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春節7連休中の中国国内旅行者が前年比23.1%増 延べ3800万人に

春節7連休期間中国国内旅行者比前年増23.1%累計達3800万人

                                           人民網日本語版 2023/01/28

今月21-27日までが春節(旧正月、今年は122日)に合わせた7連休となった中国。中国文化旅游(観光)部(省)が27日に発表した7連休中の文化観光市場の状況によると、国内旅行者は前年同期比23.1%増の延べ3800万人に、国内の観光収入は同30%増の37584300万元(1元は約19.1円)に達した。7連休中の文化観光市場は全体的に安定し秩序が保たれていたほか、同市場が勢いよくV字回復していることが示された。新華社が報じた。

中国旅游研究院やオンラインプラットフォームのデータを総合的に見ると、7連休中、省をまたいで移動した旅行者が前年同期に比べてかなり増加した。積極的に旅行に出かける住民が最も多かったのは上海、北京、広州などの都市だった。7連休中、最も人気だった観光ジャンルはテーマパークや避寒地、ランタンフェスティバル、スキー、温泉だった。(編集KN

 

中国 新型コロナ感染者 ピーク時 1日あたり約700万人

中国新冠感染者 “高峰 1天感染約700万人)          NHK 2023/01/24

中国で感染症対策を担う中国疾病予防センターは、25日、新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。先月下旬に1日あたりの感染者数がおよそ700万人となりピークを迎えたとしていますが、詳しいデータは明らかにしていません。

中国では先月7日に新型コロナウイルスの感染対策が大幅に緩和されたあと、各地で感染の拡大が続いています。

中国疾病予防センターによりますと、1日あたりの感染者数は先月22日に694万人とピークを迎え、その後、今月23日には15000人まで減少したということです。

ただ感染者数の合計や省ごとの内訳など、詳しいデータは明らかにしていません。

感染者数をめぐってはセンターの専門家が先週「人口のおよそ80%がすでに感染した」という見解を発表し、人口14億のうち11億人余りが感染した可能性を示しています。

一方、センターによりますと新型コロナウイルスに感染して医療機関で死亡した人は今月4日に4273人と最も多くなり、今月23日には896人になったということです。

中国疾病予防センターは先月8日から今月19日までの1か月余りの間に合わせて72596人が死亡したと発表していますが、自宅で死亡した人は含まれておらず、実際にはもっと多いという指摘が出ています。

 

2022年の外資利用額(実行ベース)、ドル換算で前年比8.0%増(中国)

2022年中国外資利用額(実際)、按美元換算比前年増8.0

                                         Jetro ビジネス短信 2023/01/24

中国商務部は118日、2022年の中国の外資利用額(実行ベース)が前年比6.3%増の12,3268,000万元(ドルに換算すると、同8.0%増の1,8913,000万ドル)に上り、安定的な成長を維持したと発表した。

産業別にみると、製造業の外資利用額は同46.1%増の3,237億元(約61,503億円、1元=約19円)で、外資利用総額に占める割合が前年より7.8ポイント上昇して26.3%となった。ハイテク産業は同28.3%増で、総額に占める割合は同7.1ポイント上昇の36.1%となった。このうち、電子および通信設備製造業、科学技術成果の実用化サービス、情報サービスの成長率がそれぞれ、56.8%、35.0%、21.3%に達した。

投資元の国・地域別に見ると、主要国・地域からの投資が軒並み増加した。このうち、韓国、ドイツ、英国の対中投資がそれぞれ前年比64.2%増、52.9%増、40.7%増と大幅に伸びた。EUからの投資は92.2%増と急拡大し、「一帯一路」沿線国、ASEANはそれぞれ17.2%増、8.2%増だった。

投資先を中国国内の地域別にみると、中部、西部地域の伸び率はそれぞれ前年比21.9%増、14.1%増で、全国平均の伸び率を15.6ポイント、7.8ポイント上回った。山西省、河南省はそれぞれ3.3倍と2.2倍、広西チワン族自治区と陝西省はそれぞれ49.1%増、33.6%増となった。

大型プロジェクトの牽引役としての役割も強まっている。2022年の契約額1億ドル以上の外資大型プロジェクトによる外資利用額は前年比15.3%増の6,5347,000万元に達し、外資利用総額の53.0%を占めた。

商務部元副部長の魏建国氏は119日、中国日報のインタビューに対し、「ハイレベルな対外開放のさらなる拡大と中国経済の回復に伴い、2023年の対中直接投資額は2桁の伸びとなり、通年で2,200億ドルから2,300億ドルに達する可能性がある」と予測した(「中国日報」119日)。(趙薇)

 

重慶市で日系小売業の出店加速

重慶市日企零銷業開店加速                 Jetro ビジネス短信 2023/01/24

ニトリホールディングスは118日、中国・重慶市で初店舗となる「NITORI重慶新光天地店」をオープンした。ニトリの中国への出店はこれで65店舗目となる。同社は2022年の1年間だけで中国内に新たに18店舗をオープンした。同年9月に湖南省長沙市に同省1号店、12月には四川省成都市に同省4号店をオープンさせるなど、潜在力が注目される内陸部への出店も相次いで行っている。ニトリ(中国)投資の杉浦栄総経理によると、2023年中に中国の店舗数を100店舗とすることを目標に、新規出店をさらに加速させる計画だという。

重慶市には20221230日、衣料品や雑貨を手掛けるアダストリアが自社ファッションブランドの「niko and ...」の同市1号店をオープンした。アダストリアは前月の11月に四川省成都市にも旗艦店を含む2店舗をオープンさせたばかり。また、中国国内に「MUJI」ブランドで300以上の店舗を展開する良品計画は20221230日と202316日に、MUJIの重慶市8号店と9号店を相次いでオープンした。

202211月に「スシロー」を四川省成都市に初出店したFOOD & LIFE COMPANIESは広東省広州市、広東省深セン市、成都市に次ぐ中国4番目の出店都市として、重慶市で2023年春の出店に向けて準備を進めている。

重慶市は内陸部で唯一の直轄市で、人口3,200万人を抱える大都市だ。消費意欲も旺盛で、小売総額の伸び率も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた2022年を除けば、全国平均を上回っている(添付資料表参照)。重慶市のメディア「華龍網」の112日記事によると、2022年の1年間で重慶市内に、中国西南部初または重慶市初となる店舗を開設した著名ブランド小売店は148店舗に上るという。(森永正裕)

© Jetro ビジネス短信 左から右

NITORI重慶新光天地店」の開業セレモニー(ジェトロ撮影)

*「niko and ... 重慶時代天街店」オープン時の様子(アダストリア提供)

 

中国 新型コロナ 専門家「人口の約80%感染」11億人余り感染か

中国新冠 専家看法「約人口的80%感染」11億多人感染?)   NHK 2023/01/22

中国で新型コロナウイルスの感染データが発表されない状況が続くなか、現地の感染症の専門家は「人口のおよそ80%がすでに感染した」という見解を明らかにしました。具体的な根拠は示されていませんが、人口14億のうち11億人余りが感染した可能性があります。

これは、国の感染症対策を担う中国疾病予防センターで首席専門家を務める呉尊友氏が21日、中国版ツイッター「ウェイボー」で明らかにしました。

この中で、呉氏は中国政府が先月新型コロナウイルスの感染対策を緩和したあと、全国で感染が急速に拡大したとして「人口のおよそ80%がすでに感染した」という見解を明らかにしました。

具体的な根拠は示されていませんが、人口14億のうち11億人余りが感染した可能性があります。

一方、呉氏は旧正月の春節で大勢の人が移動し局地的に感染者が増えるかもしれないとしたものの「今後23か月の間に全国的に大規模なリバウンドや感染の第2波が起きる可能性は低い」という見方を示しました。

中国政府は感染を徹底して抑え込む「ゼロコロナ」政策を終了させたあと、感染者数などの情報について今月8日のデータを最後に発表をとりやめており、感染の詳しい実態はわかっていません。

 

中国「春節」の大型連休始まる 「ゼロコロナ」終了で移動増加

中国「春節」大型連休開始 「新冠清零」結束 各地移動増加)    NHK 2023/01/21

中国では21日から旧正月の春節の大型連休が始まりました。中国政府が新型コロナウイルスの感染を徹底して抑え込む「ゼロコロナ」政策を終了させて初めての大型連休となり、帰省や旅行などで、春節前後の期間中、去年の2倍近くの移動が見込まれています。

新年を旧暦で祝う中国では、22日の春節に合わせて21日から7日間の大型連休が始まり、上海にある空港では帰省先や観光地に向かう多くの人の姿が見られました。

このうち家族や友人と南部のリゾート地に行くという35歳の男性は「2年近く、ほかの都市に旅行に出かけていません。海の景色や子どもとの水遊びを楽しみたいです」と話していました。

また、妻や5歳の娘と上海に駐在している45歳の日本人男性も「ロックダウンや隔離政策の中でずっと生活をしていたので、旅行も初めてです。感染は心配ですが家族とのんびり過ごしてこようと思います」と話していました。

ことしの春節は、中国政府が「ゼロコロナ」政策を終了させて初めての大型連休となり、これまでの厳しい行動制限がなくなったことから、春節前後の40日間に国内を移動する人は去年の2倍に当たる延べ21億人近くと見込まれています。

一方、中国政府が日本への観光旅行の制限を続けていることから、春節期間中、中国から日本への旅行客は大幅に増加しないとみられます。

 

中国 海外への団体旅行 来月6日から一部で解禁 日本は含まれず

中国対海外団体旅行 下個月6日起部分解禁 不含日本)     NHK 2023/01/20

中国政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて制限してきた海外への団体旅行について、来月6日から一部の国を対象に解禁すると発表しました。

対象国は、タイやインドネシアなど20か国にかぎり、日本は含まれていません。

中国政府は、新型コロナウイルスの感染が最初に拡大した3年前の20201月以降、国内の旅行会社に対して、海外への団体旅行の取り扱いを制限してきました。

しかし中国政府は、先月下旬、水際対策を見直し、中国人の海外旅行を段階的に再開させていく方針を示していました。

これを受けて、中国政府は20日、国内の旅行会社に対し、中国人を対象にした団体旅行と、一部の旅行商品を対象に、来月6日から試験的に解禁すると発表しました。

ただ、対象国は、タイやインドネシア、フィリピンなど東南アジア諸国のほか、ロシアやニュージーランドなど合わせて20か国にかぎっていて、日本は含まれていません。

中国政府は、19日からは、海外旅行に必要なパスポートの申請手続きも再開させていて、今後も対象国を増やしながら段階的に海外旅行を再開させていくとみられます。

 

2022年の自動車輸出は約311万台、世界第2の輸出国に(中国)

2022年中国汽車出口約311万台、成為世界第2大出口国

                                         Jetro ビジネス短信 2023/01/20

中国自動車工業協会(CAAM)は112日、2022年の中国の自動車輸出台数が前年比54.4%増の3111,000台だったと発表した。2年連続で過去最高を更新し、初めて300万台を超えた(添付資料図参照)。現地メディアは「輸出台数はドイツを上回り、日本に次いで世界2位となった」とし、数年以内に日本も上回る可能性があると報じている(「環球時報」117日)。

輸出台数のうち、乗用車が56.7%増の2529,000台、商用車が44.9%増の582,000台だった。新エネルギー車の輸出は2.2倍の679,000台だった。メーカー別の輸出台数では、1位が上海汽車の906,000台、2位が奇瑞汽車の452,000台、3位がテスラの271,000台、4位が長安汽車の249,000台、5位が東風汽車の242,000台となっている。

CAAMは輸出急増の背景として、国外での供給力不足と中国企業の競争力向上を挙げ、特に三電(バッテリー、モーター、コントローラー)技術やスマートモビリティーでの優位性が高まっているとした。また報道では、中国の新エネルギー車輸出で発展途上国向けが増加していることや、製品の高付加価値化が進んでいるなどの特徴があるとしている(「中国経済網」116日)。

CAAMによると、2022111月の自動車輸出先上位(注)は、1位がメキシコで219,000台、2位はサウジアラビの205,000台、3位はチリ201,000台、4位はベルギー189,000台、5位はオーストラリア142,000台だった。新エネルギー車では1位がベルギー、2位が英国、3位がフィリピンだった。

ASEANへの輸出については、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効が後押ししたとの見方も報じられている(「国際商報」117日)。

(注)貿易統計データベースのグローバル・トレード・アトラス(GTA)では、同期間の乗用車(HSコード8703)輸出は米国向けが425,085台で1位となっている。

(河野円洋)

  

20日は大寒 寒さが去り春が訪れ、新たな年迎える

20日是大寒 寒去春来迎新年)               人民網日本語版 2023/01/20

120日に「大寒」が到来する。大寒は二十四節気の最後の節気で、冬の最後の節気でもある。冬が去って春が訪れ、大寒を過ぎると、また新しい四季のサイクルが始まることになる。

大寒より小寒の方が寒い

大寒と小寒は気温の変化が名称になった節気だ。上海社会科学院文学研究所民俗研究室の畢旭玲主任によると、「大寒という名前は小寒よりも寒そうに感じるが、実際は大寒の頃には自然界に陽の気が満ち始めて、すでに春に近づいている。そのため大寒を迎える頃の気温は小寒の頃よりもやや高く、小寒の方が寒いことが多い」としている。

畢主任は、「二十四節気で小寒の後に大寒が設けられているのは、おそらく中国人の『不運が極まれば幸福がやって来る、すべては循環する』という伝統的な考え方と関係があるだろう。大寒の後で立春の節気に戻れば、ちょうど1年間のサイクルが完結する」と説明している。

大寒を過ぎるとまもなく春節、新たな年のスタート

今年の大寒は旧暦1229日に当たり、翌日は旧暦の大晦日で、大寒のシーズンの中で旧暦11日である春節(2023年は122日)を迎えることになる。新しい年を迎えるために、どの家も大掃除や玄関口に飾る春節飾りの準備で忙しい。これはまず、空間を浄化して、環境を美しく整えるためだけでなく、心を浄化して、幸運を呼び込むためだ。春聯(春節に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙)や福の字、花の窓飾りなど春節に関連したおめでたい飾りは、この時期、家を飾り立てるインテリアの主役にもなる。

人々は素晴らしい生活への期待に胸を躍らせながら家の中や門口を飾りつけ、新たな気持ちで新年を迎え入れ、これからの一年が幸せであるように願いを込めるのだ。(編集KS

 

綻ぶ花々で見る二十四節気 雲南省昆明

綻放的花卉看二十四節気 雲南省昆明           人民網日本語版 2023/01/19

 

二十四節気のそれぞれの季節の花とはどんな花々だろうか?雲南省昆明市のカメラマンは、1年半の月日と累計2万時間以上を費やして40万枚以上の写真を撮影し、150種類以上の花が綻ぶ様子を微速度撮影で記録した。そしてその中から、二十四節気を代表するにふさわしい、極めて美しく開花する24種類の花を選りすぐり、「二十四節気と24種類の花の微速度撮影動画」を制作した。(編集KM

© 人民網日本語版  二十四節気を代表する24種類の花々(撮影・宋光旭)

 

 

ドラマ版「三体」配信開始1時間で新記録 最大の勝者は?

電視劇版「三体」播放開始1小時創新記録 最大贏家是?

                                           人民網日本語版 2023/01/18

実写ドラマ版「三体」の配信が15日に始まった。公式データによると、配信開始から1時間で、騰訊(テンセント)動画プラットフォームで注目度が急上昇し、テンセント動画のドラマシリーズ配信初日の注目度の記録も塗り替えた。

実写ドラマ版「三体」の急激な人気上昇にともなって、関係企業にも注目が集まっている。メディアの報道によれば、作者の劉慈欣氏は以前に「三体」の著作権を10万元(現在の1元は約19.1円)で売却した。「三体」が出版された翌年、張番番さんと宋春雨さん夫妻が著作権をわずか10万元で買い取り、当時まだ名前の知られていなかった劉氏から「三体」の映像化権を獲得した。ゲーム開発・発行企業の遊族網絡(YOOZOO Games)は、2018年初めに12千万元と高額の買収額で張氏の会社を買収し、「三体」の映像化権を購入した。その後、「三体」の知的財産権の運営権は遊族網絡の関連会社の上海遊族文化伝媒有限公司(遊族影業)から三体宇宙(上海)文化発展有限公司に移行し、「三体」プロジェクトの推進と実施が行われている。三体宇宙公司はこれまでに三体コンテンツ開発の4大分野として、映画・テレビ・オーディオブック、汎文化、インタラクティブエンターテインメント、リアルエンターテインメントがあることを明らかにしている。同社の公式サイトによると、配信中のアニメ版「三体」と配信が開始されたばかりの中国語の実写ドラマ版「三体」、作品を深く読み込むコンテンツ「解碼三体」のほか、2024年には「私の三体」第4シリーズも配信される計画という。

業界関係者は、「作品の影響力により、『三体』への注目度は高い。関連会社もテレビ・ネット資源を集約し、共同で運営し、マルチチャンネルによる同時配信を行い、作品自体の人気をさらに押し上げることになる。これにより企業とプラットフォームに恩恵がもたらされ、制作サイドが著作権所有によるメリットを獲得するだけでなく、配信プラットフォームも多くのアクセスとユーザーを獲得することになるだろう」と述べた。(編集KS

© 人民網日本語版

 

もうすぐ春節!中国のご当地年越し料理マップが発表

春節将至!中国当地年夜料理地図発表)        人民網日本語版 2023/01/17

大晦日に年越し料理を食べるというのは、中国人の伝統的な春節(旧正月、2023年は122)の過ごし方だ。年越し料理といっても、中国は国土が非常に広いため、地域によってその内容も異なり、「京派」や「東北派」、「西北派」、「麺食(小麦粉で作る主食)派」、「淮揚派」、「重辣派」などバラエティに富んでいる。そこで中国天気網は今回、中国全土の十大年越し料理を紹介するご当地年越し料理マップをまとめた。中国天気網が報じた。

中国北方エリアでは、年越し料理として肉や小麦粉で作る主食を食べるというのが恒例となっている。例えば、「京派」を見ると、北京ダックや牛肉の醤油煮込みなどが絶対に欠かせない料理となっている。また、京八件や咯吱盒といった特色ある菓子や軽食も、老若男女問わず人気となっている。山東省や河南省、山西省といった地域では、年越し料理として小麦粉で作る主食が並ぶ。主役となる水餃子の他にも、縁起の良い多種多様な飾り蒸しパンが食卓を飾っている。

寒い東北エリアでは、年越し料理として熱々の煮込み料理が並ぶ。その中でも、酸菜(白菜の漬物)は「絶対王者」となっており、鶏肉とキノコの煮込みやガチョウ煮込みが盛り上げ役となる。東北エリアでは、このように大晦日になると肉料理の香りが家中に漂う。

西北エリアや内蒙古(内モンゴル)自治区、西蔵(チベット)自治区では年越し料理というと、牛肉や羊肉が不動の地位を築いている。「西北派」の年越し料理を見ると、羊肉の煮込み料理や羊肉のスープなどが並ぶ。内蒙古自治区の人々は、食材の味を生かすシンプルな料理方法を好む。例えば、牛肉や羊肉を調味料を一切入れずに茹で上げ、鍋から出す前にサッと塩を振る。柔らかくなるまで茹で上げられた肉は栄養たっぷりだ。西蔵自治区の人々は通常西蔵暦の新年を祝い、西蔵族にとって最もめでたい祝祭日となる。その時には、牛や羊の干し肉、バター茶、醸造酒・チャンなどが絶対に欠かせない品となる。

一方、南方エリアを見ると、さっぱりとした「淮揚派」のほか、激辛の「重辣派」、さらに材料本来の味を重視した「閩粤派」などがあり、地域によってその味は大きく異なり、「百人百様」ということができるだろう。その他、臘味(燻製肉)も、南方エリアでは欠かせない一品となっており、各家庭で腸詰めや干し肉を使った料理が出てくると、春節ムードが一気に高まる。

さっぱりとした「淮揚派」は、アヒルの塩煮や肉団子などが恒例の年越し料理となっている。また、南方エリアの「八宝飯(ドライフルーツやナッツで表面を飾ったもち米で作った甘い主食)」や「年糕(中国の餅)」、「湯圓(もち米粉で餡を包み茹でた団子)」などは、北方エリアの水餃子のような存在で、たくさんの人が春節に最も楽しみにしている料理となる。

華南エリアの年越し料理もさっぱり味で、主に「閩粤派」と「海島派」に分類できる。広東省の盆菜(大きな食器に煮物などを盛り合わせる料理)やガチョウのロースト、白切鶏(鶏肉料理)、福建省の高級スープ・佛跳牆、魚のつみれ、豚肉のライチ風ケチャップ炒めなどは、あっさり、すっきりとした味わいで、軟らかく、豊かな風味といった形容詞がぴったりだ。

海南島では「魚」が縁起の良い料理となり、年越し料理に絶対に欠かせないだけでなく、親戚や友人への贈答品としても大人気だ。また、熱帯の風情を感じさせてくれるココナッツチキン鍋はさっぱりとした味で地元の名物年越し料理となっている。

「民は食をもって天となす」と言われるように、中国の大晦日は何と言ってもおいしい料理が主役。春節においしい料理を食べながら一家団欒を楽しむのが恒例行事だ。ただ、体調を崩すことがないよう、特に高血糖や消化器系の弱い人は食べ過ぎや飲み過ぎ、衛生管理などに注意しなければならない。太りすぎることがない程度に、おいしい料理をたくさん食べ、ポジティブな気分で新年を迎えよう!(編集KN

© 人民網日本語版  

 

無形文化遺産で作る干支のウサギ 江蘇省連雲港

遺工藝制作干支兎 江蘇省連雲港)          人民網日本語版 2023/01/16

春節(旧正月、2023年は122)を控え、江蘇省連雲港市贛楡区にある無形文化遺産の「麺塑(しん粉細工)」伝承者・孫連東さんの工房では、新年を迎えるための新作が作られていた。孫さんは、春節を迎えるにあたり、約2週間かけて、干支のウサギをテーマにした「萌兎」シリーズの麺塑作品を制作したのだという。人民網が伝えた。(編集KM

© 人民網日本語版  撮影・邵世新 左から右

*麺塑を作る過程を子供たちに紹介する無形文化遺産伝承者の孫連東さん

*麺塑の作り方を子供に教える無形文化遺産伝承者の孫連東さん

*「萌兎」シリーズの麺塑作品を見せる子供

*同上

 

去年の介護事業者倒産 過去最多 感染拡大期の利用控えも影響か

日本去年介護単位倒産為過去最多 也受感染拡大期利用減少影響

                                                  NHK 2023/01/15

去年の介護事業者の倒産は143件と、これまでで最も多かった3年前を上回り過去最多となったことがわかりました。大半が小規模な事業者で、介護サービスの利用控えや物価高騰などで経営が悪化したとみられ、統計をまとめた信用調査会社は「今後も増えるおそれがある」としています。

東京商工リサーチによりますと、去年1年間に倒産した介護事業者は全国であわせて143件で、前の年の81件の1.7倍に増えました。

3年前の118件を25件上回って、2000年に始まった調査で最も多くなり、負債総額も過去最多の2213800万円に上ったということです。

内訳はデイサービスなどの「通所・短期入所」が69件と最も多く、各地でデイサービスを展開していたグループ企業の連鎖倒産もあったということです。

そのほか「訪問介護」が50件、「有料老人ホーム」が12件、「その他」が12件となっています。

また従業員10人未満の小規模な事業者の倒産が8割を超え、感染が拡大した時期の介護サービスの利用控えによる減収、食材などの物価や光熱費、燃料費の高騰の影響がのしかかり、経営悪化が進んだとしています。

東京商工リサーチは「介護現場ではヘルパーなどが不足して人材獲得競争も激化していて、今後も利用控えや物価高が続けば、小規模事業者を中心に倒産が一段と加速し、必要なサービスを受けられない人が増えるおそれがある」と指摘しています。

 

「中華人民共和国対外貿易法」が改正、対外貿易経営者の届け出登記

 を廃止

「中華人民共和国対外貿易法」修改、対外貿易経営者申報登記廃除

                                         Jetro ビジネス短信 2023/01/13

中国の第13期全国人民代表大会(全人代)常務委員会第38回会議で1230日、「中華人民共和国対外貿易法」の改正に関する決定が可決、即日施行された。対外貿易経営者の届け出登記を義務付けた規定(旧第9条)が削除された。

同決定に基づき、各地方の商務主管部門は同日から、貨物・技術貿易業務を実施する対外貿易経営者の届け出登記業務を停止した。また、輸出入許可証や技術輸出入契約登録証明書、関税割当枠(クオータ)、国有貿易資格などの関連書類や資格を申請する市場主体(注)に対して、関係部門は対外貿易経営者の届け出登記書類の提出を要求しないこととなった。

自由貿易試験区では先行的に届け出登記が期限付きで撤廃されていた。全人代常務委員会は、国務院が自由貿易試験区の関連法律を2019121日から暫定的に調整することを許可し、その一環として、対外貿易経営者の届け出登記は3年以内の条件で試験的に不要となっていた。

中国国際貿易促進委員会(CCPIT)研究院の趙萍副院長は「対外貿易経営者の届け出登記の廃止は、国内取引と対外貿易の一体化への扉を開いた」と述べ、「この動きは、国内の市場主体が対外貿易業務を行う際の資格上の障壁を除去し、国内市場と国際市場とのより良い流通を促進し、さまざまな市場主体が国際市場と国内市場の2つの資源を活用し、国内大循環の駆動力と信頼性を高めるだけでなく、国際循環の質とレベルを向上させるのにも役立つ」との見方を示した(「人民網」16日)。

また、多くの有識者は、対外貿易経営者の届け出登記が廃止された後に、企業は積極的に国外市場に適応し、イノベーションを強化することで市場を獲得すべきと指摘した(同)。

(注)中国内で営利を目的とした経営を行う自然人、法人、非法人組織の総称。(趙薇)

 

企業家の2023年経済見通し 中国は楽観・韓国は悲観・日本は中間

企業家予測2023年経済 中国楽観・韓国悲観・日本中間

                                           人民網日本語版 2023/01/13

複雑で不確実性に満ちた政治情勢と経済情勢の中にあって、中国・日本・韓国の企業は2023年に対してどのような見通しを立てているだろうか。

このほど行なわれた「2023年の中日韓企業管理職の経済予測調査」によると、目下のグローバル経済情勢に対し、中国企業が最も楽観的な見方を示し、日本企業が中国に次ぎ、韓国企業は最も悲観的だった。中国の企業代表の半数以上(51.5%)が、「グローバル経済は成長状態にある」と答え、日韓の割合を大きく上回った。韓国企業は最も悲観的で、企業代表の4分の3が「グローバル経済は悪化しつつある」と見ており、そのうち44.8%が「急速に悪化している」とした。

23年のグローバル経済情勢の予測でも、中国企業は最も楽観的、韓国企業は最も悲観的だった。中国企業の代表で楽観的な見方をする人は7割以上だったが、日韓はどちらも2割以上だった。「悪化する」とした韓国企業は半数を超えたが、日本は3割超、中国はわずか1割だった。

各国の経済情勢に対する見方では、中国経済に対して楽観的な見方をする企業が最も多かった。23年の中国の経済動向に対し、中国企業の代表は楽観的な見方をする人が大半を占め、「23年の中国経済はプラス成長を実現する」とした中国企業は80.2%、日本企業は63.9%、韓国企業は44.8%だった。

また回答者の35.6%が「中国経済が好転した主な原因は、新型コロナウイルス感染症対策を緩和した後の経済回復にある」と答え、次に多かったのは「中国の政策的支援」だった。

企業の経営が感染症前の水準に戻るのはいつかとの質問に対し、中国企業の代表の8割近くが「自分の会社は2024年上半期かそれより前に感染症発生前の水準に戻ることができるだろう」との見方を示した。日本企業はこの割合が69.7%、韓国企業は65.6%だった。全体的に見れば、韓国企業の代表よりも中日企業の代表の方が、自身の会社が感染症以前の水準に戻る時期について楽観的な見方をしていることが分かる。(編集KS

 

タイと海南省三亜市への旅行支出に大差なし 中国人観光客は春節に

 どこへ行く?

対泰国和海南省三亜市的旅行支出相差不大 中国游客春節去何処?

                                           人民網日本語版 2023/01/13

中国人の海外旅行が再開されると、タイは香港地区に次いで人気の旅行先になった。オンライン旅行会社「携程」のデータによれば、1月になってから、タイのホテル予約件数が前年同期比で480%増加し、そのうち中国大陸部からの予約が3割以上を占めるという。同期の大陸部観光客からのタイのホテル予約件数は前年同期の21倍以上になり、前月同期との比較では2倍になった。春節(旧正月、2023年は122日)連休期間の大陸部観光客からのタイのホテル予約件数は12倍近く増加している。このほか、飛猪(フリギー)のデータでは、過去1週間近くに海外航空券の予約件数が前年同期の4倍以上になった。同時に、春節連休期間の海外旅行予約件数が大幅に回復しており、3年近くぶりの最高を更新した。行き先がアジアの予約件数が5割以上を占め、中でもタイの予約件数が20倍近く激増した。

春節のタイ旅行の人気高騰により、旅行先としてタイに改めて注目するようになった人が少なくない。ネットユーザーの中には、攻略法を打ち出し、「(海南省の)三亜市とタイなどの海外の旅行先とで航空券やホテルの価格はそれほど違わない」と発信する人もいる。

筆者も実際に計算してみた。旧正月の大晦日にあたる121日から26日まで56日の日程で旅行する場合、北京-三亜の往復航空券代にJWマリオット三亜海棠湾リゾート&スパのプライベートプール付きダブルベッドルームに2人で5泊する料金を合わせると31835元(1元は約19.1円)が必要になる。これは旅行全体の支出は大人1人約2万元かかることを意味する。また同じ日程で北京からタイのプーケット島に出かける場合、往復航空券代は1人あたり7568元以上、豪華ホテルのバンヤンツリープーケットのプライベートプール付きヴィラに2人で5泊すると約27855元で、旅行全体の支出は1人約21500元になる。比べてみると、春節連休期間には三亜に行ってもタイに行っても出費はそれほど変わらない。

北京第二外国語学院観光科学学院の谷慧敏教授は、「現時点ではタイへの直航便が少なく、タイへの往復航空券代がまだ高く、これに移動にともなう時間的コストも加わるので、春節連休には三亜に行く消費者の方が少し多いだろう」と予想する。

同学院中国文化・観光産業研究院の呉麗雲准教授は、「タイへの国際便が徐々に回復していることや、タイが中国国民のインバウンド観光に友好的な態度を取っていることもあって、タイは今年の春節連休期間に中国国民の海外旅行で人気の目的地になる可能性が高い」との見方を示した。(編集KS

 

春節を控え、高原「土郷」で伝統的な饃饃作りコンテスト 青海省

臨近春節、高原「土郷」傳統饃饃制作大賽 青海省) 人民網日本語版 2023/01/12

春節(旧正月、2023年は122日)を控え、高原の「土郷(トゥ族のふるさと)」である青海省海東市互助土(トゥ)族自治県で、土族に伝わる「饃饃(小麦粉で作った主食)作りコンテスト」が開かれた。会場では、料理の腕に覚えがある土族の女性100人以上が、それぞれ自慢の一品を披露した。形や作り方も様々な春節向け「饃饃20種類以上が所狭しと並べられ、あたりには小麦粉の芳しい香りが漂っていた。中国新聞網が伝えた。(編集KM

© 中新網 撮影・馬金山 左から右

*自作の年を見せる土族の女性

*同上

*土族の女性たちが作った様々な形の年

*同上

*同上

*同上

  

唐菓子作りに魅せられた女性 夢は無形文化遺産の伝承人になること

熱衷制作唐菓子的女性 夢想成為非遺傳承人)    人民網日本語版 2023/01/12

新疆兵団第四師七十一団を定年退職した周小茵さん(56)は、春節(旧正月、2023年は122)の時期には、色鮮やかな蒸しパンや唐菓子、おいしい料理を作り、季節ごとの祝祭日には、青団(草もち)や春巻き、竜須餅など民間に伝わるグルメを作り、週末には、友人を招いて茶を飲みながら、菓子を食べたり、人生について語り合ったりといったように、悠々自適の暮らしを送っている。中国新聞網が報じた。

周さんは地元では有名なグルメの達人で、季節ごとの祝祭日には、様々な民間に伝わるグルメを作っている。「見た目に優れた唐菓子を作るには、心を込めて、絶妙な力加減で、一気に作り上げなければならない」と周さん。

こし餡を包んで作った唐菓子は、上品で非常に美しい茶菓子。非常に繊細で、しかも色鮮やかで、花や鳥などを模した形に作られている。「中国麺点史」の記載によると、茶を飲む習慣が中国全土に普及し始めたのは唐の時代で、その時代に茶を飲みながら茶菓子を食べる習慣も始まり、そこからすでに1000年以上の歴史を誇るようになっている。

中国の歴史あるグルメに端を発する唐菓子作りが近年、中国で再び盛んになっている。料理や菓子作りが大好きな周さんは、唐菓子の歴史や文化にすっかり魅了され、その作り方を独学で学び、新疆維吾爾(ウイグル)自治区伊犂哈薩克(イリ・カザフ)自治州では指折りの唐菓子作り名人となった。

周さんによると、唐菓子を作るために、まずよく選んだシロインゲンマメを24時間水につけた後、皮を剥いて、柔らかくなるまで煮る。その後、濾した後に、少量の白玉粉と砂糖を加えて鍋で焦がさないように練っていき、それに天然色素を少し加えると出来上がりだ。

周さんは、「唐菓子作りの腕を今後も磨き、できたら、無形文化遺産の伝承人になりたい。唐菓子は、唐の時代の文化や芸術の代表作で、私達の世代がそれを受け継ぎ、発揚していかなければならない」とした。(編集KN

© 中新網

  

上海港コンテナ取扱量、13年連続で世界一

上海港集装箱呑吐量、13年連続世界第一)     Jetro ビジネス短信 2023/01/10

中国の港湾運営会社である上海国際港務(SIPG)は11日、2022年の上海港のコンテナ取扱量が4,730TEU20フィートコンテナ換算)を超え、13年連続で世界1位を記録したと発表した。2022年第1四半期(13月)が好調な滑り出しとなり、7月のコンテナ取扱量は430.3TEUと同月における過去最高の取扱量となった。98日と11日には、それぞれ16TEU17TEUに上り、1日の取扱量の新記録を樹立したと発表した。

さらに、上海国際港務は「世界トップのハブ港、スマート・グリーン港湾、安全で強靭(きょうじん)化した港」の実現を今後も促進していくとした。また、上海洋山深水港第4期における自動化コンテナターミナルの効率的かつ安全な運用によるコンテナ取扱量の増加や、上海市のロックダウン時から運用を開始した「電子防疫パス」(注)の導入により、グローバルサプライチェーンの安定化に積極的な貢献をしたことなどの成果を強調した。

港湾および海運に関する世界最古のジャーナルである英国ロイズ・リストが2022818日に発表した「世界のコンテナ港湾取扱量上位100港(Lloyd's List One Hundred Ports2022年版」では、2022年前半の新型コロナウイルスに起因するロックダウン時に、上海港区内で影響を受けた施設の作業効率は通常の2550%低下し、45月の2カ月間で100TEUの取扱量を喪失したと分析した。

同じくロイズ・リストが1222日に発表した「Outlook 2023」における調査結果では、今後2年間で海運市場に影響を与える最も重要なマクロ要因は、インフレの影響(34%)に次いで、中国経済成長の鈍化(33%)があげられており、中国経済の動向、新型コロナへの防疫政策の動向に関心が高まっている。

(注)コンテナ車両の物流回転効率を向上するため、PCR検査結果データ、上海市の健康コード(随申コード)情報と電子引き渡し伝票の情報を統合することにより、輸送ドライバーの携帯端末で使用するプラットフォーム。2022329日から上港集団により正式運用が開始された。(神野可奈子)

 

「商売繁盛、ササ持ってこい」 十日戎にぎわう 大阪・今宮戎神社

「生意興隆、拿福笹(福運竹飾)来」 熱閙的十日戎 大阪・今宮戎神社

                                              朝日新聞社 2023/01/09

大阪市浪速区の今宮戎(えびす)神社で9日、商売繁盛を願う「十日戎(とおかえびす)」が始まり、多くの参拝客が訪れた。11日まで。  

「商売繁盛、ササ持ってこい」のお囃子(はやし)が響く中、福娘たちは参拝客が持つ「福笹(ふくざさ)」に米俵や絵馬など縁起物の飾りを結びつけていた。

福娘の小川櫻(さくら)さんに会いに来たという姉の加藤彩美さん(27)は「家族みんなで妹が福娘になれるよう応援していました。夫の商売繁盛も含め今年は良い年になるよう願っています」と話した。(柴田悠貴)

大阪・今宮戎神社・十日戎豆知識・小知識

© 朝日新聞社 飾りをつけた笹を手渡す福娘=202319日午後441分、大阪市浪速区、

  柴田悠貴撮影

  

北京中日イノベーション協同モデル区、登録事業者が2千社近くに

北京中日創新合作模范区、登記公司近2千家)         新華社 2023/01/09

 【新華社北京19日】中国北京市大興区は6日、中日両国がイノベーションを中心に産業協力を行う「北京中日イノベーション協同モデル区」の登録事業者数が、昨年末時点で1973社になったと発表した。重点プロジェクトの実施件数は269件に上った。

 昨年は、照明器具のニッチトップ企業、遠藤照明の中国法人「恩藤照明設備(北京)」や日本デジタルイノベーションの中国法人「滔厚数字科技(北京)」、中核技術で世界をリードする計測機器メーカー「恵然科技」、東京都の地方銀行「きらぼし銀行」など、国際的なイノベーション企業を誘致。国際科学技術イノベーション協同センターの建設や企業総合関連サービスセンターの運営も始まり、企業の発展を支援する20億元(1元=約19円)の中日イノベーション基金も設立した。

 モデル区は、スマート製造や医薬・健康、デジタル経済などの分野の企業誘致を強化している。対日協力の質的レベル、対外協力の規模と程度を高め、在日代表処や欧州産業センター、米州大西洋産業センターなどの海外チャンネルも開拓した。

 国際企業への知的財産権サービス保障も充実し、中日イノベーション基金の本格運用も開始。国際的なイノベーション企業へは総合コンサルティングや起業相談、技術革新、デジタル活用、人材、資金調達などの専門サービスも提供している。

 モデル区は今後3年で国際的なイノベーション企業100社の誘致、国際的な人材数百人の採用、「小巨人企業」と呼ばれる高い成長力を持つスタートアップ数十社の育成を目標に掲げる。国際的なルールや制度、基準に基づき、より多くの革新的な政策を全国に先駆けて試行する。(記者/羅鑫、陳璞)

© 新華社 2022826日撮影、北京=新華社記者/羅鑫

*北京中日イノベーション協同モデル区のプロモーションホールに設置された展示パネル

  

中国の海外旅行再開 最初にどこへ行く?

中国海外旅行再開 最初去何処?)           人民網日本語版 2023/01/09

中国で出入国に際しての防疫の新政策が実施されたことに伴い、中国から海外へ向かう航空便が小規模なピークを迎えている。

オンライン旅行会社の同程旅行がまとめたデータでは、新政策が実施された初日には、旅行先としてカンボジア、韓国、米国、日本、シンガポールなどが人気を集めた。中国の香港、澳門(マカオ)、台湾など各地区も大陸部の人々の旅行先として人気があり、香港・澳門地区への航空券は海外旅行の予約全体に占める割合が20%に達した。

オンライン旅行会社の携程のデータでは、目下、タイ、シンガポール、マレーシアなどの人気が大幅に上昇している。20221227日以降、大陸部観光客による宿泊日数20日間以上のホテル予約のうち、タイのホテルが44%と半数近くを占めた。

そして「最も気の早い中国人観光客」は、なんと2024年元旦の海外のホテルを予約したという。(編集KS

 

七草がゆ、200食を無料で振る舞う 「七こあるの分からなかった」

七草粥、200份免費大贈送 「不知里面有七種蔬菜」)   朝日新聞社 2023/01/08

 一年の無病息災を願う正月7日の「七草がゆ」を味わってもらおうと、JA高知県は7日、南国市左右山の道の駅「南国風良里(ふらり)」で買い物客らに無料で振る舞った。近くで開催されるバレーボールの大会に出場する小学生も多く立ち寄り、不思議そうな表情で口にする子も多かった。

 JA高知県では2012年から、市内2カ所の直販所で七草がゆの無料配布を続けている。この日は1時間ほど煮込んだ七草がゆと小豆がゆを、それぞれ200人ほどに振る舞った。調理を担った松下恵子さん(76)は「七草がゆで1年の健康と厄払いをしてほしい」と話していた。

 初めて食べたという西村夏季さん(7)は「おいしかったけど、七つの野菜が入っているのは分からなかった」と笑みを見せた。年末年始の休暇を使い、カナダから父・賢昭さん(40)の実家にある高知に帰省しているという。(羽賀和紀)

 七草粥豆知識・小知識

© 朝日新聞社 買い物客に七草がゆを振る舞う松下恵子さん(右)=202317日、

  南国市左右山、羽賀和紀撮影

 

中国で春節の特別輸送「春運」始まる

中国春節特別運輸「春運」開始)                  新華社 2023/01/07

【新華社北京17日】中国は7日、2023年の春節(旧正月)帰省やUターンのための特別輸送態勢「春運」の期間に入った。今年の「春運」は17日から215日までの40日間。

 

「三体」日本語版監修の立原透耶氏「SFを日中間の懸け橋に」

「三体」日本語版監修立原透耶「将SF作為日中橋梁」)    新華社 2023/01/07

 【新華社東京17日】中国のSF小説「三体」シリーズの日本語版を監修・翻訳した立原透耶氏がこのほど、新華社の書面インタビューに応じ、今年は日本でより多くの中国SF作品に関する企画を進め、両国の読者がSFを懸け橋として文化交流と理解を深めることができるよう尽力したいと語った。

 SF作家でもある立原氏は長年、中国のSF小説を翻訳し、日本で紹介することに力を注いできた。昨年12月には「三体」シリーズの日本進出への貢献が評価され、中国SF文学の世界への普及に貢献した人を表彰する第13回中国星雲賞「星橋賞」を日本語版の他の関係者と共に受賞している。

 立原氏は「一介のSFファンがここまで評価されて、ただただ光栄」とし、自らの役割について、日本では中国の、中国では日本の作品を紹介することだと語った。

 「三体」第1部の日本語版は20197月に発売されると、日本に一大ブームを巻き起こし、増刷を続けた。

 立原氏は「三体」が日本市場で成功した理由について、中国の歴史や文化、風物に関するしっかりとした描写と優れたSF設定が評判を呼び、SF小説ファン以外の層にも広がって、社会現象になったことを挙げた。「興味深いのは、それまでSFを読んでいなかった人々が読むようになったこと。特に中華圏とのやりとりがあるビジネスマンたちがたくさん手に取るようになった」と指摘する。

 「三体」以外にも中国のさまざまな作家の作品を監修・翻訳しており、日本の読者に中国のSF小説をより速く全面的に理解してもらいたいと「時のきざはし 現代中華SF傑作選」も編集した。立原氏によると、今年はアンソロジーの第2弾「宇宙の本屋」を予定しているほか、中国のSF作家、韓松(かん・しょう)氏の「紅色海洋」の日本での出版や中国SF作品で中国語を学ぶ企画も進めている。「短編集とアンソロジーもどんどん出していきたい」という。

 21年には「中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績」に対して、第41回日本SF大賞特別賞が贈られた。「三体」の著者、劉慈欣(りゅう・じきん)氏から「立原透耶さんは中国文化と中国SFに対する自らの広く深い理解で、中日SF文学の間に橋を懸けた」との祝賀メッセージが寄せられている。

 立原氏は大阪生まれ。小学生の頃に「水滸伝」を読んだのが、中国の小説にはまるきっかけとなった。大学時代には金庸(きん・よう)や古龍(ク・ルン)の武侠小説に夢中になり、他に面白い本はないかと探すうちに中国のSFに出会ったという。中国SF作品の魅力は、日本よりも繊細で示唆に富んでおり、哲学的な要素も歴史的な要素も深いところだと語った。

 日中両国のSFファンに対する印象については、中国のファンは若者が多く、勢いがあると指摘。共通点はSFへの愛情、相違点は国際性だとし「日本はまだ中国のような国際性を身に付けていない。とても羨ましい」と話した。

 第81回世界SF大会が今年、四川省成都市で開かれる。立原氏は参加を楽しみにしており、本の共同出版や互いの往来を増やすことで両国間の文化理解を促進したいと考えている。(記者/程静、岳晨星)

©新華社

 

金閣寺 参拝料値上げへ 1993年以来 高校生以上400→500

日本金閣寺参観票価上漲 1993年以来 高中生以上400日元→500日元

                                                   NHK 2023/01/06

日本を代表する、あの観光スポットで、30年前の1993年以来となる参拝料の値上げです。

京都にある世界遺産の金閣寺は、新型コロナや物価高騰の影響で参拝者が減少する一方、維持管理費がかさんでいるとして、ことし4月から高校生以上の参拝料を100円値上げすると発表しました。

京都市北区の金閣寺は、これまで400円としてきた高校生以上の参拝料を、ことし41日から100円値上げし、500円にすると発表しました。

一方、小中学生の参拝料は300円のまま据え置き、小学生未満は引き続き無料とするということです。

値上げの理由について、金閣寺は、新型コロナの感染拡大で参拝者が減る一方、物価高騰などの影響で、庭や建物の維持管理や防犯や防災にかかる費用がかさんできているためとしています。

金閣寺の担当者は「値上げは苦渋の判断ですが、より魅力的な寺づくりを目指すため、ご理解いただきたい」としています。

金閣寺が参拝料を値上げするのは、30年前の1993年以来だということです。

©NHK

 

無形文化遺産のウサギで迎える新年 河北省

遺玉兎迎新年 河北省)                 人民網日本語版 2023/01/05

旧暦12月となり、河北省承徳市豊寧満族自治県の「布糊画」の職人は、春節(旧正月、2023年は122日)を迎えるため、今年の干支であるウサギをテーマとした布糊画を制作した。国家級無形文化遺産である布糊画は、絹などの生地を使い、満族の伝統工芸である「補花(アップリケ刺繍)」をベースに、絵画、浮彫、堆繍(ミャオ族の刺繍) 、紙切り、額装、布貼画といった伝統工芸のエッセンスを取り入れて一体化し、浮き彫りの立体感を表現している。新華網が報じた。(編集KM

©新華社 河北省承徳市豊寧満族自治県の無形文化遺産「布糊画」雇用アトリエで、

 (14日撮影・王立群) 左から右

*兎年をテーマにした布糊画を制作する職人

*職人が兎年をテーマにした布糊画を制作する様子

*布糊画の制作技法を紹介する、伝承者の郝如香さん

*兎年をテーマにした布糊画を制作する職人

 

中国20221-11月の自動車輸出額 上位10ヶ国の累計675億ドル

中国20221-11月汽車出口額 上位10個国家累計675億美元

                                           人民網日本語版 2023/01/05

中国自動車工業協会が4日に発表したところによると、20221-11月に、中国の自動車製品輸出額は、輸出額上位10ヶ国の累計が6749千万ドル(1ドルは約132.6円)に達したという。中国新聞社が伝えた。

同協会がまとめた中国税関総署の関連データによれば、同期の中国の自動車製品輸出額上位10ヶ国は上から順に、米国、メキシコ、ロシア、英国、ベルギー、

日本、ドイツ、韓国、オーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)だった。

同協会は、「前年同期に比べ、米日独への自動車輸出額の増加率がやや低下し、その他の国への輸出額は急増傾向を示し、中でもUAEへの増加率が特に高かった」としている。(編集KS

  

中国で求人の賃金が高い都市と業界は?

中国招工工資高的城市和行業是?)                       人民網日本語版 2023/01/05

 求人サイトの智聯招聘がこのほど発表した「中国企業求人の賃金報告」によると、2022年第4四半期(10-12月)、モニタリング対象とする全国の中核都市38都市のうち、北京、上海、深セン、広州、杭州の求人の賃金水準が引き続き上位を占めた。中新経緯が伝えた。

北京の求人の賃金(月収ベース、以下同じ)は13930元(1元は約19.2円)で全国トップ、上海は13832元で2位となり、深センは13086元で3位、杭州は11963元で4位、広州は11710元で5位だった。これら5都市はいずれもトップ5をキープした。また、長江ベルト地域の蘇州、南京、寧波、無錫、合肥、珠江デルタ地域の珠海、東莞、仏山、さらに厦門(アモイ)、武漢、成都、重慶、長沙などの都市の賃金が高かった。東北地域の都市の賃金は全体として低めで、たとえば哈爾浜(ハルビン)は7408元、瀋陽は7614元、長春は7645元と、求人の賃金の競争力は低かった。

同報告書の分析によると、20-22年には、38都市における求人賃金の四半期ごとの前年同期比上昇率は平均6.6%となった。都市別では蘇州がトップに立ち、過去約3年間の平均上昇率は9.2%だった。2位は上海の9.1%、3位は南京の8.6%、4-7位には無錫(8%)、合肥(7.5%)、寧波(7.4%)、杭州(7.1%)が並び、以上の7都市は38都市の平均を上回った。

この3年間、長江デルタ地域の経済は高い活力を示し、求人の賃金水準は上昇を続けた。また深セン、広州、東莞などの珠江デルタ地域の都市および西安、長沙、成都、北京の求人の賃金上昇率も38都市の平均を上回った。

業界別に見ると、22年第4四半期においても、金融、情報技術(IT)・インターネットの求人の賃金が引き続き高かった。

金融業は以前から賃金の高い業界で、具体的な分野ではファンド・証券・先物取引・投資がトップに立ち、求人の平均賃金は13583元だった。銀行は12010元、保険は11523元で、求人の賃金水準が相対的に高かった。ハイテク業界は知識と技術が集約し、研究開発者の占める割合が高いことから、業界全体で賃金が高く、待遇がよい。具体的な分野を見ると、電子技術・半導体・集積回路(12276元)、ITサービス(12042元)、コンピューターソフトウェア(11940元)、コンピューターハードウェア(11392元)、通信・電信・ネットワーク設備(11339元)などの求人賃金が高く、航空・宇宙研究製造、医薬品・バイオテクノロジー、機器・計器、インダストリアルオートメーションなども求人の賃金水準が高かった。

その一方で、ホテル・外食、旅行などの業界は賃金水準が相対的に低く、求人の賃金は7562元と8028元で、賃金面の待遇がいいとは言えない。不動産管理・商業センターの求人の賃金も7178元で、競争力は低いものとなっている。(編集KS

 

旧暦では122日から384日間が1年に 「立春」が2度ある「双春年」

陰暦122日起384天的1年中 「立春」2次的「双春年」

                                           人民網日本語版 2023/01/05

 2022年が終わり、2023年をすでに迎えている。天文専門家によると、2023年の干支は「癸卯(みずのと・う)」で、閏2月が挿入されるため、旧暦では1年が122日から202429日までの384日となる。また、1年の間に「立春」が2度あり、「双春年」ともなる。

 旧暦にある閏月とは?

専門家によると、西暦では4年に1度閏年があり、通常、4で割り切れる年は閏年となって、2月が29日となる。その他の年は「平年」と呼ばれ、2月は28日となる。

一方の旧暦は月の満ち欠けを基準にしており、「朔望月(新月から次の新月まで)」を1ヶ月としており、その長さは約29.53日で、1年は354日か355日と、西暦の365日または366日と比べると11日短い。

旧暦の1年の長さと西暦の1年の長さを近づけるために、昔の人は「閏月」を入れるという方法を採用した。閏月は19年に7回挿入される。閏月が挿入される年は、13ヶ月あることになり、長さは384日か385日になり「閏年」とも呼ばれる。そうすることで、旧暦の19年と、西暦の19年はほぼ同じ長さとなる。

 閏月をどの月にするかはどうやって決める?

どの月を「閏月」とするかは、二十四節気の「中気」と関係がある。二十四節気は12の節気と12の中気で構成され、奇数番目が「節気(立春、啓蟄、清明、立夏、芒種、小暑、立秋、白露、寒露、立冬、大雪、小寒)」、偶数番目が「中気(雨水、春分、谷雨、小満、夏至、大暑、処暑、秋分、霜降、小雪、冬至、大寒)」と呼ばれて、交互に配置されている。閏月の挿入の仕方を見ると、中気が本来割り当てられた月のうちに含まれなくなった時、その月が前の月の閏月とされる。例えば、旧暦の癸卯の「閏二月」には中気が含まれず、その前月の二月の「閏二月」となる。

旧暦の癸卯は日数が多いため、春の始まる「立春」が2度あり、「双春年」と呼ばれている。統計によると、旧暦の19年のうち7年が「双春年」となる一方、7年は「立春」のない「無春年」。残りの5年は、「立春」が1回の「単春年」となる。(編集KN

  

5日に二十四節気の23番目「小寒」到来

5日二十四節気的第23的「小寒」到来)          人民網日本語版 2023/01/05

 今月5日午後115分、二十四節気の23番目で、最後から2番目となる節気「小寒」を迎える。「小」という文字を見ると、寒さが少し和らぐように感じるかもしれないものの、実際には1年で最も寒い季節が到来したことを意味している。この時期になると、中国の大部分で厳しい寒さになり、河川や大地が凍結する。

「小寒」の頃になると、ロウバイもほころび始め、寒さの厳しい冬に甘い香りを放って活力を与えてくれる。臘月(旧暦の12)に入ると、中国では春節(旧正月、2023年は122)ムードが高まり、人々は春聯(春節に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙)や窓花(窓飾りの切り絵)を作って春節を迎える準備を始め、日に日に活気にあふれるようになる。

今年は寒くない「小寒」「小寒」を迎え、中国では弱い寒気が北方エリアの一部の地域に影響を与えているものの、気温上昇の勢いを阻むほどではない。7日から8日にかけて、中国の大部分では気温が最近ではもっとも高くなり、長江の中・下流といった地域では最高気温が約20度まで上がって、春分の頃のようなぽかぽか陽気になると予想されている。

今年は、元旦前後に寒さが和らぎ、暖かくなっている理由について、中国天気網の気象分析師・張娟氏は、「温暖化が進んでいるのを背景に、近年は冬になると、気温の上昇と下降の波が非常に大きくなるというのが常態化している。昨年12月は寒気の影響を何度も受け、中国中・東部エリアの気温が例年よりも低くなったものの、新年を迎えてからは寒気が弱まり、気温が上昇した。今後1週間を見ると、6日前後、8日前後には弱い寒気の影響を受けるものの、気温上昇の流れを止めることはできないだろう」と説明している。(編集KN

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岸田内閣総理大臣 令和5年 年頭所感

岸田内閣総理大臣 令和5年 年初所感)            首相官邸 2023/1/01

 新年明けましておめでとうございます。内閣総理大臣の岸田文雄です。

 昨年は、新型コロナ・オミクロン株の大流行、ロシアによるウクライナ侵略、エネルギー危機や急速に進展する円安による物価高、さらには、安倍元総理の銃撃事件。歴史を画するような出来事が次々と起こる、正に、激動の一年となりました。

 なぜ、こうした出来事が続いているのか。それは、今、私たちの世界が、経済も国際秩序も、歴史的な分岐点を迎えているからだと考えています。

 この時代の大きな転換期にあって、その場に立ちすくむのではなく、皆の努力で、我々自らを変えることで、新しい時代にふさわしい日本を創り上げ、この困難な時代を乗り越えていく決意です。

 そのために、戦後日本が直面し、積み残してきた多くの難しい問題、「先送りできない問題」に、正面から立ち向かい、一つ一つ答えを出していく。これからも、この覚悟で、政権運営に取り組んでまいります。

 私が進めてきた新しい資本主義は、持続可能で包摂的な、新たな経済モデルを作りあげるための挑戦です。社会課題を成長のエンジンへと転換し、社会課題の解決と経済成長を同時に実現していきます。

 今年も、グリーン、デジタル、スタートアップ、イノベーションなどの分野に、官民が連携して、我が国の人とカネを大きく集中させ、大胆な投資と改革を進めてまいります。

 世界に目を向ければ、ロシアによるウクライナ侵略はもとより、核兵器を巡る脅威の高まり、国際社会の分断など、私たちは今、戦後最も厳しいとも言える安全保障環境に直面しています。

 そうした中、日本は今年、G7の議長国として、広島サミットを主催し、また、国連安保理非常任理事国を務めます。力による一方的な現状変更や核による脅しを断固として拒否するといった我々の強い意思を、歴史に残る重みをもって示していきたいと思います。

 昨年決定した国家安全保障戦略も踏まえ、我が国自身の外交的努力を更に強化し、さらには、その裏付けとなる防衛力の強化などにも全力で取り組みます。国家・国民を守り抜くとの総理大臣としての使命を、断固として果たしてまいります。

 そして、本年は、全世代型社会保障改革に取り組みます。少子化対策、あるいは、こども政策。これは、社会全体を維持できるかどうか、という大きな課題であり、我が国が、先送りできない問題であり、しっかりと向き合わなければいけないと考えています。

 昨年一年で、コロナを克服し、日本経済の力強い再生を成し遂げ、新たな国際秩序をしっかりと創っていくための布石を打ってきました。防衛力強化、新しい資本主義、GX(グリーン・トランスフォーメーション)、新時代リアリズム外交等、昨年用意した様々な布石を、実際に稼働させる、動かしていく。それが、本年の位置付けであると思っています。

 歴史上、日本は何度も国難とも呼ぶべき大きな困難に直面してきましたが、その都度、国民が一致団結し、自らの国を変化させることで、あらゆるピンチを乗り越えてきました。

 今、我が国が直面する困難も皆が力を合わせることで必ず乗り越えられると確信しています。共に、日本の明るい未来を切り拓(ひら)き、心豊かな日本を未来に引き継ごうではありませんか。

 最後に、今年が皆様にとって幸多き一年となりますことを心より祈念申し上げ、新年の御挨拶といたします。

 本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

令和5年1月1日

内閣総理大臣 岸田文雄

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習近平国家主席が2023年新年の挨拶を発表

習近平国家主席発表2023年新年致辞)          人民網日本語版 2023/1/01

習近平国家主席は31日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)とインターネットを通して、2023年に向けた新年の挨拶を発表しました。全文は次のとおりです。

皆さん、こんにちは。

2023年を迎えるに際して、北京から皆さまに新年の祝福をお送りしたいと思います。

2022年、私たちは中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)を成功裏に開催し、社会主義現代化国家の全面的な建設に向かい、中国式現代化によって中華民族の偉大な復興を推し進めるという壮大なプランを打ち立て、新しい道のりを勢いよく前進するための時代の号令を掛けました。

中国は引き続き、世界で2番目に大きい経済体の地位をキープしています。中国経済は穏やかに発展しており、年間の国内総生産(GDP)が120兆元(約2281兆円)を超える見込みです。世界的な食糧危機に直面する中でも、中国の食糧生産は19年連続して豊作を実現し、中国人の食糧需要はより満たされるようになりました。私たちは貧困脱却の成果を一層固め、農村部の振興戦略を全面的に推し進め、減税や費用削減など一連の措置を通して企業が直面する困難を解消し、人民大衆を悩ませる問題の解決に力を入れてきました。

感染症の拡大以来、私たちは終始一貫して「人民至上」「生命至上」の理念を貫き、科学的かつ的確な感染対策を堅持し、状況の変化に応じて感染対策を調整し、人民の生命の安全と健康を最大限に守ってきました。医療関係者をはじめとする多くの幹部や大衆、社会の末端組織のスタッフたちは艱難辛苦を顧みず、果敢に持ち場をしっかりと守り、きわめて苦しい状態にあっても努力を続けることで、未曾有の困難と試練を乗り越えました。皆さん、本当にお疲れさまでした。現在、感染対策は新たな段階に入り、依然として正念場が続くこの時期に、誰もが堅忍不抜の意志で臨んでいます。まもなく光は見えるでしょう。皆さん、もう少しだけ頑張ってください。団結しやり抜くことで、初めて勝利は収められるのです。

2022年に江沢民氏がこの世を去りました。私たちは彼の偉大な功績と崇高なる風格を深く追想するとともに、彼が残してくれた貴重な精神的財産を大切にしていきます。私たちは彼の遺志を引き継ぎ、新時代の中国の特色ある社会主義事業を絶えず推進していかなければなりません。

歴史の流れは壮大なものです。代々の人々による奮闘のリレーによって、今日の中国が作り上げられてきました。

今日の中国は、夢を次から次へと叶える中国です。北京冬季五輪・パラリンピックが成功裏に開催され、ウインタースポーツの選手たちは競技場で活躍し、素晴らしい成績を収めました。有人宇宙船「神舟13号」「神舟14号」「神舟15号」の打ち上げが立て続けに成功し、中国の宇宙ステーションが全面的に完成したことで、私たちは宇宙を飛ぶ家を持つようになりました。人民軍隊は95歳の誕生日を迎え、大勢の将兵たちが強軍の偉業に向けての道のりを勢いよく邁進しています。3隻目の空母「福建号」の進水、国産大型旅客機C919の初号機の引渡し、白鶴灘水力発電所の全面的な操業開始、これら全ては無数の人々の懸命な努力と汗水の結晶です。いくつもの小さな火が集まって、大きな炎へと変わる、これこそが中国の力です。

今日の中国は、生命力と活力に満ちる中国です。各自由貿易試験区と海南自由貿易港は盛んに発展し、沿海地域はイノベーションに積極的に挑み、中西部地域は発展を加速させ、東北地域は十分な振興の勢いをつけ、辺境地域も地元の活性化と人々の生活向上に取り組んでいます。中国経済は粘り強く、ポテンシャルが大きく、活力に富むものであり、長期的な見通しが良いという基盤は依然として変わっていません。自信を固めて穏やかに前進することを堅持さえすれば、必ずや私たちの既定の目標は達成できるでしょう。今年、私は香港を訪れた際に、管理から振興に向かっている現地の様子を目の当たりにして、非常にうれしく思いました。「一国二制度」を揺るぎなく実行していけば、香港と澳門は必ず長期的な繁栄と安定を保っていけます。

今日の中国は、民族の精神を受け継ぐ中国です。この一年間に発生した地震、洪水、干ばつ、山火事などの自然災害と安全上の事故は人々の憂慮を招き、人々を悲しませました。しかし、正義のために自己を犠牲にしたり、助け合ったりする数々の場面はまた、人々に大きな感動を与え、一つ一つの英雄的な事績も人々の心に永遠に刻み込まれています。年の瀬と新年を迎えるたびに、千年にわたり受け継がれるこうした中華民族の浩然たる気風が思い出され、さらに前進していくための自信を後押ししてくれます。

今日の中国は、世界と緊密につながる中国です。この一年間、私は北京で多くの旧友と新しい友を迎え、国を出て中国の主張を述べました。百年に一度といえる変局が急速に進んでおり、世界の不安定さが際立つ中、私たちは終始一貫して平和的発展を大切にし、友人と仲間を大事にしています。断固として歴史上の正しい側、進歩的な人類文明の側に立ち、人類の平和と発展の事業に中国の知恵とプランで貢献することに取り組んでいきます。

20回党大会の開催後、私は同僚たちと共に延安に赴き、党中央が大きな困難に打ち勝ってきた延安での輝かしい歳月を偲び、一世代上の共産党人の精神の力を感じ取りました。私はいつも、艱難辛苦を経てこそ、ようやく成功を収められると話しています。中国共産党は百年もの歴史において、風雨を恐れず茨の道を切り開いてきました。辛酸をなめつくしたその道のりは、なんと偉大なことでしょう。私たちは果敢に邁進し、懸命に努力して、明日の中国をより美しいものにしなければなりません。明日の中国は、奮闘を通して奇跡を作り上げます。詩人・蘇軾の「犯其至難爾図其至遠」という言葉があります。その意味は、最も難しいところに向かって堅塁攻略を行い、最も遠大な目標を追求しなければならないというものです。たとえ道のりが遠くとも、歩いていけば必ずゴールに辿り着けます。いかに物事が難しくとも、貫けば必ずやり遂げられます。「愚公山を移す」の志を持ち、「雨垂れ石をうがつ」の根気さえあれば、地道に努力を続け、一歩一歩を重ねていくうちに、遠大な目標も美しい現実に変えられるのです。

明日の中国は、団結によって力を生み出します。中国はあまりにも広く、人々はそれぞれの望みを抱えています。物事に対する見方が異なるのも当然のことです。ですから、意思疎通によって共通認識を凝集させなければなりません。14億余りの中国人は、心と力を一つにして、同じ舟で助け合い、一致団結することで、あらゆる目標をやり遂げ、あらゆる困難を乗り越えられるのです。そして、海峡両岸は親しい家族です。両岸の同胞たちが向き合い、歩み寄り、手を携えて前進して、共に中華民族の末永い幸福を作り上げることを、私は心から望んでいます。

明日の中国は、青年に希望を託します。青年の成長によってこそ、国家は繁栄します。中国の発展は青年たちの努力にかかっています。若さは活気に満ち、青春は希望を育むのです。全ての青年たちが、愛国の念を深く抱き、進取の品格を養い、奮闘の姿をもって、麗しい青春時代を過ごすべきです。

今この時、多くの人々はまだ忙しく働いています。皆さん、お疲れさまです! まもなく新年の鐘が鳴り響きます。共に美しい未来への憧れを抱きながら、2023年最初の日の出を迎えようではありませんか。ここに祖国の繁栄と安定、人民の安泰を祝福するとともに、世界の平和と幸福を祈念します。2023年が素晴らしい年になりますように、そして、皆さんの願いが叶いますように。ありがとうございました。

中国国際放送局(CRI)より 202311

お問合わせ: ここ bunka@jpjccb.com(日中両方可)

2023年

1月

31日

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