を見込んでいる。

 スタビラス(浙江)の馬雲傑(ば・うんけつ)工場長によると、同社は昨年3月に増産を始め、生産高は年末までの9カ月間で4億元に上った。今年は8億元に達すると見込む。ここ数カ月は新型コロナ感染拡大の影響で生産がやや落ち込んだものの、先行きに強い自信を持っていると語った。

 米ミネソタ州に本社を置く農業・食品大手カーギルは、08年に浙江省平湖市の第1期工場を稼働してから14年、生産高は年平均1020%のペースで伸びている。業績好調を受け、12年には第2期工場も稼働。21年には生産高が10億元を突破した。

 現在は3千万ドルを投じて第3期工場を建設する計画を進めている。工場の責任者は、第3期工場の稼働後は生産高が3億元余り増える見込みだと語った。(記者/殷暁聖、于佳欣)

 

●日本の専門家、南中国海の海上協力について語る ボアオ・アジアフォーラム

日本専家在博鰲亜洲論壇上講述南中国海的海上合作)   新華社 2022/04/24

 【新華社ボアオ424日】中国海南省博鰲(ボアオ)で2122両日、ボアオ・アジアフォーラム2022年年次総会の「南中国海の持続可能な発展の新ビジョンと新ルート」と題したサブフォーラムが開かれた。日本やシンガポール、フィリピン、ベトナム、インドネシア、オーストラリア、米国などの海洋専門家が出席し、「ブルーエコノミーの視点で見る南中国海の海上協力」について討論した。

 日本の笹川平和財団海洋政策研究所の古川恵太特別研究員が産業転換や技術進歩などと金融の適切な融合を事例にして、日本などの国によるブルーエコノミーの発展に向けた取り組みを紹介した。具体的な成功例として、岡山県備前市日生町がアマモ場の再生などを通じて地元の特色ある海産物の漁獲量を回復し、持続可能な生産モデルで食品加工業を発展させた事例を取り上げた。

 サブフォーラムは中国南中国海研究院、中国・東南アジア南中国海研究センターなどが主催した。(記者/厳鈺景、李子越)

 

広東省RCEPの追い風で日本向け輸出が大幅増

広東省乗風RCEP 対日本出口大幅増長)            新華社 2022/04/22

【新華社広州422日】中国広東省で電子化学品などを手掛ける広東光華科技は、2022年第1四半期(13月)に日本向けの輸出が前年同期比で20%余り増加した。同社海外販売部の陳東福(ちん・とうふく)総監は「RCEPの追い風に乗ったことが主な要因」との見方を示した。

陳氏によると、同社が31日に日本向けに輸出したシュウ酸カリウム一水和物は輸出額が26千ドル(1ドル=約128円)で、汕頭税関から地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の輸出原産地証明書の発給を受けたことで税率は4%からゼロに下がった。陳氏は「日本の輸入商社はコストが下がればより多くの利益が得られ、私たちの製品も競争力が高まる」と指摘。同社が日本に輸出する製品の約8割にRCEPの原産地証明書が発給された。

RCEP協定は今年の11日に発効。中国の貿易額の約2割を占める広東省にとって新たな好機となった。湛江(たんこう)税関関税処の王婷(おう・てい)副科長は、RCEP協定で中国と日本が初めて自由貿易関係を樹立し、双方にウィンウィンとなる新たなビジネスチャンスがもたらされたと述べた。

深圳税関がRCEP発効後3カ月で発給した対日輸出用の原産地証明書は2900件以上、輸出額は約66千万元(1元=約20円)に上った。

広東省各地の税関が発給するRCEP原産地証明書は主に日本向けとなっている。日本は41日に2回目の関税引き下げを実施しており、恩恵を受ける領域は今後いっそう拡大することが見込まれる。(記者/壮錦、王豊、丁楽)

 

●かつて国営だった茶畑と日本企業が提携して生まれた「抹茶基地」 浙江省

曽是国営茶葉田 和日本企業携手新建「抹茶基地」 浙江省

                                           人民網日本語版 2022/04/22

浙江省紹興市富盛鎮の抹茶基地ではこのほど、春の茶摘みがスタートした。同鎮は1993年から管轄区域にある国営の茶畑を民営化する制度改革に乗り出し、日本企業との提携によって蒸青(蒸し)・抹茶生産ラインを前後して導入してきた。こうして生まれ変わった茶畑は、標準化された茶園を約670ヘクタール擁するまでとなり、抹茶の年生産量は800トンに達し、約500世帯の周辺農民の増収を実現させている。新華網が伝えた。(編集KM

 

東京で日本政府に中国の文化財返還を求める緊急集会

東京緊急集会要求日本政府帰還中国的文化財産)  人民網日本語版 2022/04/22

日本の有識者からなる「中国文化財返還運動を進める会」20日、東京で「中国から略奪した文化財の返還を求める緊急集会」を開き、政府に対して中国の文化財返還を求めた。新華社が報じた。

今年は中日国交正常化50周年にあたり、日本が敗戦を迎えて77年目の年でもある。「中国文化財返還運動を進める会」の連合代表を務める山口大学の纐纈厚名誉教授は集会で、「日本は侵略戦争において、中国の人々の生命を奪った。それも大きいが、多くの文化財を破壊し、『戦利品』のように持ち帰ってきたのも大きな罪だ。亡くなった人々の命は返ってこないが、文化財は返還できる」と指摘。「この集会を開いたのは、略奪した文化財を返還して、日中間の歴史の和解を進め、両国関係の発展を推進していくため」と語った。

「中国文化財返還運動を進める会」の連合代表を務める「村山談話を継承し発展させる会」の藤田高景理事長は、「戦後の保守政権は戦前の侵略行為を真摯に反省しようとせず、アジアから略奪した文化財について日本は、略奪の実態を自ら調査して公表することもしていない。日本は朝鮮半島から30万点の文化財を略奪した。中国から略奪した文化財も膨大な数にのぼる」と指摘した。

集会には日本各地から来た参加者100人以上が集まった。そして、学者たちは、今の世界情勢下で、日本と中国が戦略的互恵関係を維持する重要性や文化財返還運動の意義などを訴える講演を行った。ある参加者は、日本は歴史と向き合い、武力で中国から略奪した文化財を返還すべきだとの見方を示した。(編集KN

©人民網日本語版

 

●日本郵便 中国宛てEMS引き受け 22日から停止 上海外出制限影響

日本郵政 22日起停止接受発往中国的EMS 受上海外出限制影響

                                                   NHK 2022/04/21

新型コロナウイルスの感染拡大で中国の上海で外出制限が続き、航空便の運航が減っている影響で、日本郵便は22日から中国宛てのEMS=国際スピード郵便の引き受けを当面、停止すると発表しました。

日本郵便によりますと、中国の上海では外出制限が続いて、日本と結ぶ航空便が減便されて輸送力を十分に確保できないうえ、空港では郵便物の仕分けを行う人員も不足しているということです。

このため日本郵便では、重さ30キロまでの荷物を海外に送るEMS=国際スピード郵便の中国宛ての引き受けを22日から当面の間、停止します。

一方、手紙やはがき、それに2キロ以内の小包については、航空便と船便とも引き続き引き受けますが、大幅に遅れる見込みだということです。

新型コロナの影響で、日本郵便が中国宛てのEMSの引き受けを停止するのは、おととし3月以来です。

 

京都 祇園祭の山鉾巡行 3年ぶり実施へ 次世代に継承を

京都祇園祭山車游行時隔3年実施 “傳承下一)     NHK 2022/04/20

新型コロナの影響でおととしと去年、中止になった京都の祇園祭山鉾巡行が、ことし3年ぶりに実施されることになりました。

毎年7月に行われる京都の祇園祭は、1000年以上の歴史があるとされる京都の夏を彩る代表的な祭りです。

中でも、山鉾がお囃子に合わせて都大路を練り歩く山鉾巡行は、祭りのハイライトとして知られていますが、おととしと去年は、新型コロナの感染拡大を防ぐため中止されました。

ことしの開催について、山鉾の各保存会でつくる「祇園祭山鉾連合会」が20日、記者会見し、感染拡大を防ぐため開催時間を短縮し、参加者が密にならない対策などをとったうえで、3年ぶりに実施することを明らかにしました。

連合会によりますと、山鉾巡行は、例年どおり「前祭」は717日、「後祭」は724日に実施されるということです。

また、多くの人が訪れることが予想されていますが、沿道に設けられる間隔をあけた観覧席を利用するなど、混雑回避に協力してほしいとしています。

「祇園祭山鉾連合会」の木村幾次郎理事長は、会見で「文化遺産である山鉾行事を、次の世代に継承するために実施することにした。祇園祭は疫病退散が本来の目的なので、ことしは山鉾巡行をして皆さんに元気を与えたい」と話していました。

© NHK

 

静岡「新茶初取引」で史上最高値、1キロ1968000円           1元約19円

静岡「新茶首次交易」史上最高価1kg1968000)        読売新聞 2022/04/18

静岡市葵区の静岡茶市場18日、新茶シーズンの到来を告げる「新茶初取引」が行われ、今月発足した静岡県沼津市の「JAふじ伊豆」が出品した同県富士宮市産の手摘みの手もみ茶に、1キロ当たり1968000円の史上最高値が付いた。

JAふじ伊豆は県東部の8農協の合併で誕生しており、前年の最高値に「888000円」を上乗せするご祝儀商いで、初取引が成立した。職員の松本裕平さん(32)は「生育期に天候に恵まれ、見た目も香りも昨年より良い」と話した。

同県の新茶は、先週末からの雨で摘み取り量が限られ、この日の取引量は1763キロと前年の半量程度。平均価格は前年比873円高の1キロ当たり5080円だった。場内では、関係者ら400人が茶葉の手触りや香りなどを確かめ、取引が成立するたびに手拍子が鳴り響いた。

© 読売新聞 新茶の出来を確かめる静岡茶市場の関係者(18日、静岡市葵区で)

 

●豊田合成、5億元投じスマート工場新設 広東省仏山市

豊田合成投5億元新建智能工廠 広東省仏山市)      新華社 2022/04/16

【新華社広州416日】トヨタ自動車グループの豊田合成5億元(1元=約20円)を投じて中国広東省仏山市順徳区にハンドルやエアバッグなどのセーフティーシステム製品を製造するスマート工場を新設することを決め、起工式を行っていたことが、同市への取材で分かった。

新工場は、豊田合成が2004年に同区大良五沙工業パークに設立した豊田合成(仏山)汽車部品の分工場となる。江蘇省張家港市の生産拠点からハンドルのダイカスト事業を引き受け、自動車のハンドルやエアバッグなど基幹部品の設計や生産、販売を担う。24年末に生産を開始する予定で、年間売上高は7億元を見込む。豊田合成(仏山)汽車部品は設立から20年近い発展を経て、21年通期の売上高は16億元に上っている。

豊田合成(中国)投資の福井博規董事長は「新工場はモノのインターネット(IoT)システムを構築し、無人化や完全自動生産の実現を目指す。ハンドルやエアバッグの中国華南地域での中核生産拠点とし、中国市場にさらに根を張っていきたい」と語った。(記者/毛鑫)

 

AI導入でけた違いに高くなる古書籍の修復と整理

AI導入快速古書籍修復和整理)              人民網日本語版 2022/04/11

北京大学デジタル人文研究センター、北京大学・字節跳動(バイトダンス)デジタル人文開放実験室、北京大学人工知能(AI)研究院が共催する「古書籍スマート情報処理」シリーズシンポジウムがこのほど、オンライン開催された。光明日報が伝えた。

シンポジウムでは、北京大学デジタル人文研究センターの王軍センター長が、次のように計算した。中国に現存する古書籍は約20万種で、1949年から2019年の間に38000種近くが修復・整理・出版された。このペースでいくと、現存する古書籍をすべて修復・整理するのに300年かかる可能性がある。しかしAI技術で修復・整理をアシストすれば、およそ20−30年で完了するだろうという。

王氏が語る「AI技術による古書籍の修復」は未来の科学的構想ではなく、現実における生き生きとした現実になろうとしている。バイトダンスは北京大学教育基金会に寄贈し、北京大学・バイトダンスデジタル人文開放実験室による「古書籍デジタル化プラットフォーム」の研究開発を支援し、スマート技術により中華古書籍資源のデジタル化建設を急ぐとした。3年内に厳選された1万種の古書籍のスマート化修復・整理が行われる見込みだという。

古書籍の保護は長期的に、原始的な保護方式が採用されてきた。これはつまり古書籍が「文化財」として保護されることだ。その後は再生的保護方法が登場し、古書籍の影印と画像の保存が行われた。古書籍が紙またはマイクロフィルムとして存在できるようになった。現在のデジタル化古書籍の多くがマイクロフィルムから変換されたもので、解像度が低く、白黒が中心的だ。

すべての古書籍をデジタル化の手段で影印・出版するとしても、その古書籍は融通がきかず、便利に利用できない。北京大学中国語学部の楊海教授は、次の分かりやすい例を挙げた。影印された古書籍には句読点がなく、非常に読みにくい。また古書籍の内容の検索ができず、ある内容を読もうとするならば原文を最初から読む必要があり、スピーディに必要な知識が得られない。そのため伝統的な古書籍の利用率を高めるためには、古書籍の内容をデジタルテキストに変換しなければならない。かつてこの変換は主に専門家が自ら行い、時間的コストが極めて高かった。

王氏によると、近年は北京大学を含む多くの大学及び科学研究機関が、古書籍のデジタル化をめぐり画期的な取り組みを進めている。OCR(光学文字認識)、AI句読、実体識別などの成熟した技術と経験を蓄積している。OCRの応用を例にすると、電子設備で紙の古書籍をスキャンすることで、その内容がコンピューター内に入力され、相応するデジタルファイルが生成される。その効率は人の手による入力よりけた違いに高い。

北京大学デジタル人文研究センターはAIとビッグデータ技術を利用し、先秦から明清の時代を跨ぐ大規模古書籍テキストを整理し、すでに古書籍の自動句読を実現している。平均正解率は94%。同時に人名、地名、時代名、官職名、書名の自動識別を実現しており、その中古史料における正確度は98%近くにのぼっている。(編集YF

 

●啓迪之星、中国進出企業や起業家向けのクラウドツアーを始動

啓迪之星、面向進駐中国的企業和起業家的雲上中国行啓動

                                                 新華社 2022/04/11

【新華社北京411日】中国の啓迪控股(TUSホールディングス)傘下で起業家の育成支援などを手掛ける啓迪之星(TUSスター)7日、中国進出を計画する海外企業や中国に帰国して起業したい人材を対象としたクラウド上の中国ツアー「Go Chinaを始動した。

中国科学技術協会傘下の中国国際科技交流センターと国内外約10の起業支援機関が共催。今回で3回目となる。中国の各経済エリアの状況を系統的に紹介し、中国で実際に起業した海外起業家の実例も共有しながら、中国のビジネス環境への理解を深めるためのサポートをする。海外の優良企業と中国のサプライチェーンの川上・川下産業や市場とのマッチングも行う。

深圳市在北米経済貿易代表処の于智栄(う・ちえい)首席代表は、深圳には大勢の若い人材や潤沢な資本、知的財産権の保護などの強みがあるとした上で、長年にわたり通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)やIT大手の騰訊控股(テンセント)、電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)、小型無人機(ドローン)大手の大疆創新科技(DJI)など国際競争力のある革新的な企業を数多く輩出してきたと紹介。昨年の時点で国家級ハイテク技術企業が2万社を超え、域内総生産(GDP)に占める研究開発への投資比率は5.46%に上ったと語った。

 

成都市で日本産酒類商談会を開催、多種多様な銘柄が消費者のもとへ

成都市挙行日本産酒類洽談会、多種品牌直達消費者

                                         Jetro ビジネス短信 2022/04/11

ジェトロは331日、「成都日本産酒類商談会」を開催した。当イベントは中国西南地域における日本酒を中心とした日本産酒類(焼酎、ワイン、梅酒などを含む)の流通拡大を目的に開催したもので、北京や上海市など中国沿海地域に拠点を置いて活動する貿易会社や自治体など計10社・自治体が出展し、活発な商談を行った。

多種多様な銘柄が浸透し始めた成都市日本酒市場

成都市の日本酒市場は、23年前までは知名度が高い一部の銘柄のみに人気が集中し、当地で流通する銘柄は限定的だった。しかし、2020年ごろから市内での日本酒のPRイベントが頻繁に行われるようになり、多くの銘柄が流通し始めた。成都市大手小売店関係者によると、「3年前と比べて日本酒の取り扱い銘柄数は2倍に増えた。成都バイヤーの日本酒の調達基準は、以前は『銘柄のブランド力』のみだったのが、近年はバイヤーのリテラシーも高まり、『味』『料理との相性』『酒蔵の歴史』といった背景知識も吟味するようになった」という。今回のイベントでも「魚料理と相性のいい銘柄はなにか」「この酒蔵はどういった企業か」といった料理との相性、会社概要などに関する質問が多数飛び交った。

ジェトロでは20214月以降計4回にわたり、成都市で日本酒商談会を開催した。商談会を通じた商談の成果もあり、新たに多くの銘柄の日本酒が成都市場で流通し始めている。林本店(岐阜県)の百十郎シリーズは、日系小売業大手のイトーヨーカ堂や伊勢丹などで販売されているほか、市内の人気日本食店舗でも取り扱われるなど知名度が高まっている。百十郎シリーズは、風味が異なる計10種類が流通し、豊富なラインアップにより、日本食との相性はもちろんのこと、銘柄によっては四川料理とも相性がよいとされ、成都の食生活への浸透が期待される。(寺田俊作)

 

●中日両国の企業家、EVの成長戦略について話し合う

日両国企業家、討EV成長戦略)                新華社 2022/04/10

【新華社名古屋49日】中日国交正常化50周年を記念し、両国の電気自動車(EV)産業の実務協力と共同発展を促すため、在名古屋中国総領事館と日本の野村証券8日、中日EVハイエンドフォーラムを共催し、両国の企業家がエネルギー転換の将来を見据え、EVの成長戦略を話し合った。

劉暁軍(りゅう・ぎょうぐん)駐名古屋中国総領事はスピーチで、グリーン(環境配慮)と低炭素が世界経済の変革にとって重要な方向性になっていると指摘。中国と日本が協力してグローバルな課題に取り組み、政策上の意思疎通を強化し、優位性を互いに補完し合い、各分野での実務協力を積極的に拡大するとともに、産業チェーンとサプライチェーンの安定した円滑な流れを維持し、共同でグリーン発展を実現させる必要があるとの認識を示した。

中国汽車工業協会(CAAM)の王耀(おう・よう)秘書長助理は、中国のEV産業の発展状況と今後の発展動向について説明した。中国EV大手の比亜迪(BYD)アジア太平洋自動車販売事業部総経理でBYDジャパン社長の劉学亮(りゅう・がくりょう)氏は、BYDのグローバル戦略や日本市場での展開を説明した。中国新興EVメーカー、上海蔚来汽車(NIO)のグローバルビジネスプロジェクト管理責任者の郭少華(かく・しょうか)氏は、同社のグローバル発展目標を共有した。

野村証券エクイティ・リサーチ部の桾本将隆氏は、世界的な二酸化炭素(CO2)排出規制の強化が、自動車産業の電動化を加速させ、産業の発展を後押しすることで、2022年の世界の自動車販売台数が約7%伸びるとの見通しを示した。

今回のフォーラムは、名古屋の会場と中国にあるオンライン会場を繋ぐ形で開催。中日両国の経済界や産業界から専門家200人以上が参加した。

(記者/劉春燕)

 

北京で桜を植樹「友情の木、根をはって」 日中国交正常化50周年

北京種植櫻樹「友情之樹、根基穏」 日中邦交正常化50周年

                                                毎日新聞 2022/04/10

 日中国交正常化50周年を記念した植樹イベントが9日、日本への留学経験者や企業家らで作る「中日交流論壇」の主催で北京市郊外の大西山で行われた。日本企業や駐中国の日本大使館関係者を含む日中の約60人が参加し、桜の木約30本と「平和のバラ」約200株を植えた。

 植樹に先立ち日本留学経験のあるビジネス関係者で作る「留日商会」の房恩会長は「私たちはここで中日の民間交流と協力をいかに強化するかを話し、共に平和のタネ、友情の木を植える。この花が開き、木がしっかりと根をはることを期待したい」と語った。日本大使館の七沢淳公使も中国語で「みなさんと共に50周年の記念植樹ができ、とてもうれしい」とあいさつした。

 国交正常化50周年の関連行事は、両国関係の冷却化や新型コロナウイルス対策などの影響で日中両政府間の動きが鈍い中、民間主導で進められている。【北京・米村耕一】

© 毎日新聞 提供 日中国交正常化50周年の記念植樹をする両国の参加者

 北京市内で202249日、米村耕一撮影

 

●中国文化遺産「蒙頂山茶」、真正性保護で産業促進 四川省雅安市

文化遺産「蒙頂山茶」、真正性保護促進産業 四川省雅安市

                                                 新華社 2022/04/06

【新華社雅安46日】中国四川省雅安市名山区の蒙山茶伝統製茶技術は、国家級無形文化遺産に登録されている。文化遺産としての真正性を保護し、蒙頂山の茶文化を伝承するため、同区は蒙頂山の標高800メートル以上を蒙頂山茶の核心エリアに区分し、茶葉生産から販売まで全過程のトレーサビリティ・システムを構築することを明確にした。土地譲渡や生産管理、新茶摘み取り、加工基準、包装要素、販売管理を統一することで、品種、生態、技術、文化、品質の五つの側面から真正性を保護する。現在、保護範囲にある400世帯余り千人以上の農家は毎年、1人当たり2千元(1元=約19円)余りの増収を実現している。

© 新華社 雅安=新華社記者/沈伯韓 左から右1234

14330日、蒙頂山の茶畑で茶を摘む農家の人たち(小型無人機から)

23331日、蒙頂山で緑茶「蒙頂甘露」を作る製茶職人(2:小型無人機から)

 

●日本茶道ゆかりの地、茶文化で農村振興 中国浙江省杭州市

日本茶道因縁地、茶文化振興農村 中国浙江省杭州市)   新華社 2022/04/06

【新華社杭州46日】中国浙江省杭州市余杭区西部郊外に位置し、同市市街地から約40キロの径山(きんざん)の麓に山と同じ名の小さな村落、径山村がある。茶摘みの時期の径山村には、茶葉の清々しい香りがあふれている。

村には「江南五山十刹の一」と称えられる径山万寿禅寺がある。臨済宗の祖庭で日本茶道の起源に影響したとされることから、同村は日本との関係も深い。

同村はここ数年、茶の栽培に力を入れ、茶産業と文化資源を拠り所に、禅と茶と旅を融合した農村振興の道筋を切り開いてきた。村の状況が良くなるにつれ、多くの若者が径山に集まるようになり、農村の発展に弾みがついた。

現在、同村の茶畑は3千ムー(約200ヘクタール)余りで、村全体の茶葉の年間生産量は約25千万キロ、茶葉の売り上げだけで5千万元(1元=約19円)を超えている。また専門の合作社(協同組合)や特色ある運営会社を設立し、「径山禅茶」ブランドを打ち出して、茶を使用した飲食、茶葉派生商品、茶文化ツアー、茶道研修、茶農作業体験など、茶を中心とした産業が順調に発展している。

同村では2021年、一人当たりの収入が47449元に上り、村の総収入は446万元となった。古刹の下に富につながる道を見つけ、村の人々の暮らしぶりはますます良くなっている。(記者/孔令杭、許舜達、段菁菁)

© 新華社

 

●「三月三」祝うフェスティバル開幕 広西チワン族自治区

「三月三」慶祝活動開幕 広西壮族自治区)新華社 2022/04/04

 【新華社南寧44日】中国広西チワン族自治区南寧市でこのほど、伝統的祝日「三月三」(旧暦の33日)を祝う2022年「チワン族三月三・八桂フェスティバル」が開幕し、メイン会場の青秀山は華やかな雰囲気に包まれた。

 会場では無形文化遺産の伝承者が油茶、六堡茶、壮錦(チワン族の伝統的な錦)、繍球(刺繍を施したまり)などの実演や作品展示を行い、ジン族に伝わる弦楽器「独弦琴」、伝統劇の彩調、桂劇、壮劇なども披露した。

 同自治区には国内で最も多くの少数民族住民が居住している。「三月三」はチワン族だけでなく、漢族、ヤオ族、ミャオ族、トン族、モーラオ族、マオナン族などにとっても民族行事の日となっている。(記者/趙歓)

© 新華社

 

●ジェトロ、巨大な中国市場に自信

日本JETRO自信巨大的中国市場)                 新華社 2022/04/02

 【新華社上海42日】日本貿易振興機構上海代表処(ジェトロ上海事務所)の水田賢治首席代表331日、新華社の取材に応じ、「私たちは巨大な中国市場に対し、常に確固たる自信を持っている。心を一つにして新型コロナウイルス感染症と闘い、1日も早く社会がゼロコロナを迎えられるようにし、日本企業がオフライン事業を行うための良い条件を整えたい」と語った。

 中国各地で3月、新型コロナの感染拡大が見られ、確定診断患者と無症状感染者が著しく増えた、常住人口約2500万人の経済都市、上海市でも「海外からの輸入症例」と「市中感染の増加」という二重の課題に直面した。

 中国の一部の省・市で現在、感染拡大の影響が見られるものの、水田氏は日本と中国の経済・貿易協力について、引き続き期待を示し、今年開かれる第5回中国国際輸入博覧会にジェトロが日本企業を出展させる計画で、すでに中国国際輸入博覧局と具体的な交渉や調整を始めていると述べた。水田氏によると、出展分野は従来と同様、食品や農産物、消費財、医療機器、医薬・ヘルスケアに集中するとみられる。

 水田氏はまた、今年、両国の国交正常化50周年に当たるが、上海には現在、5600社を超える日本企業が進出しており、昨年は両国の貿易額が過去最高を更新したと紹介。今年11日に発効した地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が、各国の貿易と経済発展の急成長を後押しし、日中間の経済・貿易協力がさらに着実に深化するのを後押しすると述べた。

 上海市長寧区にあるジェトロ上海代表処は、同市全域の「静的管理」の実施に伴い、取材時は閉鎖されていた。地元政府はこのほど、長寧区に日系企業や日本人在住者が多いことを考慮し、新型コロナ抗原検査のマニュアルを中国語、英語、日本語で作成し、区内の日本人が自宅で検査できるようにしており、好評を得ている。

 水田氏は、上海で働き、生活している外国人として、感染対策の現状に理解を示し、「黄浦江を境に市内を二つに分けて核酸検査を実施する上海市政府の果断な措置は、非常にタイムリーだ。一般市民としては、市全体が一丸となり、いち早く感染拡大を食い止めるよう期待している。上海市全体が通常の業務、通常の生活に戻れるよう、私たちも感染対策に積極的に協力していきたい」と語った。

 感染拡大の影響を受け、ジェトロをはじめとする多くの日本企業がオフライン活動の面で影響を受けている。例えば、昨年の第4回輸入博で一般公開された日本の体験型公式常設パビリオン「JAPAN MALL」では、このほど予定されていたオンラインとオフラインの連動イベントが延期を余儀なくされた。しかし、日本企業はオンライン方式で中国の消費者とのつながりを維持している。ジェトロでも、動画投稿アプリ「抖音(ドウイン)」などのプラットフォームにアカウントを開設し、日本の手工芸品や家具、雑貨、美容・スキンケア用品、ベビー用品、ペット用品、ファッションアイテムなどを中国の消費者に紹介するオンラインツアーを定期的に開催している。(記者/陳愛平、許暁青)

 

*JCCB:中国市場に関心持つ日本会社へ

 

夜桜と白鷺城、光の演出華やかに 夜間ライトアップ始まる 姫路

夜桜・白鷺城、光影絢爛夜点灯 姫路)    神戸新聞NEXT/神戸新聞社 2022/04/01

 世界文化遺産・国宝姫路城の西の丸庭園(兵庫県姫路城)で1日、「夜桜会」の試験点灯があった。2日から、見頃を迎えたサクラと白壁、石垣など園内が鮮やかに照らし出される。9日まで。

 百間廊下に囲まれた西の丸は広さ約1万平方メートルで、約70本のソメイヨシノやシダレザクラが次々と満開に近づいている。竹灯ろうやプロジェクションマッピングなど区域ごとに趣向を変えた光で演出し、今年は初めて園内にピアノを設置、事前に申し込んだ約40人が演奏して花を添える。

 午後6時半から9時。入場券は完全予約制で大人600円、小中高校生200円(未就学児無料)。姫路城管理事務所TEL0792851146(大山伸一郎)

© Copyright(C) 2022 神戸新聞社 All Rights Reserved. 庭園内で見頃となり、光に照らされ浮かび上がるサクラ=1日夜、姫路市本町

 

●今年も見頃を迎えた太湖頭渚の夜桜 江蘇省無錫

今年迎来賞櫻時節的太湖頭渚夜櫻 江蘇省無錫) 人民網日本語版 2022/03/25

「中国の桜の名所」と言われる江蘇省無錫太湖頭渚景勝地の桜が満開を迎えた。ライトアップが始まり、夜桜見物の醍醐味も味わえる。景勝地内をそぞろ歩くと、満開の桜が照明に映え、水面にも桜の景色がひろがり、幻想的な光景を作りあげている。中国新聞網が伝えた。(編集KM

© 人民網日本語版 撮影・孫権 左から右 15

13:ライトアップで桜の景色がより幻想的に

4:ライトアップが始まり、夜桜見物の醍醐味も味わえる江蘇省無錫太湖頭渚景勝地

5:亭台楼閣と桜

 

2021−22中日ハイレベル研究者交流会が開催

2021−22中日高層研究人員交流会挙行)        人民網日本語版 2022/04/01

科学技術部(省)外国専門家サービス司と日本科学技術振興機構(JSTさくらサイエンスプログラム推進本部が共催し、科学技術部国外人材研究センターと東南大学が共同で実施する2021−22中日ハイレベル研究者交流会(低炭素人間居住環境)」325日、オンライン開催された。同交流会は延べ15000人超がオンラインで参加した。科技日報が伝えた。

科学技術部副部長で、国家外国専門家局の李萌局長が開幕式にリモート出席し、そして「今年は中日国交正常化50周年だ。双方の科学技術分野の協力と交流は長年にわたり急発展し、規模拡大を続け、両国の人々に重要な福祉をもたらした。現在、グリーン経済、低炭素経済、持続可能な開発が両国の共通認識になっている。出席した専門家、学者、業界のリーダーが相互理解を促進し、手を携え協力を展開し、両国の低炭素建築産業に新たな協力内容を加え、アジアひいては世界の低炭素建築の発展に向け積極的な推進的役割を果たすことを願う。中国科学技術部(国家外国専門家局)は中日両国の研究者に向け、より多くのふれあい交流の場を構築する」とあいさつした。

JSTの沖村憲樹名誉理事長はあいさつの中で、「科学技術交流協力の中日双方に対する重要な役割を十分に肯定するとともに、JSTは長期的に中日科学技術交流プログラムの展開に取り組んでいる。中日ハイレベル研究者交流会はすでに両国の研究者が交流する重要な場になっている。両国が相互学習を続け、ウィンウィンの実現を願う」とした。

 

今回の交流会では、カーボンニュートラルの進展におけるアジア人の居住環境のデザイン革新、グリーンでスマートな建築の科学的模索及び技術応用、東アジア伝統建築の持続可能性のスマート化及び現代の伝承という3つのサブフォーラムが設置された。中日両国の有名大学、企業、研究機関の科学者及び企業界の代表者が、低炭素建築分野に関する基調演説を行い、ラウンドテーブルディスカッションに参加した。また南京長江都市建築設計股份有限公司スマート本部ビル及び日本の瑞浪北中学校などの中日最先端の建築事例について「クラウドリサーチ」を行った。(編集YF

 

京都の春の風物詩「都をどり」3年ぶり開催 初日を控え大ざらえ

京都春季風物詩「都舞」時隔3年首日開演前的排演)    毎日新聞 2022/03/31

 京都の花街で最多となる約90人の芸舞妓(げいまいこ)を擁する、祇園甲部の舞踊公演「都をどり」が、1日から3年ぶりに開催される。会場となる京都市東山区の南座で331日、稽古(けいこ)総仕上げの「大ざらえ」があり、華やかな舞台が招待客ら約600人に披露された。

 都をどりは1872年に始まり、太平洋戦争の敗戦前後を除き続いてきた、京都の春の風物詩の一つ。2020年、21年は新型コロナウイルス禍で約70年ぶりに中止となり、1公演の出演者を例年より絞るなど、感染対策を講じて稽古を重ねてきた。

 舞妓がそろいの振り袖で舞う、恒例の「総をどり」の見応えは健在。咲き誇る桜を背景に、舞い手全員が舞台に並ぶフィナーレはまぶしいほどの華やかさで、観客席から感嘆の声が漏れた。

 2年間の中止で、今回初めて都をどりの舞台に立つ舞妓は、25人中15人を数える。真未さん(17)は「お稽古で頑張ってきたことを出せるよう精いっぱい頑張ります」と話し、京舞井上流五世家元の井上八千代さん(65)は「彼女たちの喜びをぜひご覧いただきたい」と語った。24日まで。【南陽子】

© 毎日新聞 提供 3年ぶりに開催される「都をどり」を前に行われた大ざらえ=京都市

 東山区の南座で2022331日午後34分、菱田諭士撮影

 

●日本人写真家・森山大道氏の個展が北京で開幕

日本撮影家・森山大道個展在北京挙行)        人民網日本語版 2022/03/31

モノクロとはっきりしたコントラストの強さが特徴の日本を代表する写真家・森山大道氏(83の個展「森山大道——記憶·記録」がこのほど、北京の798芸術区愛馬思(IOMA)芸術センターで開幕した。代表的な写真100点以上が展示されており、これらの作品を通して写真家としての森山氏の歴史を感じることができる。また、新型コロナウイルス感染症の襲来を受けたここ数年の新作も展示されている。(編集KN

 

●ウォーホル版画「シルバー・リズ」、23億円で落札…国内資本美術オークション最高落札額                                1元約19日元

安迪・沃荷版画「Silver Liz」、拍下23億日元…国内資本美術拍賣最高額

                                       読売新聞 2022/03/30

ポップ・アートの巨匠アンディ・ウォーホル(1928~87年)の版画作品「シルバー・リズ」が30日、東京・羽田空港で開かれたオークションで23億円(手数料・税別)で落札された。主催者はシンワオークション(東京都中央区)で、国内資本の美術オークションの最高落札額を大幅に更新した。会場でキョウデン創業者の橋本浩氏が落札したと、自ら明らかにした。

 同社によると、これまでの最高額はピカソの油彩画「泣く女」の10億円で、2018年に落札された。今回落札された作品は、ハリウッド女優のエリザベス・テイラーさんの肖像シリーズの1作。

© 読売新聞 ウォーホルの「シルバー・リズ」が23億円で落札された会場

(30日、東京都大田区の羽田空港で)

 

●世界らん展閉幕…日本原産のらん「エビネ」、初の最高賞に

世界蘭展閉幕…日本原産蘭「蝦脊蘭」、首獲最高奨) 読売新聞 2022/03/30

「東京ドームシティ プリズムホール」(東京都文京区)で開かれていた「世界らん展2022―花と緑の祭典―」(読売新聞社、NHKなど主催)が30日、閉幕した。32回目の今回は、日本原産のラン「エビネ」が最高賞の日本大賞に初めて選ばれ、注目を集めた。

 

●中国サービス業、開放拡大総合試行の範囲を拡大へ

中国服務業、開放拡大総合試験区的范囲拡大)        新華社 2022/03/30

 【新華社北京330日】中国のサービス業が経済発展の重要な成長分野と外資導入のエンジンとして、開放の新たなチャンスを迎えている。今年の政府活動報告は「サービス業開放拡大総合試行地区の増設」2022年の活動任務の一つに掲げた。サービス業開放拡大総合試行の範囲拡大の足音が近づいている。

 中国は20155月にサービス業拡大開放総合試行を北京で始動し、北京は209月に国家サービス業拡大開放総合モデル区に格上げされた。214月には試行地区を拡大、天津市、上海市、海南省、重慶市の4省・直轄市による総合試行実施を承認し、14の構図を形成した。5省・直轄市はその後、それぞれの地域と産業の特性に基づき、サービス業の開放と革新の模索を加速してきた。

 試行地区ではサービス業が開放の中でさらなる発展を遂げ、外資導入に新たな原動力を注入している。商務部のデータによると、中国サービス業の21年の外資導入額(実行ベース)は前年比16.7%増の90649千万元(1元=約19円)、外資導入額に占める割合は78.9%で、サービス業は外資導入をけん引するエンジンとなっている。うち5試行地区のサービス業の外資導入額は全国の33.4%を占めた。

 サービス業の開放は経済発展の安定を促している。国家統計局の概算統計によると、サービス業の21年の増加値(付加価値額)は609680億元で、国内総生産(GDP)の53.3%を占めた。経済成長への寄与率は54.9%で、GDP伸び率を4.5ポイント押し上げた。

 アナリストによると、中国サービス業の発展にはまだ大きな余地がある。商務部は、中国サービス業増加値の対GDP比は先進国を20ポイント前後下回っており、製造業との融合発展や現代サービス業の発展が十分でないとしている。今後はサービス業の開放をさらに拡大し、新たな発展の原動力を持続的に育成、国際競争と協力の新たな優位性を形作る必要がある。

 商務部は22年の活動計画として、プラットフォームの役割を強化し、サービス業拡大開放の総合モデル区と試行地区の役割を発揮するとともに、ハイスタンダードな国際経済貿易ルールと連携し、サービス業の発展推進を加速すると何度も言及している。

 

●花の誕生日を祝う「花朝節」、棚田で開催 浙江省

花的生日的「花朝節」在浙江省的梯田上挙行)     新華社 2022/03/30

【新華社建徳330日】中国浙江省建徳市乾潭鎮胥嶺(しょれい)村27日、全ての花の誕生日を祝い、花の神を祭る行事伝統「花朝節」が初めて行われ、市民や観光客が菜の花を鑑賞したり、胥嶺古道のフラワーマーケットを訪れたりして楽しんだ。

同村は典型的な江南地方の山あいの集落で、400ムー(約27ヘクタール)を超える棚田に菜の花を植えている。「花朝節」の開催は伝統的な農耕文化の魅力を示すとともに、農業と文化・観光の融合的発展を推し進めている。

© 新華社 27日、建徳市乾潭鎮胥嶺村(建徳=新華社記者/徐昱) 左から右

*「花朝節」で披露された茶芸

*「花朝節」開幕式で披露された伝統音楽の演奏

*棚田を耕す村民

2小型無人機から撮影した建徳市乾潭鎮胥嶺村

 

特色ある雲南の彩色上絵技術を用いた文化・クリエイティブグッズ

用有特色的雲南彩色上絵技術的文化・創意産品)  人民網日本語版 2022/03/29

雲南省文山壮(チワン)族苗(ミャオ)族自治州西畴県瓦廠村彩色上絵技術を用いた文化・クリエイティブグッズは、その独特さから人気を集めている。ここ数年で村の小さな作業場は次第に民俗文化やキャラクターなどの七大シリーズや100種類以上の製品ラインナップを擁する特色豊かな文化クリエイティブグッズを生産する工場へと発展し、その製品は省内外に広く販売されている。2021年末、地元には、観光客の受け入れから製品の展示、生産作業、インタラクティブ体験など多機能が一体化した西畴湯谷文化クリエイティブ産業園が立ち上げられ、村民の自宅近くでの就職と所得増加の一助となっている。新華網が伝えた。(編集KM

© 人民網日本語版 327日、雲南省文山壮(チワン)族苗(ミャオ)族自治州西畴県瓦廠村で 

撮影・江文耀